四半期報告書-第19期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/01 9:08
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【項目】
29項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
(主要勘定)
預金の当第3四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末比1,101億33百万円増加の3兆2,504億42百万円となりました。貸出金の当第3四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末比62億57百万円減少の2兆4,915億53百万円となりました。また、有価証券の当第3四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末比1,088億59百万円減少の3,859億72百万円となりました。
(損益)
当第3四半期連結累計期間の経常収益は、国債等債券売却益が減少したこと等から、前第3四半期連結累計期間比4億23百万円減少の458億79百万円となりました。また経常費用は、前第3四半期連結累計期間比8億20百万円増加の381億27百万円となりました。その結果経常利益は、前第3四半期連結累計期間比12億43百万円減少の77億52百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第3四半期連結累計期間比1億57百万円増加の60億43百万円となりました。
セグメント別の業績は、「銀行業セグメント」での経常収益は前第3四半期連結累計期間比9億49百万円減少の391億75百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比19億44百万円減少の65億44百万円となりました。また、「リース業セグメント」での経常収益は前第3四半期連結累計期間比84百万円増加の48億62百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比70百万円増加の3億20百万円となり、「その他」での経常収益は前第3四半期連結累計期間比4億71百万円増加の45億83百万円、セグメント利益は前第3四半期連結累計期間比6億1百万円増加の12億4百万円となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
国内・国際業務部門別収支
当第3四半期連結累計期間の国内業務部門は、前第3四半期連結累計期間に比べ、資金運用収支が862百万円減少、役務取引等収支が340百万円増加、その他業務収支が58百万円減少いたしました。
当第3四半期連結累計期間の国際業務部門は、前第3四半期連結累計期間に比べ、資金運用収支が37百万円減少、役務取引等収支が1百万円減少、その他業務収支が2,836百万円減少いたしました。
以上により、前第3四半期連結累計期間に比べ、当第3四半期連結累計期間の全体の資金運用収支は900百万円減少、役務取引等収支は338百万円増加、その他業務収支は2,895百万円減少となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
資金運用収支前第3四半期連結累計期間23,7611,30725,068
当第3四半期連結累計期間22,8981,26924,168
うち資金運用収益前第3四半期連結累計期間24,8581,6553626,477
当第3四半期連結累計期間23,6241,9633325,554
うち資金調達費用前第3四半期連結累計期間1,096347361,408
当第3四半期連結累計期間725694331,386
役務取引等収支前第3四半期連結累計期間7,1821537,336
当第3四半期連結累計期間7,5221527,674
うち役務取引等
収益
前第3四半期連結累計期間9,5211999,720
当第3四半期連結累計期間10,21719510,413
うち役務取引等
費用
前第3四半期連結累計期間2,338452,384
当第3四半期連結累計期間2,694432,738
その他業務収支前第3四半期連結累計期間7233,3284,052
当第3四半期連結累計期間6644911,156
うちその他業務
収益
前第3四半期連結累計期間5,0973,7728,870
当第3四半期連結累計期間5,1139886,101
うちその他業務
費用
前第3四半期連結累計期間4,3744444,818
当第3四半期連結累計期間4,4484964,944

(注) 1 国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 相殺消去額欄の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。
国内・国際業務部門別役務取引の状況
当第3四半期連結累計期間の役務取引等収益について、国内業務部門は10,217百万円、国際業務部門は195百万円となりました。その結果、全体では10,413百万円となりました。全体の収益のうち、主なものは「預金・貸出業務」「為替業務」「証券関連業務」「代理業務」「保護預り・貸金庫業務」「保証業務」「投資信託関係業務」で90.96%を占めております。
また、当第3四半期連結累計期間の役務取引等費用について、国内業務部門は2,694百万円、国際業務部門は43百万円となりました。その結果、全体では2,738百万円となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
役務取引等収益前第3四半期連結累計期間9,5211999,720
当第3四半期連結累計期間10,21719510,413
うち預金・貸出
業務
前第3四半期連結累計期間2,765112,777
当第3四半期連結累計期間2,785112,797
うち為替業務前第3四半期連結累計期間1,9171862,104
当第3四半期連結累計期間1,9011832,085
うち証券関連業務前第3四半期連結累計期間262262
当第3四半期連結累計期間221221
うち代理業務前第3四半期連結累計期間1,0081,008
当第3四半期連結累計期間990990
うち保護預り・
貸金庫業務
前第3四半期連結累計期間325325
当第3四半期連結累計期間322322
うち保証業務前第3四半期連結累計期間7041705
当第3四半期連結累計期間7180719
うち投資信託
関係業務
前第3四半期連結累計期間1,6401,640
当第3四半期連結累計期間2,3362,336
役務取引等費用前第3四半期連結累計期間2,338452,384
当第3四半期連結累計期間2,694432,738
うち為替業務前第3四半期連結累計期間42945474
当第3四半期連結累計期間42843471

(注) 国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類期別国内業務部門国際業務部門相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
預金合計前第3四半期連結会計期間3,149,64919,2263,168,875
当第3四半期連結会計期間3,230,39320,0493,250,442
うち流動性預金前第3四半期連結会計期間2,036,4512,036,451
当第3四半期連結会計期間2,138,6102,138,610
うち定期性預金前第3四半期連結会計期間1,106,3771,106,377
当第3四半期連結会計期間1,080,9441,080,944
うちその他前第3四半期連結会計期間6,82119,22626,047
当第3四半期連結会計期間10,83820,04930,887
譲渡性預金前第3四半期連結会計期間3,5613,561
当第3四半期連結会計期間3,4113,411
総合計前第3四半期連結会計期間3,153,21119,2263,172,437
当第3四半期連結会計期間3,233,80520,0493,253,854

(注) 1 国内業務部門は国内店の円建取引、国際業務部門は国内店の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引、特別国際金融取引勘定分等は国際業務部門に含めております。
2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3 定期性預金=定期預金+定期積金
国内・海外別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別前第3四半期連結会計期間当第3四半期連結会計期間
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国内
(除く特別国際金融取引勘定分)
2,520,088100.002,491,553100.00
製造業223,6698.88216,3358.68
農業,林業1,6230.062,2270.09
漁業3490.013400.01
鉱業,採石業,砂利採取業8450.038310.03
建設業105,5964.1996,3593.87
電気・ガス・熱供給・水道業16,5450.6618,0900.73
情報通信業37,6701.5027,4821.10
運輸業,郵便業117,9844.68110,5434.44
卸売業,小売業269,82010.71259,04210.40
金融業,保険業97,8803.8898,7453.96
不動産業,物品賃貸業580,03723.02594,95823.88
各種サービス業240,2049.53236,6209.50
地方公共団体156,0266.19153,8526.17
その他671,83326.66676,12127.14
海外及び特別国際金融取引勘定分20100.00
政府等
金融機関
その他20100.00
合計2,520,1082,491,553

(2) 経営方針、経営戦略及び対処すべき課題等
当行は、平成29年9月26日に、株式会社関西アーバン銀行及び株式会社近畿大阪銀行との経営統合を行うことについて、全当事者と最終合意いたしました。
統合契約書に基づき、当行は平成29年11月14日に、株式会社関西みらいフィナンシャルグループを株式交換完全親会社、当行を株式交換完全子会社とする株式交換に係る契約を締結いたしました。なお、本株式交換契約は、平成29年12月26日に開催された当行臨時株主総会において承認されております。
上記、株式交換に係る契約の内容につきましては、後記「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。