有価証券報告書-第17期(2023/03/01-2024/02/29)
13.のれん及び無形資産
(1)増減表
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額の増減は以下のとおりであります。
取得原価
(注) 前連結会計年度におけるのれんの取得は、企業結合(株式会社XENOZの株式取得)によるものであります。
償却累計額及び減損損失累計額
(注) 当連結会計年度におけるのれんの減損損失は、株式会社XENOZの収益性低下によるものであります。
帳簿価額
(注) 無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
のれんの減損損失は、連結損益計算書の「その他の営業費用」に含まれております。
(2)のれんの減損
企業結合で生じたのれんは、取得日に企業結合から利益がもたらされる資金生成単位に配分しております。のれんの帳簿価額のセグメント別内訳は以下のとおりであります。
当社グループは、のれんについて、毎年度又は減損の兆候が存在する場合にはその都度減損テストを実施しております。
のれんの減損テストを行う際には、のれんが配分される資金生成単位をのれんが関連する最小の単位を反映して減損がテストされるよう統合しております。企業結合により取得したのれんは、結合のシナジーが得られると期待される資金生成単位に配分しております。
回収可能価額は主として使用価値によっており、算定にあたっては、資産の使用から生み出される将来キャッシュ・フローの割引現在価値と最終的な処分から生み出される将来キャッシュ・フローの割引現在価値を見積っております。このような見積りは、経営者による最善の見積りによって行っておりますが、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって実際の結果と異なる可能性があります。
減損テストに使用した主要な仮定が変更された場合には減損が発生するリスクがありますが、SC事業セグメントにおいては、使用価値が当該資金生成単位または資金生成単位グループの帳簿価額を十分に上回っており、減損テストに使用した主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、使用価値が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しております。
その他セグメントにおいては、株式会社XENOZの収益性が低下し、使用価値が当該資金生成単位の帳簿価額を下回ったため、減損損失を認識しております。なお、使用価値は、将来の収益性などを勘案した将来キャッシュ・フローを測定時のWACCを基礎とした税引前割引率である16.6%で割り引いて算出しております。
(1)増減表
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額並びに帳簿価額の増減は以下のとおりであります。
取得原価
のれん | 無形資産 | |||
ソフトウェア | その他 | 合計 | ||
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | |
2022年3月1日 | 568 | 14,715 | 481 | 15,197 |
取得 | 472 | 2,970 | 20 | 2,990 |
売却又は処分 | - | △1,317 | △1 | △1,319 |
科目振替 | - | △220 | △11 | △231 |
その他 | △44 | - | - | - |
2023年2月28日 | 995 | 16,148 | 488 | 16,636 |
取得 | - | 2,807 | 6 | 2,814 |
売却又は処分 | - | △1,336 | △3 | △1,340 |
科目振替 | - | △181 | 3 | △178 |
2024年2月29日 | 995 | 17,437 | 495 | 17,932 |
(注) 前連結会計年度におけるのれんの取得は、企業結合(株式会社XENOZの株式取得)によるものであります。
償却累計額及び減損損失累計額
のれん | 無形資産 | |||
ソフトウェア | その他 | 合計 | ||
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | |
2022年3月1日 | △44 | △7,480 | △426 | △7,907 |
償却費 | - | △2,212 | △2 | △2,214 |
減損損失 | - | △6 | - | △6 |
売却又は処分 | - | 1,287 | 1 | 1,288 |
科目振替 | - | 0 | 0 | 0 |
その他 | 44 | - | - | - |
2023年2月28日 | - | △8,412 | △427 | △8,839 |
償却費 | - | △2,454 | △2 | △2,457 |
減損損失 | △435 | △22 | △10 | △33 |
売却又は処分 | - | 1,282 | 3 | 1,285 |
科目振替 | - | △1 | - | △1 |
2024年2月29日 | △435 | △9,608 | △437 | △10,045 |
(注) 当連結会計年度におけるのれんの減損損失は、株式会社XENOZの収益性低下によるものであります。
帳簿価額
のれん | 無形資産 | |||
ソフトウェア | その他 | 合計 | ||
百万円 | 百万円 | 百万円 | 百万円 | |
2022年3月1日 | 523 | 7,235 | 54 | 7,289 |
2023年2月28日 | 995 | 7,736 | 60 | 7,797 |
2024年2月29日 | 560 | 7,828 | 58 | 7,886 |
(注) 無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
のれんの減損損失は、連結損益計算書の「その他の営業費用」に含まれております。
(2)のれんの減損
企業結合で生じたのれんは、取得日に企業結合から利益がもたらされる資金生成単位に配分しております。のれんの帳簿価額のセグメント別内訳は以下のとおりであります。
前連結会計年度 (2023年2月28日) | 当連結会計年度 (2024年2月29日) | |
百万円 | 百万円 | |
SC事業 | 523 | 523 |
その他 | 472 | 36 |
合計 | 995 | 560 |
当社グループは、のれんについて、毎年度又は減損の兆候が存在する場合にはその都度減損テストを実施しております。
のれんの減損テストを行う際には、のれんが配分される資金生成単位をのれんが関連する最小の単位を反映して減損がテストされるよう統合しております。企業結合により取得したのれんは、結合のシナジーが得られると期待される資金生成単位に配分しております。
回収可能価額は主として使用価値によっており、算定にあたっては、資産の使用から生み出される将来キャッシュ・フローの割引現在価値と最終的な処分から生み出される将来キャッシュ・フローの割引現在価値を見積っております。このような見積りは、経営者による最善の見積りによって行っておりますが、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって実際の結果と異なる可能性があります。
減損テストに使用した主要な仮定が変更された場合には減損が発生するリスクがありますが、SC事業セグメントにおいては、使用価値が当該資金生成単位または資金生成単位グループの帳簿価額を十分に上回っており、減損テストに使用した主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、使用価値が帳簿価額を下回る可能性は低いと判断しております。
その他セグメントにおいては、株式会社XENOZの収益性が低下し、使用価値が当該資金生成単位の帳簿価額を下回ったため、減損損失を認識しております。なお、使用価値は、将来の収益性などを勘案した将来キャッシュ・フローを測定時のWACCを基礎とした税引前割引率である16.6%で割り引いて算出しております。