有価証券報告書-第45期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/22 10:07
【資料】
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【項目】
146項目
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
① 金融商品に対する取組方針
当社グループは、金融事業を主たる事業としており、消費者金融事業、不動産担保金融事業、事業者金融事業、信販事業、信用保証事業、債権管理回収事業などを行っております。これらの事業を行うため、市場の状況や長短のバランスを調整して、銀行借入による間接調達のほか、社債による直接調達によって資金調達を行っております。このように、金利変動を伴う金融負債を有しているため、金利変動による不利な影響が生じないように、当社ではデリバティブ取引も行っております。なお、デリバティブ取引を行う場合、原則として実需を伴う取引に限定しており、短期的な売買差益を獲得する目的のために単独デリバティブ取引を利用することは行わない方針であります。
② 金融商品の内容及びそのリスク
当社グループが保有する金融資産は、主として個人及び法人に対する営業貸付金及び割賦売掛金であり、いずれも顧客の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されております。そのほか営業投資有価証券及び投資有価証券は、主に事業推進目的で保有する株式及び組合出資金であり、これらはそれぞれ発行体の信用リスク及び市場価格の変動リスクを有しております。また、外貨建である金融資産は、為替変動リスクに晒されております。
借入金及び社債等の金融負債は、一定の環境のもとで当社グループが市場を利用できなくなる場合など、支払期日にその支払いを実行できなくなる流動性リスクに晒されております。また、変動金利による資金調達も行っており、これらは金利の変動リスクに晒されております。
デリバティブ取引は、市場金利の変動リスク及びカウンターパーティーリスクを有しております。
③ 金融商品に係るリスク管理体制
イ.信用リスクの管理
当社グループは、当社の各種管理規程に従い信用リスクを管理しております。主な金融資産である営業貸付金及び割賦売掛金、支払承諾見返などについては、個別案件ごとに個人信用情報機関のデータと独自の与信システムに基づき与信審査を行い、限度額の変更、保証や担保の設定など与信管理に関する体制を整備し運営しております。また、有価証券の発行体の信用リスクについては、信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。デリバティブ取引のカウンターパーティーリスクについては、契約先を信用ある国内外の金融機関としており、信用リスクは僅少であると認識しております。なお、これらのリスク管理は、各担当部門により評価・分析・対策検討が行われ、適宜、取締役会に報告されております。
ロ.市場リスクの管理
(ⅰ)金利リスクの管理
当社グループは、取締役会直属機関であるリスク管理委員会にて承認を得て策定した「リスクマネジメントマニュアル」に基づき、金利リスクの管理をしております。これらのリスクに対して、担当部門である財務部からリスク統括部に報告され、リスクの評価、対応策の適正性、及び妥当性を検証し、適宜、取締役会に報告されております。なお、金利の変動リスクをヘッジするためにデリバティブ取引を利用しております。
(ⅱ)価格変動リスクの管理
当社グループで保有している株式の多くは、業務・資本提携を含む事業推進目的で保有しているものであり、担当部門において取引先の市場環境や財務状況などをモニタリング、対策検討が行われ、適宜、取締役会に報告されております。
なお、当社グループでは、トレーディングを目的とした金融商品は保有しておりません。
(ⅲ)デリバティブ取引
デリバティブ取引に関しては、当社の各種管理規程に従いリスクを管理しております。
担当部門において取引の執行、ヘッジ有効性の評価、事務管理を適切に行い、経理部に報告するといっ
た内部牽制を行っております。
(ⅳ)市場リスクに係る定量的情報
当社グループは定量的分析を行っておりません。
(金利リスク)
当社グループにおいて、主要なリスク変数である金利の変動により時価が変動する主たる金融商品は、営業貸付金、割賦売掛金、借入金、社債であります。
なお、市場金利による時価算定科目において、連結会計年度末の市場金利が1ベーシス・ポイント(0.01%)変化した場合の当該金融資産と金融負債相殺後の純額(資産側)への想定影響額は、円金利が1ベーシス・ポイント(0.01%)上昇したものと想定した場合には、金利変動の影響を受ける金融商品の現在価値額は72百万円減少し、1ベーシス・ポイント(0.01%)下落したものと想定した場合は、 74百万円増加するものと把握しております。ただし、影響額を試算するにあたっては、市場金利以外のリスク変数に変化がないことを前提としております。
ハ.資金調達に係る流動性リスクの管理
当社グループは、適時にグループ全体の資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを管理しております。
④ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。金融商品の時価の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2021年3月31日)
区分連結貸借対照表
計上額(百万円)
時価(百万円)差額(百万円)
(1) 営業貸付金516,340
貸倒引当金(*2)△42,966
473,373538,97865,604
(2) 割賦売掛金101,719
割賦利益繰延(*3)△1,822
貸倒引当金(*2)△5,425
94,47198,3253,854
(3) 営業投資有価証券及び投資有価証券
株式4,5156,0991,583
(4) 破産更生債権等22,082
貸倒引当金(*2)△19,614
2,4672,467
資産計574,828645,87171,043
(1) 社債30,07530,048△27
(2) 長期借入金(*4)326,814326,804△10
負債計356,889356,852△37
デリバティブ取引(*4)
①ヘッジ会計が適用されているもの
②ヘッジ会計が適用されていないもの
デリバティブ取引計

(*1) 現金及び預金、短期借入金は、現金であること、または短期間で決済されるため、時価が帳簿価額と近似していると考えられることから、注記を省略しております。
(*2) 営業貸付金、割賦売掛金及び破産更生債権等、それぞれに対応する貸倒引当金を控除しております。
(*3) 割賦売掛金に係る割賦利益繰延(負債勘定)を控除しております。
(*4) ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理しているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
当連結会計年度(2022年3月31日)
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
連結貸借対照表計上額(百万円)
営業投資有価証券及び投資有価証券
株式2,374

