有価証券報告書-第205期(2024/04/01-2025/03/31)
<人事ポリシー>当行グループでは、人事ポリシーとして「厳しさと温かさ」を定めております。「厳しさ」とは、企業理念の実現に向けて当行グループや職員が目指す姿勢や行動のレベル感を表しております。「温かさ」とは、「厳しさ」に沿って取り組む職員を支える組織運営の考え方を表しております。職員の心理的安全性を確保し、また、人財育成も行いながら、職員を組織(チーム)として支えていくことを大切に考えており、この温かさを実感しながら、強い使命感や高い目標を持ち、結果を出そうと取り組むことができる職員を増やしていきたいと考えております。
<人財育成方針>① 求める人財像/目指す人財像
当行グループは、全役職員に求める人財像として「謙虚」「自責」「意欲」「執念」「主体」「挑戦」の6つの項目を定めております。これは当行グループの行動理念に掲げております「誠実」「情熱」「行動」の3つの項目をより具体的な行動に落とし込んだものになります。
職員の人事評価ではプロセスを重視しており、プロセス評価は求める人財像に定める行動の有無で判断しております。これにより、当行グループ内に求める人財像を浸透させるとともに、企業理念の実現に向けて行動理念(求める人財像)に従い行動する職員を増やすことを目的としております。
また、長期ビジョンの達成のためには、能動的に学び、自らキャリア形成ができる人財(目指す人財像)に育成する必要があると考えております。そのため、目指す人財像に必要なスキルや能力を特定し、そのスキルや能力の取得・成長に資する研修の実施や育成環境の整備を行っております。
② 人財育成・研修体系
前述の求める人財像及び目指す人財像を踏まえ、当行グループでは、職員の各資格に求める役割を定義した役割定義書を制定しております。職員が役割を果たすため、営業店・本部ともに各現場にて、仕事を通じて所属長・先輩が部下・後輩に知識やスキルの伝授を行うOJTを基本としつつ、各種の研修の機会を設けております。
(行内研修)
・ 階層別研修・・・各資格別に、求める役割を果たすための基本的な考え方、行動について集合研修を実施しております。
・ 業務別研修・・・預金・為替、個人コンサルティング、事業性融資、法人コンサルティング、外国為替などの各業務について習得度合いに応じて集合研修を実施しております。
(行外研修(外部トレーニーを含む))
より専門的な知識やスキルを得ることを目的として、外部団体が主催する研修に職員を派遣しております。また、外部企業に直接職員を派遣し、外部企業で勤務するトレーニー制度も導入しております。
(能動的に学び、自らキャリア形成できる環境の整備)
・e-ラーニングシステムのコンテンツ拡充
・社内公募制度の拡充
・多様な応募型研修の実施
・社内/社外副業制度の導入
・自己啓発支援制度の導入 等
③ 戦略分野への人財配置と計画的育成<中期経営計画Ⅰのアクションプラン>(戦略分野における人財の専門スキル向上に向けた取組み)
・コンサルティング人財・・・お客さま・地域のニーズが多いコンサルティング分野に対して、外部トレーニー等を通じてコンサルティング人財を育成しております。
・デジタル人財・・・3階層(全役職員:ITリテラシーの向上、プロモーター層:デジタルの利活用スキル・推進力の向上、スペシャリスト層:デジタルの専門スキル・課題解決力の向上)でデジタル人財を育成しております。
(戦略分野の人財確保に向けた環境整備)
戦略分野における人財の専門スキルを高めるため、採用チャネルの拡大(リファラル採用制度、アルムナイ採用制度導入など)に取り組むことにより、多様な人財・高度な専門性を持った人財の採用を強化しております。
(戦略分野への人財配置)
Fプロジェクトの本部機能統合や店舗数の削減により捻出した人員を、戦略分野にシフトしております。
(※)中期経営計画期間中の戦略分野人員数の純増数
<社内環境整備方針>当行グループでは、長期ビジョンのチャレンジゴールの1つとして「ウェルビーイングを実感する職員比率100%」を掲げております。長期ビジョンで目指す「地域価値循環モデル」は、職員のウェルビーイングの向上が起点となります。そのため、職員一人ひとりが個性を発揮し、多様性を認め合い、成長や働きがいを実感しながら、いきいきと働ける環境をつくることを目指し、企業の資本である役職員の満足度を高める施策を実施しております。
① ウェルビーイングの実現のための取組み
