有価証券報告書-第108期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/29 13:01
【資料】
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【項目】
89項目
本項に記載されている将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において当行が判断したものです。
(1) 経営の基本方針
当行をはじめとする株式会社西日本フィナンシャルホールディングス(以下、「西日本FH」といいます。)グループは、グループ経営理念、グループブランドスローガン及びグループ経営戦略について次のとおりとし、地域に根ざす総合金融グループとして、持株会社体制のもとでグループ総合力を一段と進化させ、「地域経済へのさらなる貢献」と「グループ企業価値の最大化」を目指します。
① グループ経営理念
私たちは、高い志と誇りを持って時代の変化に適応し、お客さまとともに成長する総合力№1の地域金融グループを目指します。
② グループブランドスローガン
ココロがある。コタエがある。
③ グループ経営戦略
当行をはじめとする西日本FHグループは、「お客さま・地域の期待を超えた総合金融サービスの展開」(「マトリックス・マネジメント」の実現)と「グループ経営管理態勢とリスク管理態勢の高度化」(「モニタリング・モデル」の実現)の2つのグループ経営戦略を展開します。

(2) 中長期的な会社の経営戦略
西日本FHグループは、「さらなる飛躍に向けた基盤拡大に取り組み、お客さまに選ばれる地域金融グループを目指す『グループ総合金融力の進化』ステージ」をコンセプトに掲げ、2017年4月より中期経営計画「飛翔2020 ~知恵をしぼろう~」(計画期間:2017年4月から2020年3月までの3年間)をスタートさせて、以下のとおり4つの基本戦略と10の重点施策に取り組んでいます。
本計画は、西日本FHグループが一丸となって、より高い目標に向かって積極果敢に挑戦し、お客さま・地域の皆さまとともに未来に向かって大きく“羽ばたいていく”という意味を込めて、名称を「飛翔2020」としました。また、副題「知恵をしぼろう」には、お客さま・地域の皆さまのために、全職員が“知恵をしぼる”という意味を込めています。
基本戦略1 お客さま起点の総合金融サービスの向上 ~サービス革新~
お客さまに選ばれる総合金融グループを目指して
グループ各社の特長・強みを活かした商品・サービスを提供するとともに、お客さまの多様なニーズに応えることのできる営業態勢・チャネルを構築し、お客さまに選ばれる総合金融グループを目指します。
[重点施策]
① グループ一丸となった「まるごとサポート」の展開
② 「考える営業」の進化
③ 「ベストミックスのチャネル」の実現
基本戦略2 強靭な収益体質の構築 ~行動革新~
持続的な成長の実現に向けて
全職員の収益・コスト意識の一段の向上を図るとともに、グループ全体の顧客基盤の拡大と取引メイン化を図り、将来にわたる持続的な成長を可能とする体質を構築します。
[重点施策]
④ グループ協働によるシナジー効果の発揮
⑤ 収益向上・コスト削減への取組み強化
基本戦略3 人間力・組織力の強化 ~人財革新~
人間力をさらに磨き上げ、「個」の力を「組織」の力へ
競争力の源泉である人間力のさらなる磨き上げを図りつつ、全職員の“グループの一員”としての行動様式を確立し、「個」の力の「組織」の力への転換を図ります。
[重点施策]
⑥ 全職員の活躍推進に向けた人財開発
⑦ “グループの一員”としての行動様式の確立
基本戦略4 グループ経営の高度化 ~ガバナンス革新~
あらゆる環境変化に適切かつ弾力的に対応するために
将来の様々な環境変化やリスクに柔軟に対応すべく、グループ全体を見渡した高度なリスク管理態勢の構築と、注力すべきビジネス分野や地区毎のマーケット状況を踏まえた最適なグループリソースの配分に取り組みます。
[重点施策]
⑧ 実効性の高いガバナンス態勢の確立
⑨ グループリスク管理態勢の高度化
⑩ グループリソースの最適配分
本計画では、事業の成長性や収益源の多様化等を示す以下の5つを主な経営指標と考えています。
2017年3月期実績
(前中計最終年度)
2018年3月期実績
(今中計初年度)
連結当期純利益※1222億円214億円
連結非金利収益比率※220.4%20.7%
預り資産残高※39,577億円9,533億円
(2017年3月期比△0.5%)
個人コア先※42,089千人2,118千人
(2017年3月期比+1.4%)
法人コア先※496千先101千先
(2017年3月期比+5.2%

※1 …親会社株主に帰属する当期純利益
※2 …非金利収益(役務取引等利益+特定取引利益+その他業務利益-国債等債券損益-通貨スワップコスト)÷
コア業務粗利益
※3 …2銀行(当行、長崎銀行)の投資信託と保険+西日本シティTT証券の預り資産残高
※4 …グループ各社において中核となるお取引をいただいているお客さまの総数(単純合算)
(3) 対処すべき課題
西日本FHグループを取り巻く環境は、マイナス金利政策長期化や人口減少に伴うマーケットの縮小などに加え、他の地方銀行やネット専業銀行等との競争も激しさを増すなど、厳しい状況が続いています。
こうした環境の下、西日本FHグループは、銀行法等改正による規制緩和、AI・ブロックチェーン・IoT等の先進的技術を活用したフィンテックの進展などを取り込みながら、グループ総合金融力にさらに磨きをかけていくことが重要な課題であると認識しています。
2018年度は、中期経営計画「飛翔2020 ~知恵をしぼろう~」の2年目となります。「さらなる飛躍に向けた基盤拡大に取り組み、お客さまに選ばれる地域金融グループを目指す『グループ総合金融力の進化』ステージ」をコンセプトとして掲げ、「お客さま起点の総合金融サービスの向上~サービス革新~」、「強靭な収益体質の構築~行動革新~」、「人間力・組織力の強化~人財革新~」、「グループ経営の高度化~ガバナンス革新~」の4つの基本戦略に沿って、施策を展開していきます。
また、新たに開始した「業務革新」については、業務フローのスリム化を目指す「業務フロー革新」、ICTを利用したペーパーレス化を目指す「デジタル革新」、人員や店舗・ATMチャネルの最適化を目指す「リソース革新」を3つの柱に、効率的かつ生産性の高い業務運営体制を構築することとしています。
役職員一同、「お客さまと地域の発展なくして西日本フィナンシャルホールディングスグループの発展なし」との信念の下、この計画の実現に向けて取り組んでいきます。

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