有価証券報告書-第57期(令和1年5月1日-令和2年4月30日)

【提出】
2020/07/31 10:00
【資料】
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【項目】
155項目
(3) 【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
監査等委員会は、常勤の監査等委員1名及び非常勤社外監査等委員2名の3名で構成されており、そのうち監査等委員である取締役小棹ふみ子氏は、税理士としての資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
すべての監査等委員は取締役会に出席して取締役の業務執行を監督するほか、会計監査人とは会社法及び金融商品取引法に基づく法定監査の結果報告に加え、必要な都度情報交換、意見交換を行うなど連携しております。また内部監査室についても適宜情報交換を行うなど緊密に連携することにより監査の充実を図っております。
当事業年度において当社は監査等委員会を6回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。
氏 名開催回数出席回数
稲永 昌也6回6回
谷口 五月6回6回
齊藤 和子(注)16回6回
小棹 ふみ子(注)2

(注)1.齊藤和子氏は2020年7月30日開催の定時株主総会終結の時をもって退任しております。
(注)2.小棹ふみ子氏は2020年7月30日開催の定時株主総会において新たに選任され就任しております。
監査等委員会における主な検討事項として、監査方針や監査計画の策定、監査報告書の作成、会計監査人の評価及び再任・不再任、報酬等に関する同意、取締役の選任等、報酬等に対する意見決定等の検討を行っております。
また、常勤の監査等委員は取締役会に出席するほかその他の重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧などにより経営全般にわたる状況把握に努め、他の監査等委員との情報共有及び意思疎通を図っております。
② 内部監査の状況
監査等委員会の直轄組織として内部監査室を設置し、各部署及び子会社の所管業務が法令・定款、社内諸規程及び諸取扱要領に従い、適正かつ有効に運用されているか否かを監査しております。監査結果は、監査等委員会に報告するほか適宜情報交換を行うなど緊密な連携を図っております。
③ 会計監査の状況
イ. 業務を執行した公認会計士の氏名、所属する監査法人名、提出会社の財務書類について連続して監査関連業務
を行なっている場合における監査年数監査法人の名称
業務を執行した公認会計士所属する監査法人継続監査年数
指定社員
業務執行社員
加賀美 弘明監査法人A&Aパートナーズ1年
指定社員
業務執行社員
村田 征仁監査法人A&Aパートナーズ1年

ロ. 監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 12名
その他 4名
ハ. 監査法人の選定方針と理由
監査法人A&Aパートナーズを会計監査人とし選定した理由は、会計監査人としての品質管理体制、独立性および専門性の有無、当社が展開する事業分野への理解度等を総合的に勘案し、検討した結果、適任と判断したためであります。
また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目等に該当したと判断した場合には、監査等委員会は会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出いたします。
ニ. 監査等委員会による監査法人の評価
監査等委員会は、監査法人に対して評価を行っております。その内容は、評価基準を策定し、年間の活動を通じた会計監査人の監査の方法と結果の相当性判断の過程で得られた情報を元に実施し、当事業年度においては、監査の体制は独立性と専門性を備え、会計監査人としての職務を適切に遂行できているものと評価しております。
ホ. 監査法人の異動
当社の監査法人は次のとおり異動しております。
第56期(自 2018年5月1日 至 2019年4月30日)(連結・個別) 有限責任監査法人トーマツ
第57期(自 2019年5月1日 至 2020年4月30日)(連結・個別) 監査法人A&Aパートナーズ
なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。
①異動に係る監査公認会計士等の氏名又は名称
・選任する監査公認会計士等の名称 監査法人A&Aパートナーズ
・退任する監査公認会計士等の名称 有限責任監査法人トーマツ
②異動の年月日 2019年7月30日(定時株主総会開催日)
③退任する監査公認会計士等が直近において監査公認会計士等となった年月日 2005年7月27日
④退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等に関する事項
該当事項はありません。
⑤異動の決定又は異動に至った理由及び経緯
当社の会計監査人であります有限責任監査法人トーマツは、2019年7月30日開催の定時株主総会終結の時をもって任期満了により退任されます。これに伴い、新たに会計監査人の選任をお願いするものであります。
なお、本議案に関しましては、監査等委員会の決定に基づいております。
監査等委員会が監査法人A&Aパートナーズを会計監査人の候補者とした理由は、現会計監査人の監査継続年数を考慮し、新たな視点での監査が必要な時期であること、会計監査人に必要とされる専門性、品質管理体制及び当社の事業活動に対する理解に基づき監査する体制を有していることなどを総合的に検討した結果、当社の会計監査人として選任することが適当であると判断したためであります。
⑥上記の理由及び経緯に対する監査報告書等の記載事項に係る異動監査公認会計士等の意見
特段の意見はない旨の回答を得ております。
④ 監査報酬の内容等
イ. 監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬 (千円)
非監査業務に
基づく報酬 (千円)
監査証明業務に
基づく報酬 (千円)
非監査業務に
基づく報酬 (千円)
提出会社26,000-25,000-
連結子会社----
26,000-25,000-

ロ. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(イ.を除く)
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬 (千円)
非監査業務に
基づく報酬 (千円)
監査証明業務に
基づく報酬 (千円)
非監査業務に
基づく報酬 (千円)
提出会社-3,480--
連結子会社-480--
-3,960--

当社及び連結子会社における監査公認会計士等と同一のネットワークに対する非監査業務の内容は、税務にかかわる支援業務であります。
ハ. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
ニ. 監査報酬の決定方針
監査日数等を勘案したうえで決定しております。
ホ.監査等委員会が会計監査人報酬等に同意した理由
会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算定根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、監査報酬等の額について同意の判断をいたしました。