有価証券報告書-第16期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/26 15:36
【資料】
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【項目】
82項目

生産、受注及び販売の状況

(1)受入手数料の内訳
期別区分株券
(百万円)
債券
(百万円)
受益証券
(百万円)
その他
(百万円)

(百万円)
前事業年度
(自 2015年4月
至 2016年3月)
委託手数料116,05351711,042115127,728
引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料45,0345,805--50,839
募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料-2,12794,050-96,177
その他の受入手数料4,8241,35963,471101,739171,392
165,9119,808168,562101,854446,136
当事業年度
(自 2016年4月
至 2017年3月)
委託手数料92,0365126,2966798,910
引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料20,1846,122--26,306
募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料-5,61582,181-87,796
その他の受入手数料3,9111,61257,12278,498141,142
116,13113,861145,59878,565354,155

(2)トレーディング損益の内訳
区分前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
実現損益
(百万円)
評価損益
(百万円)

(百万円)
実現損益
(百万円)
評価損益
(百万円)

(百万円)
株券等トレーディング損益△11,57192,51980,94947,948△20,46727,481
債券等・その他のトレーディング損益26,905110,832137,737253,359△59,989193,370
うち債券等トレーディング損益19,301100,690119,991225,809△42,915182,894
うちその他のトレーディング損益7,60510,14217,74727,550△17,07410,476
15,335203,352218,686301,307△80,456220,851

(3)トレーディング商品の期末残高
種類前事業年度(2016年3月31日現在)
(百万円)
当事業年度(2017年3月31日現在)
(百万円)
資産の部のトレーディング商品4,090,9133,387,380
商品有価証券等3,148,4502,643,696
株式・ワラント183,435148,963
債券2,732,6762,341,987
受益証券等232,339152,746
デリバティブ取引942,463743,684
オプション取引341,390273,079
為替予約取引194,098224,469
スワップ取引10,520,5936,064,685
先物・先渡取引16,92044,723
デリバティブ取引相殺額(注)△10,130,538△5,863,272
負債の部のトレーディング商品2,654,9013,089,670
商品有価証券等2,034,4732,567,121
株式・ワラント208,305301,024
債券1,818,2262,262,965
受益証券7,9423,132
デリバティブ取引620,428522,549
オプション取引358,687272,733
為替予約取引193,554232,154
スワップ取引10,165,8325,863,875
先物・先渡取引32,89317,058
デリバティブ取引相殺額(注)△10,130,538△5,863,272

(注) 法的に有効なマスターネッティング契約を有する同一相手先に対する金利スワップ等のデリバティブ取引については、貸借対照表上相殺して表示しております。
(4)トレーディングのリスク管理
野村はトレーディング業務における市場リスクの測定方法として、バリューアットリスク(VaR)を採用しております。
① VaRの前提
・信頼水準:99%
・保有期間:1日
・商品の価格変動等を考慮
② VaRの実績
前事業年度(2016年3月31日現在)
(億円)
当事業年度(2017年3月31日現在)
(億円)
株式関連64
金利関連1813
為替関連等73
小計3120
分散効果△18△6
バリューアットリスク(VaR)1314

自 2016年4月1日
至 2017年3月31日
最大値(億円)最小値(億円)平均値(億円)
バリューアットリスク(VaR)29915

(5)自己資本規制比率
前事業年度
(2016年3月31日現在)
(百万円)
当事業年度
(2017年3月31日現在)
(百万円)
基本的項目資本合計(A)663,554660,292
補完的項目その他有価証券評価差額金(評価益)等1,458667
金融商品取引責任準備金等17,92618,454
一般貸倒引当金79-
劣後債務409,197409,198
(B)428,661428,320
控除資産(C)111,67084,056
固定化されていない自己資本(A)+(B)-(C)(D)980,5451,004,557
リスク相当額市場リスク相当額83,39868,731
取引先リスク相当額182,834146,839
基礎的リスク相当額142,167137,882
(E)408,399353,453
自己資本規制比率(D)/(E)×100(%)240.0284.2

(注)1.前事業年度の市場リスク相当額の月末平均額は104,797百万円、月末最大額は120,348百万円、取引先リスク相当額の月末平均額は186,409百万円、月末最大額は201,477百万円であります。
当事業年度の市場リスク相当額の月末平均額は67,478百万円、月末最大額は76,953百万円、取引先リスク相当額の月末平均額は171,513百万円、月末最大額は189,688百万円であります。
2.百万円未満を切り捨てて記載しています。
(6)有価証券の売買等業務
1)有価証券の売買の状況(先物取引を除く)
最近2事業年度における有価証券の売買の状況(先物取引を除く)は、次のとおりであります。
イ 株券
受託(百万円)自己(百万円)合計(百万円)
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
217,524,55723,221,357240,745,914
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
209,610,18717,794,708227,404,895

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
ロ 債券
受託(百万円)自己(百万円)合計(百万円)
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
91,4991,295,234,1851,295,325,685
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
54,7781,293,762,0311,293,816,809

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
ハ 受益証券
受託(百万円)自己(百万円)合計(百万円)
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
9,636,6963,621,65013,258,347
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
5,928,3954,066,8179,995,212

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
ニ その他
受託(百万円)自己(百万円)合計(百万円)
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
731,674236,106967,781
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
426,476255,062681,538

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
2)有価証券先物取引等の状況
最近2事業年度における有価証券先物取引等の状況は、次のとおりであります。
イ 株式に係る取引
先物取引
(取引契約金額:百万円)
オプション取引
(取引契約金額:百万円)
合計(取引契約金額:百万円)
受託自己受託自己
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
73,132,55350,643,70417,789,49736,407,096177,972,851
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
65,910,34245,730,20014,280,86722,379,640148,301,051

