有価証券報告書-第40期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/30 9:16
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有報資料

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀の経済対策により、企業収益や雇用環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移しました。一方で、新興国の景気減速、英国のEU離脱問題および米国の政策方針による影響が懸念され、景気の先行きに不透明感が増しております。
当社グループが属する小売業界においては、実質所得の伸び悩み等によって節約志向が根強く、個人消費は足踏み状態が持続しており、依然として厳しい環境となっております。このような状況の中、当社グループは上場10周年を迎えた本年度を飛躍のチャンスと捉え、商品力・マーケティング力の強化を図り、安く作り・安く売る体制づくりに取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における連結売上高は、181億83百万円(前期比1.7%増)、営業利益は8億13百万円(前期比46.1%増)、経常利益は7億72百万円(前期比58.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億26百万円(前期比83.5%増)と増収増益の結果となりました。
当社グループの報告セグメントの当連結会計年度における業績は次のとおりであります。
① 通信販売事業
通信販売事業におきましては、新規顧客の獲得策として、首都圏・中部圏・関西圏を主に、延べ5ヶ月にわたるテレビCMを実施しました。また、テレビCMに併せて、全国の食品スーパーや100円ショップなど約16千ヶ所に200万部の無料カタログを設置し、当社認知度を高めWEBサイトへの誘導につなげました。
また、WEB広告メニューの拡大・検索サイトからの集客強化策ならびにスマートフォンの購買動線を改善するなどWEB戦略を強化した結果、新規顧客数は前期比108.1%と伸長しました。
加えて訴求力ある販売促進商品の受注数量が伸長し(前期比46.5%増)、新規顧客および既存顧客の受注をけん引した結果、売上高は94億29百万円(前期比4.8%増)となりました。
利益面では、増収に加えて円安下にあっても前期並みの売上総利益率を確保し、セグメント利益(営業利益)は9億87百万円(前期比32.9%増)と増収増益となりました。
商品面では、上場10周年記念商品として発売した圧倒的低価格の販売促進商品が、それぞれ10万足を超えるヒット商品となりました。具体的には、『ジョグ軽(780円)』は、春夏・秋冬・Airシリーズ累計で40万足、『PITTサンダル(499円)』は22万足、『ボアモカ(780円)』は14万足を超え、受注をけん引する商品となりました。
② ディスカウント事業
ディスカウント事業におきましては、来店客数増加を図るため上場10周年記念感謝セールの開催や、「今月のいい値50」と称した毎月のお買得商品のチラシ訴求、延べ約330社と4回にわたり実施した商談会でお買得商品の仕入を強化しました。また、靴PB商品の売上拡大を図るため、平成28年10月に靴専門店の出店、51回・延べ450日の外部催事をホームセンター、スーパーで開催し、靴PB商品の拡販に向け精力的に事業展開しましたが、売上高は80億24百万円(前期比2.5%減)となりました。
利益面では、靴を中心としたPB商品の売上増および構成比のアップにより売上総利益率が改善、また、水道光熱費を中心に販売費及び一般管理費の削減に努めましたが、売上高減少の影響を吸収しきれず、セグメント利益(営業利益)は、77百万円(前期比27.3%減)と減収減益となりました。
③ 卸販売事業
卸販売事業におきましては、主要OEM先および靴小売店向け販売が堅調に推移し、売上高は7億29百万円(前期比12.4%増)となりました。
利益面では、販売運賃を中心に販売費及び一般管理費は増加しましたが、増収によりカバーし、セグメント利益(営業利益)は、1億12百万円(前期比26.2%増)と増収増益となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、「営業活動によるキャッシュ・フロー」および「財務活動によるキャッシュ・フロー」で得られた資金を、「投資活動によるキャッシュ・フロー」で使用した結果、前連結会計年度末に比べ、5億12百万円増加し、28億14百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、8億91百万円(前連結会計年度は16億50百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益7億72百万円の計上、減価償却費3億33百万円の計上、法人税等の支払額1億33百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、4億16百万円(前連結会計年度は13億76百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出53億1百万円、定期預金の払戻による収入50億3百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、40百万円(前連結会計年度は7億74百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入れによる収入27億50百万円、長期借入金の返済による支出25億37百万円、配当金の支払額97百万円によるものであります。

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