このような環境のもと、当第3四半期連結累計期間における当社グループにおきましては、「ブランド価値の確立」に向けて、基幹ブランドへの継続投資に加え、主力商品である“Wish upon a star”の販促施策を通じた認知度の向上に取り組んでまいりました。さらに、台湾事業を中核とする現在の海外戦略・アジア戦略の一角として、インバウンド需要への対応についても進めております。
店舗展開におきましては、3月に伊勢丹新宿店において新ブランド「フェスタリア サンクチュアリ」の立ち上げによる売場面積の大幅拡大を皮切りに、4月にはルクアイーレ店(大阪府)、岩田屋本店(福岡県)の2店舗を同ブランドで新規出店しました。加えて、アミュプラザおおいた店(大分県)、なんばパークス店(大阪府)、イオンモール沖縄ライカム店(沖縄県)の3店舗をそれぞれ新規出店し、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は海外7店舗を含め94店舗となりました。これらの取り組みにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比109.1%となりました。特に“Wish upon a star”の売上が前年同期比186.4%と好調に推移し、厳しい消費環境の中でも、増収に寄与しました。
利益面につきましては、売上総利益は前年同期比108.0%と増加したものの、円安に伴う原材料価格の高騰に加え、苦戦の続く地方店舗を中心としたセール施策の拡大が全体の粗利率を押し下げたため、売上高の伸び率を下回る結果となりました。さらに、新規出店や店舗改装に伴う設備投資の拡大に加え、首都圏を中心に昨年放映したTVCMや世界的ファッションディレクター「ニコラ・フォルミケッティ氏」とのコラボレーション企画をはじめとしたプロモーション費用の投下が影響し、販売費及び一般管理費が前年同期比115.7%と大きく増加したため、営業損益はマイナスとなりました。しかしながら、当第3四半期連結会計期間(平成27年3月1日~平成27年5月31日)におきましては、昨年の消費税増税に伴う駆け込み特需のような例外を除くと当第2四半期までの継続的なプロモーション施策等の効果により認知度の向上や有力百貨店の増床が実現し、約10年ぶりに営業損益がプラスに転じるなど収益が大きく改善しました。
2015/07/10 12:08