有価証券報告書-第107期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/30 12:51
【資料】
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【項目】
146項目

有報資料

(1) 経営の基本方針
当行グループは、平成28年10月3日、グループ各社の特長・強みの発揮に向けて、グループ内の結束・連携を一層強化し、将来の様々な環境変化やリスクに適切に対応するため、株式会社西日本フィナンシャルホールディングス(以下、「西日本FH」といいます。)を頂点とした持ち株会社体制へと移行し、新たな経営管理態勢を構築しました。
西日本FHグループは、グループ経営理念、グループブランドスローガン及びグループ経営戦略について次のとおりとし、地域に根ざす総合金融グループとして、持株会社体制のもとでグループ総合力を一段と進化させ、「地域経済へのさらなる貢献」と「グループ企業価値の最大化」を目指します。
① グループ経営理念
私たちは、高い志と誇りを持って時代の変化に適応し、お客さまとともに成長する総合力№1の地域金融グループを目指します。
② グループブランドスローガン
ココロがある。コタエがある。
③ グループ経営戦略
西日本FHグループは、「お客さま・地域の期待を超えた総合金融サービスの展開」(「マトリックス・マネジメント」の実現)と「グループ経営管理態勢とリスク管理態勢の高度化」(「モニタリング・モデル」の実現)の2つのグループ経営戦略を展開します。

(2) 目標とする経営指標
西日本FHグループは、平成29年4月から平成32年3月までの3年間を計画期間とする中期経営計画「飛翔2020 ~知恵をしぼろう~」をスタートしています。
本計画で目標とする主な経営指標は、次のとおりです。
[平成29年3月期の実績値との対比(計画公表時は見通しとの対比)]
平成29年3月期 実績平成32年3月期
(カッコ内は平成29年3月期比増減率)
連結当期純利益※1222億円230億円以上
非金利収益比率※219.7%22%以上
総預り資産残高9,582億円1兆1,700億円以上(+22%)
個人コア先※3約209万名230万名以上(+10%)
法人コア先※3約9万先10万先以上(+10%)

※1 …親会社株主に帰属する当期純利益
※2 …(役務取引等利益+特定取引利益+国債等債券損益を除くその他業務利益)/業務粗利益(全て連結計数)
※3 …グループ各社において、中核となるお取引をいただいているお客さまの総数(単純合算)
(3) 中長期的な会社の経営戦略
中期経営計画「飛翔2020 ~知恵をしぼろう~」では、「さらなる飛躍に向けた基盤拡大に取り組み、お客さまに選ばれる地域金融グループを目指す『グループ総合金融力の進化』ステージ」をコンセプトに掲げ、次のとおり4つの基本戦略と10の重点施策に取り組みます。
基本戦略1 お客さま起点の総合金融サービスの向上 ~サービス革新~
お客さまに選ばれる総合金融グループを目指して
グループ各社の特長・強みを活かした商品・サービスを提供するとともに、お客さまの多様なニーズに応えることのできる営業態勢・チャネルを構築し、お客さまに選ばれる総合金融グループを目指します。
[重点施策]
① グループ一丸となった「まることサポート」の展開
② 「考える営業」の進化
③ 「ベストミックスのチャネル」の実現
基本戦略2 強靭な収益体質の構築 ~行動革新~
持続的な成長の実現に向けて
全職員の収益・コスト意識の一段の向上を図るとともに、グループ全体の顧客基盤の拡大と取引メイン化を図り、将来にわたる持続的な成長を可能とする体質を構築します。
[重点施策]
④ グループ協働によるシナジー効果の発揮
⑤ 収益向上・コスト削減への取組み強化
基本戦略3 人間力・組織力の強化 ~人財革新~
人間力をさらに磨き上げ、「個」の力を「組織」の力へ
競争力の源泉である人間力のさらなる磨き上げを図りつつ、全職員の“グループの一員”としての行動様式を確立し、「個」の力の「組織」の力への転換を図ります。
[重点施策]
⑥ 全職員の活躍推進に向けた人財開発
⑦ “グループの一員”としての行動様式の確立
基本戦略4 グループ経営の高度化 ~ガバナンス革新~
あらゆる環境変化に適切かつ弾力的に対応するために
将来の様々な環境変化やリスクに柔軟に対応すべく、グループ全体を見渡した高度なリスク管理態勢の構築と、注力すべきビジネス分野や地区毎のマーケット状況を踏まえた最適なグループリソースの配分に取り組みます。
[重点施策]
⑧ 実効性の高いガバナンス態勢の確立
⑨ グループリスク管理態勢の高度化
⑩ グループリソースの最適配分
本計画は、西日本FHグループが一丸となって、より高い目標に向かって積極果敢に挑戦し、お客さま・地域の皆さまとともに未来に向かって大きく“羽ばたいていく”という意味を込めて、名称を「飛翔 2020」としました。また、副題「知恵をしぼろう」には、お客さま・地域の皆さまのために、全職員が“知恵をしぼる”という意味を込めています。
(4) 対処すべき課題
西日本フィナンシャルホールディングスグループを取り巻く環境は、マイナス金利政策の継続に伴う資金利益の減少、人口減少に伴うマーケットの縮小などにより、収益環境がますます厳しさを増していく中、他の地方銀行やネット専業銀行等異業種との競争が熾烈化しています。
一方で、銀行法等改正による規制緩和、AI・ブロックチェーン・IoT等の先進的技術を活用したフィンテックの進展などへの取組みが喫緊かつ重要な課題となっています。
こうした環境認識の下、今年度からスタートする中期経営計画「飛翔2020 ~知恵をしぼろう~」は、「さらなる飛躍に向けた基盤拡大に取り組み、お客さまに選ばれる地域金融グループを目指す『グループ総合金融力の進化』ステージ」をコンセプトとし、「お客さま起点の総合金融サービスの向上~サービス革新~」、「強靭な収益体質の構築~行動革新~」、「人間力・組織力の強化~人財革新~」、「グループ経営の高度化~ガバナンス革新~」の4つの基本戦略に沿って、施策を展開します。

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