有価証券報告書-第142期(2024/04/01-2025/03/31)

(イ)「中期重点テーマ」に基づく主な取組み
a.個々の価値観や持ち味を活かした多面的な能力伸長
| 項目 | 取組み |
| ①自律的な キャリア形成支援 | ・職員の自律的なキャリア形成を支援するため、定期的に特定の年次・年齢別に「キャリアマネジメント研修」を実施しています。この研修では、各自がキャリアビジョンを考え、そのために必要な能力開発を主体的・計画的に実践するよう動機付けを行っております。 ・職員の自律的な成長の促進や、働き方が多様化する中でのコミュニケーション機会の創出を目的に、2023年度より「Your Time(1on1ミーティング)」を開始し、上司・部下間の定期的な面談を実施しています。 |
| ②女性の 活躍領域拡大 | ・当行の人材構成の約半数を占める女性がさまざまなステージで能力を発揮できる体制を構築し、あらゆる意思決定層に当たり前に女性が参画している状態を実現することで、新たな価値の創造や組織力の向上につなげることを目指し、女性の活躍を推進しています。 ・2024年度からは、新たに「次世代女性リーダー育成プログラム」を立ち上げ、女性経営人材および次世代女性管理職の育成に注力しています。外部研修への派遣に加えて役員や部店長によるメンタリングを実施することで、女性の上位職への挑戦を後押ししています。 |
b.お客さま理解に基づく課題解決力の強化
| 項目 | 取組み |
| ①経営人材の育成 | ・将来の経営を担う人材の育成に向けて、計画的な支援をしています。2024年度には「経営人材育成支援プログラム」を立ち上げ、行外人材との学びを中心とした外部研修への派遣を拡大しました。 ・地域社会の課題解決力を有し、お客さまに価値提供をすることができる経営人材を育成するために、外部交流型の研修としてマネジメント理論・事業構想力・リベラルアーツ等多様な16講座を用意し、計138名が受講しました。 |
| ②業務研修の充実 | ・多様かつ高度な課題解決能力を有する人材確保を目的として、専門的なスキルを集中的に学ぶ選抜型研修を実施するなど、業務研修を充実させています。 ・選抜型の「法人トレーニー研修」では、お取引先の企業価値評価を行い、研修成果として企業価値向上に向けた取組み提案を実施するなど、お客さま理解に基づく課題解決力の強化に直結する実践的な内容としています。 |
c.柔軟で外向きの組織風土醸成に向けた心理的安全性の向上
| 項目 | 取組み |
| ①ダイバーシティ& インクルージョン の推進 | ・多様な持ち味のある職員一人ひとりがお互いに認め合い高め合うことにより、全員の力でお客さまと地域に貢献するために「ダイバーシティ&インクルージョン基本方針」を策定し、取組みを進めています。 ・多様な職員が能力を最大限発揮できる職場環境整備に向けて、すべての職員を対象とした「アンコンシャス・バイアス研修」や管理職を対象とした「ダイバーシティマネジメント研修」を実施しています。 ・仕事と育児や介護・不妊治療等との両立を支援するため、継続的に制度整備や各種研修に取り組んでいます。これらの取組みが評価され、2024年6月には高い水準の子育てサポート及び不妊治療と仕事の両立を支援する企業として、厚生労働大臣より「プラチナくるみんプラス認定」を取得しました。 |
| ②エンゲージメント の向上 | ・お客さまや地域社会の期待に応えるためには、職員が仕事のやりがいを感じながらいきいきと働ける環境が必要だと考え、エンゲージメントの向上に取組んでいます。 ・全職員を対象に、エンゲージメント調査結果をもとに組織・職場の目指す姿や課題について話し合う「部店別フィードバックミーティング」を実施し、職員からの意見や調査の分析結果を施策へ反映させていくサイクルを回しています。 ・また、調査結果において、当行職員の「トータルエンゲージメント(注)」との相関が特に高い項目が「職員の自律的なキャリア形成」に関する項目であったことから、引続き「キャリアマネジメント研修」等を通じて自律的なキャリア形成支援に注力してまいります。 (注)「トータルエンゲージメント」とは、一人ひとりが今の仕事や職場・会社で働くことに意義を感じ、自ら貢献する意思をもって働いている状態を指します。 |
| ③健康経営 | ・すべての役職員とその家族の心身の健康保持・増進が役職員の能力を最大限発揮するために極めて重要との認識のもと、考え方の基本となる「健康経営基本方針」を策定し、各種健康施策に取り組んでおります。 ・職員が経済的な安心感を持ちながら働ける状態(ファイナンシャル・ウェルビーイング)を目指し、疾病時の給付制度の充実や「持株会制度」における奨励金の付与等の資産形成支援に取り組んでいます。2024年度には、職員の経営参画意識醸成も企図し、「持株会制度」における奨励金を10%に引き上げました。 |
人的資本・多様性への取組み状況につきましては、毎年発刊する統合報告書に掲載しておりますので、ご参照ください。
https://www.82bank.co.jp/ir/library/disclosure/pdf/ki_pdf_2024dis_total_2408.pdf
(八十二銀行統合報告書2024)