不動産関連業界におきましては、日本銀行による金融緩和の縮小懸念などはあるものの、住宅ローンの低金利環境等は継続しており、実需の住宅取引は下支えされました。一方で、建築資材や用地価格の高騰を背景として不動産価格の高止まりは続いており、特に三大都市圏において実需の住宅需要の減少要因となりました。なお、営業エリアにおける当四半期の中古住宅の成約件数について、兵庫県・大阪府では前年同期比1.5%減少(近畿レインズ調べ)、愛知県では同3.5%減少(中部レインズ調べ)、東京都では同1.2%減少(東日本レインズ調べ)となりました。
このような経営環境のなかで当社グループにおきましては、フィービジネスとリフォームの連携強化(収益面)、開発分譲事業の推進(事業規模の拡大)など、ワンストップ体制のシナジー最大化戦略に注力することで、持続的成長と高収益な事業基盤の強化に取り組みました。
まず、流通事業においては、自社サイトをはじめとしたネット集客が奏功し、住宅を購入されるお客様の反響件数が同10.0%、成約件数は同16.2%それぞれ増加いたしました。その上で、流通事業での中古物件の取扱件数も同17.2%増加し、ワンストップサービスの販売機会が増加した結果、「フィービジネスとリフォーム」の業績が堅調に推移しました。さらに、開発分譲事業においては、兵庫県尼崎市(全12戸)をはじめとした各戸建プロジェクトが契約完売するなど戸建住宅の販売計画は順調に進捗しており、年末までに順次引き渡しを行ってまいります。
2023/11/14 16:02