有価証券報告書-第46期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/27 14:30
【資料】
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【項目】
144項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資計画に照らして、必要な資金を調達しております。一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。なお、デリバティブは借入金の金利変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
① 資産
現金及び預金はすべて円建てであり、預金のほとんどが要求払預金であります。
売掛金は、すべて1年以内の回収期日であり、顧客の信用リスクに晒されております。
投資有価証券は、主に政策保有目的及び業務上の関係を有する企業の株式であり、取引先の信用リスク及び市場価格の変動リスクに晒されております。
差入保証金は、主に当社が出店している物件に係る不動産賃借契約に基づくものであり、約定の定めのあるものの回収期日は決算日後最長20年で、差入先の信用リスクに晒されております。
② 負債
買掛金は、すべて1年以内の支払期日であります。
借入金は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後4年であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、与信管理規程及び債権管理規程に従い、営業債権について、各事業部門における管理担当が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社グループは、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、主に固定金利を選択しております。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(令和5年3月31日)
連結貸借対照表
計上額(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)投資有価証券(*2)589,600589,600-
(2)差入保証金(1年内回収予定のものを含む)(*2)765,698735,087△30,610
資産計1,355,2981,324,687△30,610
(1)長期借入金(1年内返済予定のものを含む)4,219,9024,205,208△14,694
負債計4,219,9024,205,208△14,694

当連結会計年度(令和6年3月31日)
連結貸借対照表
計上額(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)投資有価証券(*2)597,920597,920-
(2)差入保証金(1年内回収予定のものを含む)(*2)517,189469,582△47,607
資産計1,115,1091,067,502△47,607
(1)長期借入金(1年内返済予定のものを含む)3,274,2003,258,802△15,397
負債計3,274,2003,258,802△15,397

(*1)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」については、現金及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(*2)市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。また、下記の差入保証金については、契約内容等から償還期間及び将来キャッシュ・フローを見積ることなどができないことから、「(2)差入保証金(1年内回収予定のものを含む)」には含めておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
区分前連結会計年度(千円)当連結会計年度(千円)
非上場株式15,13415,434
差入保証金192,694193,325

(注)1.金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(令和5年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
預金3,316,938---
売掛金2,539,343---
差入保証金298,007161,868189,106116,715
合計6,154,289161,868189,106116,715

当連結会計年度(令和6年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
預金4,717,486---
売掛金3,086,873---
差入保証金40,762169,604185,026121,796
合計7,845,122169,604185,026121,796

(注)2.長期借入金の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(令和5年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
長期借入金945,702737,808701,892594,8201,239,680-
合計945,702737,808701,892594,8201,239,680-

当連結会計年度(令和6年3月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
長期借入金737,808701,892594,8201,239,680--
合計737,808701,892594,8201,239,680--

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債に関する相場価格により算出した時価
レベル2:レベル1に分類される相場価格以外で、観察可能なインプットを用いて算出した時価
レベル3:観察できないインプットを用いて算出した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
前連結会計年度(令和5年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
株式589,600--589,600
資産計589,600--589,600

当連結会計年度(令和6年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
投資有価証券
株式597,920--597,920
資産計597,920--597,920

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(令和5年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
差入保証金-735,087-735,087
資産計-735,087-735,087
長期借入金-4,205,208-4,205,208
負債計-4,205,208-4,205,208

当連結会計年度(令和6年3月31日)
区分時価(千円)
レベル1レベル2レベル3合計
差入保証金-469,582-469,582
資産計-469,582-469,582
長期借入金-3,258,802-3,258,802
負債計-3,258,802-3,258,802

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
投資有価証券
相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。
差入保証金
会計期間末時点の市場金利に基づき時価を算定しており、レベル2の時価に分類しております。
長期借入金
直近の借入金利に基づき時価を算定しており、レベル2の時価に分類しております。