そのような中、当社グループでは、新たに「平成29年3月期計画」を策定し、経営基盤の強化に取り組んでおります。車検を基軸とした収益構造への変換を行うことで収益性の向上を目指し、また多様化する顧客ニーズに応えることができるように、お客様の「不の解消」を社員ひとりひとりが考え行動することで、更なる顧客満足度の向上に努めております。
当第1四半期連結累計期間におきましては、板金事業にて受け入れ態勢の拡大を図ったことにより、前年同四半期を大きく上回り堅調に推移いたしました。タイヤ事業につきましては、前年度の暖冬の影響で夏用タイヤへの履き替え需要が減少し、売上高が前年同四半期を割り込む形となりましたが、仕入コスト等の見直しによる収益構造の改善を図ることで、売上総利益額では前年同四半期を上回る実績となりました。その他の事業につきましては、新車販売台数の低迷等を受け、前年実績を下回る結果となりました。販売費及び一般管理費では、人員効率の向上と固定費の圧縮を行い、前年同四半期比8.2%改善いたしました。
以上の結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間における売上高は1,620百万円(前年同四半期比5.1%減)、営業損失は21百万円(前年同四半期は営業損失61百万円)、経常損失は14百万円(前年同四半期は経常損失50百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は14百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失43百万円)となりました。
2016/08/12 15:18