ウェルビーイング実現のためのキーファクターを「理念・方針」、「組織・風土」、「環境・処遇」、「意欲・成長」の4つに分類し、各キーファクターに紐づく施策の立案・実施を行っております。年1回実施する「ウェルビーイング調査」にて、各施策の効果検証及び結果のモニタリングを行っております。
当事業年度に実施した各キーファクターに紐づく施策は以下のとおりであります。
「理念・方針」
職員一人ひとりが自身の役割や行うべき行動を理解できるように、長期ビジョン及び長期経営計画の浸透を目的として、役員が各部署の職員と意見を述べ合う「タウンホールミーティング」を実施しております。また、職員が当行グループの方針や仕事に対する考え方や向き合い方を理解し、前向きに仕事に取り組むヒントや気づきを得て、活力向上に繋げることを目的として、e-ラーニングシステムで頭取自らが説明を行う動画を定期的に配信しております。
「組織・風土」
多様性を認め合う組織風土・心理的安全性の高い組織風土を確立するために、上司と部下のコミュニケーション向上及び部下の人財育成を目的とした「1on1ミーティング」や、職員が互いに褒め合いモチベーションを高めることを目的とした「褒めらLETTER」という仕組みを導入しております。また、部下が上司を評価する「360度評価」を導入し、上司がマネジメント方法を考える機会を設けております。
「環境・処遇」
職員が安心して働くことができる環境づくりや働きがいの向上を目的として、初任給の引上げを含めたベースアップを実施いたしました。
また、職員の長期的な資産形成を支援する観点から、職員持株会制度及び企業型確定拠出年金制度を導入しております。企業型確定拠出年金制度では、市況や運用環境、投資ニーズが大きく変化し、投資商品の多様化が進んでいる状況を踏まえ、既存運用商品ラインナップの見直しを実施いたしました。
さらに、当行は2018年に「ふくぎん健康経営宣言」を制定し、定期健康診断100%受診、ストレスチェックによるメンタルヘルスケア、健康マスター検定の資格取得推奨等を通じた役職員の健康維持や増進に取り組んだ結果、「健康経営優良法人」に7年連続で認定されております。
「意欲・成長」
仕事を中心とした人生における自身のキャリアを様々な視点から考え、対話を通して考えを深めることや、将来のありたい姿に向けて主体的な行動計画を策定することを目的として、「キャリアデザイン研修」を実施しております。加えて、キャリアデザイン研修の受講者の上司を対象に、キャリア支援の考え方と具体的な手法を学び、部下の能力開発とモチベーションの維持向上に繋げることを目的として、「キャリア支援研修」を実施しております。
また、職員のスキルアップを通じて自己成長を実感することによるウェルビーイングの実現を目的として、「自己啓発支援制度」や「社内/社外副業制度」を導入しております。
② ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進のための取組み
ウェルビーイングの実現のためには、職員一人ひとりの個性を活かし、多様性を認め合う環境と風土が必要であると認識し、D&Iを推進しております。
当行グループは、性や人種、国籍、年齢、障がいの有無、採用形態などに関係なく、様々な知識、スキル、経験、経歴、価値観などを有する人財を積極的に採用し、その多様性を受け入れることで多様性の確保を図っております。
また、多様な人財のチャレンジを促進し、職員一人ひとりが能力を最大限発揮することで組織力を最大化させるため、「D&I推進宣言」を定め、多様なキャリア形成に合わせた人財育成と働きがいをもって活躍できる職場環境の整備に取り組んでおります。
「D&I推進宣言」では、長期ビジョンに合わせた10年間のロードマップを作成し、10年を「意識醸成期」「風土定着期」「進化・変革期」に分け、それぞれのフェーズに合わせた施策の立案・実施とKPIの策定による進捗管理を行っております。
D&Iの取組みについては当行HPをご参照ください。
(URL:https://www.fukuibank.co.jp/aboutus/social/diversity_inclusion/)
| 厳しさ (銀行や行員が目指すレベル感) | 温かさ (組織運営の考え方) |
