当社の当事業年度末の経営成績は、売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症にかかわる行動制限が緩和され徐々に回復の兆しが見られ、ご来店いただいたお客様にご満足いただける店舗創りを第一としてサービス力の向上等に努めた結果、直営店舗の売上高が前年比182.8%で着地したこと、加えて、当社グループ加盟店のロイヤリティ等収入が1億50百万円増加、そして、加盟店への食材・酒類等販売売上高が3億75百万円増加したこと等により、46億14百万円となり、前事業年度と比較して75.6%の増収で着地しました。営業利益及び経常利益につきましては、原材料の高騰や人手不足による人件費の上昇等により販売費及び一般管理費が前事業年度と比して14.5%増加したことから、営業損失3億88百万円、経常損失3億71百万円となりました。当期純損失につきましては、投資回収力の低下に伴う減損損失を含む特別損失2億64百万円を計上したことにより、当期純損失5億90百万円となりました。
資産合計につきましては、前事業年度末と比して3億82百万円減少し、36億48百万円となりました。また、負債合計につきましては、前事業年度末と比して2億5百万円増加し、35億86百万円となりました。当社の資産のうち、主なものは、現金及び預金23億19百万円、売掛金3億8百万円、有形固定資産3億85百万円、差入保証金3億21百万円となっております。また、負債のうち、主なものは、短期借入金(1年以内返済予定の長期借入金含む)18億40百万円、未払金2億47百万円、長期預り保証金2億89百万円、長期借入金3億85百万円となっております。当事業年度末の資産が減少している主な要因は、未収入金が減少していることによります。また負債の金額が増加している主な原因は、買掛金が増加していることによります。純資産につきましては、前事業年度末と比して5億87百万円減少し、62百万円となりました。この主な要因は、当期純損失5億90百万円を計上したことから利益剰余金が5億90百万円減少したことによります。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりです。
2023/06/26 14:49