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
ロ 債券に係る取引
先物取引
(取引契約金額:百万円)
オプション取引
(取引契約金額:百万円)
合計(取引契約金額:百万円)
受託自己受託自己
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
20,344,212150,868,5893,209,63212,305,025186,727,459
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
20,777,032127,021,1711,643,5566,485,696155,927,456

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
3)有価証券の引受け、売出し業務および募集、売出しまたは私募の取扱業務の状況
最近2事業年度における有価証券の引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の業務および募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱または私募の取扱業務の状況は次のとおりであります。
(注) 募集・売出しの取扱高には、売出高、特定投資家向け売付け勧誘等の取扱および私募の取扱高を含みます。
イ 株券
引受高(百万円)売出高および募集・売出しの取扱高
(百万円)
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
1,196,9571,303,617
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
547,422618,945

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
ロ 債券
引受高
(額面金額:百万円)
売出高および募集・売出しの取扱高(額面金額:百万円)
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
国債256,400252,369
地方債795,3157,371
特殊債1,286,155-
社債3,968,1222,901,915
外国債券408,000322,931
合計6,713,9933,484,586
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
国債-1,315,630
地方債836,423860
特殊債1,103,780-
社債4,675,6412,526,878
外国債券294,300409,024
合計6,910,1444,252,392

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
ハ 受益証券
引受高(額面または申込金額:百万円)売出高および募集・売出しの取扱高(額面または申込金額:百万円)
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
株式投信-7,398,899
公社債投信-13,315,813
外国投信-1,017,944
合計-21,732,657
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
株式投信-5,924,458
公社債投信-11,319,861
外国投信-557,070
合計-17,801,390

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
ニ その他
引受高
(額面金額:百万円)
売出高および募集・売出しの取扱高(額面金額:百万円)
前事業年度
(自 2015年4月 至 2016年3月)
コマーシャル・ペーパー--
その他--
当事業年度
(自 2016年4月 至 2017年3月)
コマーシャル・ペーパー--
その他--

(注)百万円未満を切り捨てて記載しています。
(7)その他の業務の状況
1)保護預り有価証券等の状況
① 保護預り有価証券
国内有価証券外国有価証券
前事業年度
(2016年3月31日現在)
株券63,235,822千株3,156,331千株
債券13,211,455百万円7,007,996百万円
受益証券18,811,663百万口805,851百万口
新株予約権証券-27,629
その他68,473百万円-
当事業年度
(2017年3月31日現在)
株券59,748,744千株3,142,428千株
債券12,956,519百万円7,195,179百万円
受益証券18,443,893百万口705,679百万口
新株予約権証券-26,799
その他42,439百万円-

② 受入保証金代用有価証券
国内有価証券外国有価証券
前事業年度
(2016年3月31日現在)
株券316,777千株37千株
債券8,823百万円25,910百万円
受益証券50,629百万口1百万口
その他2,298百万口-
当事業年度
(2017年3月31日現在)
株券249,357千株21千株
債券679百万円19,241百万円
受益証券42,239百万口2百万口
その他1,252百万口-

2)信用取引に係る融資および貸証券
顧客の委託にもとづいて行った融資額とこれにより顧客が買い付けている証券の数量顧客の委託にもとづいて行った貸証券の数量とこれにより顧客が売り付けている代金
数量(千株)金額(百万円)数量(千株)金額(百万円)
前事業年度
(2016年3月31日現在)
202,068235,18152,94246,145
当事業年度
(2017年3月31日現在)
175,716191,64468,66471,979

(注) 数量には、証券投資信託受益証券の「1口」を「1株」として含めております。
(8)セグメント別の状況
当社の報告セグメントは、「営業部門」および「ホールセール部門」の2つの区分で行われております。
(百万円)
区分営業部門ホールセール部門その他(注)損益計算書計上額
前事業年度
(自 2015年4月
至 2016年3月)
純営業収益422,071210,83126,102659,004
経常損益132,471103,402△51,167184,705
その他の項目
のれんの償却額-94-94
当事業年度
(自 2016年4月
至 2017年3月)
純営業収益361,596186,44018,549566,586
経常損益81,12881,224△61,314101,038
その他の項目
のれんの償却額-94-94

(注)1 「その他」の純営業収益は主に当社の経営管理方法による報告セグメントに帰属しないトレーディング商品の未実現損益等が含まれております。
2 前事業年度の「その他」の経常損益には上記の他、本社管理部門における販売管理費等77,269百万円が含まれております。
当事業年度の「その他」の経常損益には上記の他、本社管理部門における販売管理費等81,588百万円が含まれております。
3 事業セグメントに資産を配分していないため、セグメント資産の記載は行っておりません。
(営業部門)
営業部門においては、ビジネスモデルの変革に継続して取り組んだ結果、投資一任残高が着実に増加したものの、上半期の不安定な市場環境の中でお客様の様子見姿勢が続いたこと等が影響し、前期と比較すると減収となりました。純営業収益が361,596百万円、経常利益が81,128百万円となっております。
(ホールセール部門)
ホールセール部門においては、年の前半のイベントリスクへの警戒感などによる顧客アクティビティの低下や、引受案件についても前期と比較すると大型案件が少なかったことなどにより、前期と比較すると減収となりました。純営業収益が186,440百万円、経常利益が81,224百万円となっております。