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
区分連結貸借対照表
計上額(百万円)
時価(百万円)差額(百万円)
(1) 営業貸付金547,457
貸倒引当金(*2)△41,733
505,723577,54571,822
(2) 割賦売掛金110,244
割賦利益繰延(*3)△3,001
貸倒引当金(*2)△5,122
102,120106,9264,805
(3) 営業投資有価証券及び投資有価証券
株式6592,0081,349
(4) 破産更生債権等22,567
貸倒引当金(*2)△20,326
2,2402,240
資産計610,744688,72177,976
(1) 社債35,00034,993△7
(2) 長期借入金(*4)364,057363,995△62
負債計399,057398,988△69
デリバティブ取引(*4)
①ヘッジ会計が適用されているもの
②ヘッジ会計が適用されていないもの
デリバティブ取引計

(*1) 現金及び預金、短期借入金、コマーシャル・ペーパーは、現金であること、または短期間で決済されるため、時価が帳簿価額と近似していると考えられることから、注記を省略しております。
(*2) 営業貸付金、割賦売掛金及び破産更生債権等、それぞれに対応する貸倒引当金を控除しております。
(*3) 割賦売掛金に係る割賦利益繰延(負債勘定)を控除しております。
(*4) ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引は、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理しているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
(注)1.前連結会計年度(2021年3月31日)
前連結会計年度において、時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は以下のとおりであり、これらについては、資産(3)「営業投資有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。
区分連結貸借対照表計上額(百万円)
営業投資有価証券及び投資有価証券
(1) 非上場株式3,789
(2) 投資事業有限責任組合等への出資1,111
合計4,900

当連結会計年度(2022年3月31日)
当連結会計年度において、市場価格のない株式等及び組合出資金等については以下のとおりであり、これらについては、資産(3)「営業投資有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。
区分連結貸借対照表計上額(百万円)
営業投資有価証券及び投資有価証券
(1) 非上場株式4,615
(2) 投資事業有限責任組合等への出資1,234
合計5,849

2.金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2021年3月31日)
区分1年以内
(百万円)
1年超
5年以内
(百万円)
5年超
(百万円)
現金及び預金40,950
営業貸付金201,144312,7352,459
割賦売掛金93,8027,84472
合計335,898320,5792,532

償還予定額が見込めない破産更生債権等22,082百万円は含めておりません。
当連結会計年度(2022年3月31日)
区分1年以内
(百万円)
1年超
5年以内
(百万円)
5年超
(百万円)
現金及び預金44,448
営業貸付金207,460337,8122,184
割賦売掛金98,62111,54082
合計350,529349,3532,266

償還予定額が見込めない破産更生債権等22,567百万円は含めておりません。
3.社債、長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定
前連結会計年度(2021年3月31日)
区分1年以内
(百万円)
1年超
2年以内
(百万円)
2年超
3年以内
(百万円)
3年超
4年以内
(百万円)
4年超
5年以内
(百万円)
5年超
(百万円)
社債15,07515,000
長期借入金146,136107,35448,87918,3643,5002,580
合計161,211122,35448,87918,3643,5002,580

当連結会計年度(2022年3月31日)
区分1年以内
(百万円)
1年超
2年以内
(百万円)
2年超
3年以内
(百万円)
3年超
4年以内
(百万円)
4年超
5年以内
(百万円)
5年超
(百万円)
社債35,000
長期借入金166,786107,34568,34012,2825,5763,727
合計201,786107,34568,34012,2825,5763,727

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算
定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係
るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
区分時価(百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
営業投資有価証券及び投資有価証券
株式2232,1502,374

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
区分時価(百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
(1) 営業貸付金577,545577,545
(2) 割賦売掛金106,926106,926
(3) 営業投資有価証券及び投資有価証券
株式2,0082,008
(4) 破産更生債権等2,2402,240
資産計2,008686,712688,721
(1) 社債34,99334,993
(2) 長期借入金363,995363,995
負債計398,988398,988
デリバティブ取引
①ヘッジ会計が適用されているもの
②ヘッジ会計が適用されていないもの
デリバティブ取引計


(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に関するインプットの説明
営業貸付金
営業貸付金については、回収可能性を反映した元利金の受取見込額から回収費用見込額を控除した額を残存期間に対応する安全性の高い利率で割り引いた現在価値より算定しており、レベル3の時価に分類しております。
割賦売掛金
割賦売掛金については、回収可能性を反映した元本及び手数料の受取見込額から回収費用見込額を控除した額を残存期間に対応する安全性の高い利率で割り引いた現在価値より算定しており、レベル3の時価に分類しております。
営業投資有価証券及び投資有価証券
上場株式は相場価格を用いて評価しております。活発な市場で取引されているものについてはレベル1の時価、それ以外についてはレベル2の時価に分類しております。
破産更生債権等
破産更生債権等については、担保による回収見込額等に基づいて貸倒見積額を算定しているため、時価は連結決算日における貸借対照表価額から現在の貸倒見積額を控除した金額に近似していることから、当該価額をもって時価としており、レベル3の時価に分類しております。
社債
社債については、市場価格に基づいて算定した価額を時価としているため、レベル2の時価に分類しております。
長期借入金
長期借入金について、変動金利によるものは、短期間で市場金利及び信用リスクを反映していることから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、元利金の合計額を新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値を時価としております。また、1年内に決済される借入金の時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。これらについては、その時価をレベル2の時価に分類しております。なお、金利キャップの特例処理によるものは、当該金利キャップの時価を反映しております。

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