訂正臨時報告書

【提出】
2017/04/25 16:26
【資料】
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提出理由

平成29年2月16日に発生しました当社物流センター「ASKUL Logi PARK首都圏」の火災により、重要な災害が発生しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項および企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第5号の規定に基づき臨時報告書を提出するものであります。

重要な災害の発生

提出会社に係る重要な災害
(1)重要な災害の発生年月日
平成29年2月16日(平成29年2月28日に鎮火)
(2)重要な災害が発生した場所
当社物流センター ASKUL Logi PARK首都圏 (埼玉県入間郡三芳町)
(3)重要な災害により被害を受けた資産の種類および帳簿価額ならびにそれに対し支払われた保険金額
①資産の種類及び帳簿価額
有形固定資産(土地、リース資産を除く)9,566百万円
ソフトウエア60百万円
たな卸資産2,517百万円
合計12,144百万円

上記以外に、土地4,726百万円およびリース資産2,046百万円が固定資産として計上されております。
有形固定資産、ソフトウエア、土地、リース資産については平成29年1月20日現在の帳簿価額、たな卸資産については火災発生直前の帳簿価額を記載しております。
②上記に対して支払われた保険金額
当該火災により焼失・毀損した固定資産に対する保険金2,500百万円およびこれらに付帯する保険金255百万円、合計2,755百万円の支払通知書を保険会社から受領しております。
なお、たな卸資産に対しては、下記表中の保険を付保しておりますが、現時点では保険金の受取額は未定であります。
保険の種類保険の対象保険の支払限度額
運送保険製造、販売する商品、製品等一式2,111百万円

(注)リース資産についてはリース会社が付保しておりますが、詳細については確認出来ておりません。
(4)当該重要な災害による被害が当該提出会社の事業に及ぼす影響
「ASKUL Logi PARK 首都圏」は、BtoC事業「LOHACO(ロハコ)」の東日本エリアの出荷物流センターであったことから、「LOHACO」の出荷量は大幅に減少しております。BtoB事業については、火災発生後に物流の混乱が生じたものの影響は限定的であります。
火災事故の影響によりお客様にご迷惑、ご不便をお掛けしており、これを早期に解消するため、各物流センターの出荷対象エリアの見直しや24時間稼働等による既存物流センターの活用、「ASKUL Logi PARK 首都圏」の代替センターの賃借により「LOHACO」の出荷量最大化に努めてまいります。一日も早く、火災事故前の出荷能力を確保するとともに、さらなる成長を目指してまいりますが、本来の生産性まで回復するための期間については、追加の費用を見込んでおります。
なお、平成29年5月期第3四半期において、火災損失として10,145百万円を特別損失に計上しておりますが、受取額の確定した保険金2,755百万円については、平成29年5月期において特別利益に計上予定であり、未確定のたな卸資産等に対する保険金についても金額が確定次第特別利益に計上予定であります。