| ・使命感(企業理念) ・誠実で情熱を持った行動(行動理念) ・高い目標 ・少数精鋭 ・成果(収益・アウトプット) ・取り巻く環境打破 | ・マネジメント(心理的安全性) ・人財育成(人づくり革命) ・人間関係(チームワーク・サポート) ・新しいワークスタイル ・プロセス重視 ・多様な働き方(育児・介護制度) |
<人財育成方針>① 求める人財像/目指す人財像
当行グループは、全役職員に求める人財像として「謙虚」「自責」「意欲」「執念」「主体」「挑戦」の6つの項目を定めております。これは当行グループの行動理念に掲げております「誠実」「情熱」「行動」の3つの項目をより具体的な行動に落とし込んだものになります。
職員の人事評価ではプロセスを重視しており、プロセス評価は求める人財像に定める行動の有無で判断しております。これにより、当行グループ内に求める人財像を浸透させるとともに、企業理念の実現に向けて行動理念(求める人財像)に従い行動する職員を増やすことを目的としております。
| 『誠実』相手を大切に思い、とは ・ 相手の意見を素直に受け止め学ぶこと <謙虚>・ 自分の仕事に責任を持ち、相手のせいにしないこと <自責>『情熱』強い信念を持ち最後まであきらめず、とは ・ 常により高いゴール(目標)を目指すこと <意欲>・ 途中で諦めず最後まで考えやり遂げること <執念>『行動』実際の働きで示す、とは ・ 自ら進んで主体的に行動すること <主体>・ 新しいことに果敢に挑戦し切り拓くこと <挑戦> |
また、長期ビジョンの達成のためには、能動的に学び、自らキャリア形成ができる人財(目指す人財像)に育成する必要があると考えております。そのため、目指す人財像に必要なスキルや能力を特定し、そのスキルや能力の取得・成長に資する研修の実施や育成環境の整備を行っております。
② 人財育成・研修体系
前述の求める人財像及び目指す人財像を踏まえ、当行グループでは、職員の各資格に求める役割を定義した役割定義書を制定しております。職員が役割を果たすため、営業店・本部ともに各現場にて、仕事を通じて所属長・先輩が部下・後輩に知識やスキルの伝授を行うOJTを基本としつつ、各種の研修の機会を設けております。
(行内研修)
・ 階層別研修・・・各資格別に、求める役割を果たすための基本的な考え方、行動について集合研修を実施しております。
・ 業務別研修・・・預金・為替、個人コンサルティング、事業性融資、法人コンサルティング、外国為替などの各業務について習得度合いに応じて集合研修を実施しております。
(行外研修(外部トレーニーを含む))
より専門的な知識やスキルを得ることを目的として、外部団体が主催する研修に職員を派遣しております。また、外部企業に直接職員を派遣し、外部企業で勤務するトレーニー制度も導入しております。
(能動的に学び、自らキャリア形成できる環境の整備)
・e-ラーニングシステムのコンテンツ拡充
・社内公募制度の拡充
・多様な応募型研修の実施
・社内/社外副業制度の導入
・自己啓発支援制度の導入 等
③ 戦略分野への人財配置と計画的育成<中期経営計画Ⅰのアクションプラン>(戦略分野における人財の専門スキル向上に向けた取組み)
・コンサルティング人財・・・お客さま・地域のニーズが多いコンサルティング分野に対して、外部トレーニー等を通じてコンサルティング人財を育成しております。
・デジタル人財・・・3階層(全役職員:ITリテラシーの向上、プロモーター層:デジタルの利活用スキル・推進力の向上、スペシャリスト層:デジタルの専門スキル・課題解決力の向上)でデジタル人財を育成しております。
(戦略分野の人財確保に向けた環境整備)
戦略分野における人財の専門スキルを高めるため、採用チャネルの拡大(リファラル採用制度、アルムナイ採用制度導入など)に取り組むことにより、多様な人財・高度な専門性を持った人財の採用を強化しております。
(戦略分野への人財配置)
Fプロジェクトの本部機能統合や店舗数の削減により捻出した人員を、戦略分野にシフトしております。
| 人員配置 | 目標(2024年度) | 2024年度実績(※) |
| コンサルティング | 30名 | 33名 |
| デジタル | 20名 | 14名 |
| 新規事業 | 10名 | 26名 |
| 合計 | 60名 | 73名 |
(※)中期経営計画期間中の戦略分野人員数の純増数
<社内環境整備方針>当行グループでは、長期ビジョンのチャレンジゴールの1つとして「ウェルビーイングを実感する職員比率100%」を掲げております。長期ビジョンで目指す「地域価値循環モデル」は、職員のウェルビーイングの向上が起点となります。そのため、職員一人ひとりが個性を発揮し、多様性を認め合い、成長や働きがいを実感しながら、いきいきと働ける環境をつくることを目指し、企業の資本である役職員の満足度を高める施策を実施しております。
