このような環境のもと、当第3四半期連結累計期間における当社グループにおきましては、新中期5ヵ年計画の初年度として「競争優位性を進化させる」、「環境変化にイノベーションで対応する」、「ベースを固め経営基盤を強化する」の3つの基本方針を事業の中核と位置付け、当期施策にグループを挙げて取り組んでまいりました。具体的には、主力商品である“Wish upon a star”を基軸としたプロモーション活動やコラボレーション企画の実施、グループマネジメント機能の強化によるマーケティング・開発・製造・販売の一体化、インバウンド事業やEコマース事業などの新規チャネル・新規ドメインに向けたインフラ投資、人材の採用・育成の推進強化、店舗網のスクラップ&ビルドや業態転換の積極化等の取り組みを進めてまいりました。
これらの取り組みにより、当第3四半期連結累計期間のグループ全体の売上高は前年同期比0.7%増、国内既存店売上高は1.5%増となりました。年明け以降、円高・株安の流れを受けて宝飾品等の高額消費が低迷したことに加え、4月に発生した熊本地震の影響により熊本県内の「イオンモール熊本店」及び「ゆめタウン光の森店」の2店舗が閉鎖(ゆめタウン光の森店は5月15日に営業再開済)を余儀なくされ、更には当社国内売上高で大きなシェアを占める九州全域まで消費マインドの冷え込みが波及したことで、九州地区の既存店売上高が4月~5月で前年同期比13.0%減と大幅に減少するなど、厳しい事業環境となりました。そのなかでも、“Wish upon a star”の売上高が前年同期比24.0%増と好調に推移したことが下支えとなり、増収を確保しました。
売上総利益は、前年同期比3.5%増となりました。“Wish upon a star”を中心としたベトナム工場製品の売上高構成比が49.0%まで拡大するなど、高付加価値商品の売上が大きく増加したことで売上総利益率が1.8ポイント上昇したことが主な増加要因となりました。
2016/07/14 10:48