有価証券報告書-第16期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 13:20
【資料】
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【項目】
144項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)財政状態
①預金
預金の当連結会計年度末残高は、積極的な預金吸収に努めた結果、要払性預金を中心に、前連結会計年度末比276億81百万円増加の3兆653億37百万円となりました。
②貸出金
貸出金の当連結会計年度末残高は、法個人向け及び地方公共団体向け貸出ともに順調に推移したことを受け、前連結会計年度末比700億29百万円増加の2兆4,078億34百万円となりました。
③有価証券
有価証券の当連結会計年度末残高は、国債・地方債の減少を主因に、前連結会計年度末比714億87百万円減少の5,335億5百万円となりました。
④総資産
前連結会計年度末比762億16百万円増加し、当連結会計年度末残高は3兆4,172億9百万円となりました。
(2)経営成績
①損益状況
当連結会計年度の経常収益は、貸出金利息の減少を主因に、前連結会計年度比29億34百万円減少の650億43百万円となりました。一方、経常費用では、国債等の売却損が減少したことから、前連結会計年度比23億10百万円減少の514億88百万円となりました。結果、経常利益は135億54百万円と、前連結会計年度比6億23百万円減少しました。
また、当期純利益は、前連結会計年度比33百万円減少の74億78百万円となりました。
②自己資本比率
当連結会計年度末の連結自己資本比率(国内基準)は、8.74%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加による収入が減少したことを主因として、前連結会計年度比1,208億39百万円減少の17億64百万円の支出となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却による収入が減少したことを主因として、前連結会計年度比823億42百万円減少の885億68百万円の収入となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、少数株主への払戻による支出が減少したことを主因として、前連結会計年度比120億29百万円増加の25億29百万円の支出となり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比842億69百万円増加の3,950億81百万円となりました。