① ウェルビーイングの実現のための取組み
ウェルビーイング実現のためのキーファクターを「理念・方針」、「組織・風土」、「環境・処遇」、「意欲・成長」の4つに分類し、各キーファクターに紐づく施策の立案・実施を行っております。年1回実施する「ウェルビーイング調査」にて、各施策の効果検証及び結果のモニタリングを行っております。
当事業年度に実施した各キーファクターに紐づく施策は以下のとおりであります。
「理念・方針」
職員一人ひとりが自身の役割や行うべき行動を理解できるように、長期ビジョン及び長期経営計画の浸透を目的として、役員が各部署の職員と意見を述べ合う「タウンホールミーティング」を実施しております。また、職員が当行グループの方針や仕事に対する考え方や向き合い方を理解し、前向きに仕事に取り組むヒントや気づきを得て、活力向上に繋げることを目的として、e-ラーニングシステムで頭取自らが説明を行う動画を定期的に配信しております。
「組織・風土」
多様性を認め合う組織風土・心理的安全性の高い組織風土を確立するために、上司と部下のコミュニケーション向上及び部下の人財育成を目的とした「1on1ミーティング」や、職員が互いに褒め合いモチベーションを高めることを目的とした「褒めらLETTER」という仕組みを導入しております。また、部下が上司を評価する「360度評価」を導入し、上司がマネジメント方法を考える機会を設けております。
「環境・処遇」
職員が安心して働くことができる環境づくりや働きがいの向上を目的として、初任給の引上げを含めたベースアップを実施いたしました。
また、職員の長期的な資産形成を支援する観点から、職員持株会制度及び企業型確定拠出年金制度を導入しております。企業型確定拠出年金制度では、市況や運用環境、投資ニーズが大きく変化し、投資商品の多様化が進んでいる状況を踏まえ、既存運用商品ラインナップの見直しを実施いたしました。
さらに、当行は2018年に「ふくぎん健康経営宣言」を制定し、定期健康診断100%受診、ストレスチェックによるメンタルヘルスケア、健康マスター検定の資格取得推奨等を通じた役職員の健康維持や増進に取り組んだ結果、「健康経営優良法人」に7年連続で認定されております。
「意欲・成長」
仕事を中心とした人生における自身のキャリアを様々な視点から考え、対話を通して考えを深めることや、将来のありたい姿に向けて主体的な行動計画を策定することを目的として、「キャリアデザイン研修」を実施しております。加えて、キャリアデザイン研修の受講者の上司を対象に、キャリア支援の考え方と具体的な手法を学び、部下の能力開発とモチベーションの維持向上に繋げることを目的として、「キャリア支援研修」を実施しております。
また、職員のスキルアップを通じて自己成長を実感することによるウェルビーイングの実現を目的として、「自己啓発支援制度」や「社内/社外副業制度」を導入しております。
② ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進のための取組み
ウェルビーイングの実現のためには、職員一人ひとりの個性を活かし、多様性を認め合う環境と風土が必要であると認識し、D&Iを推進しております。
当行グループは、性や人種、国籍、年齢、障がいの有無、採用形態などに関係なく、様々な知識、スキル、経験、経歴、価値観などを有する人財を積極的に採用し、その多様性を受け入れることで多様性の確保を図っております。
また、多様な人財のチャレンジを促進し、職員一人ひとりが能力を最大限発揮することで組織力を最大化させるため、「D&I推進宣言」を定め、多様なキャリア形成に合わせた人財育成と働きがいをもって活躍できる職場環境の整備に取り組んでおります。
「D&I推進宣言」では、長期ビジョンに合わせた10年間のロードマップを作成し、10年を「意識醸成期」「風土定着期」「進化・変革期」に分け、それぞれのフェーズに合わせた施策の立案・実施とKPIの策定による進捗管理を行っております。
D&Iの取組みについては当行HPをご参照ください。
(URL:https://www.fukuibank.co.jp/aboutus/social/diversity_inclusion/)