訂正有価証券報告書-第57期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2019/02/14 14:01
【資料】
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【項目】
64項目
(重要な後発事象)
(SGホールデイング株式会社及び佐川急便株式会社との資本業務提携)
当社は、2016年3月30日開催の取締役会において、SGホールディングス株式会社(以下、「SGホールディングス」という。)及び佐川急便株式会社(以下、「佐川急便」といい、当社並びにSGホールディングス及び佐川急便を合わせて「両社」という。)との間で資本業務提携を行い、佐川急便の発行済株式の20%を取得することを決議し、同日付で、資本業務提携契約及び、SGホールディングスが、当社に対して、佐川急便株式の一部を譲渡する契約を締結した。
(1) 資本業務提携の理由
当社グループは、スマートロジスティクスの事業コンセプトのもと、「ロジスティクスソリューション」に加え、「IT・LTソリューション」を駆使することにより、『顧客と新たな価値を協創しともに世界に挑む、Global Supply Chain Solutions Provider』をめざし、グローバル市場に挑戦している。
SGホールディングスグループは、佐川急便を中核に構成された企業グループであり、デリバリー事業、ロジスティクス事業及び不動産事業などの事業分野でビジネスを展開している。
そのような中、両社はさらに強固な事業基盤を構築し、国内屈指の競争力を有する企業へと成長することが必要であるとの共通認識にもとづき、さまざまな協議を進めてきた。その協議の結果、世界で戦う日本企業の競争力向上に寄与するべく、両社の強みの融合をめざした戦略的施策の実現を企図して、以下の資本業務提携を行うことに合意した。
(2) 資本業務提携の内容等
① 業務提携の内容
ⅰ.相互の顧客基盤を活用した営業連携による提案力の強化及び事業拡大
ⅱ.車両集中管理やセンターの共同活用による稼働率向上と効率性の追求
ⅲ.両社のIT・LT技術を駆使した最先端物流への取り組み
ⅳ.アジアを中心としたグローバル事業の強化(フォワーディング事業やクロスボーダー輸送の連携等)
ⅴ.リソース(不動産事業・システム事業等)の相互活用と連携による周辺事業の強化
② 資本提携の内容
当社は、SGホールディングスから佐川急便株式10,655,240株(1株当たり取得価額6,224円、取得価額計66,318百万円、発行済株式総数比(自己株式を除く)20.0%、議決権所有割合20.0%)を取得した。
(3) 資本業務提携の相手先の概要
① SGホールディングスの概要
ⅰ.名称 SGホールディングス株式会社
ⅱ.所在地 京都市南区上鳥羽角田町68番地
ⅲ.代表者の役職・氏名 代表取締役会長 栗和田 榮一 代表取締役社長 町田 公志
ⅳ.事業内容 グループ経営戦略策定・管理並びにそれらに付帯する業務
ⅴ.資本金 11,882百万円
② 佐川急便の概要
ⅰ.名称 佐川急便株式会社
ⅱ.所在地 京都市南区上鳥羽角田町68番地
ⅲ.代表者の役職・氏名 代表取締役社長 荒木 秀夫
ⅳ.事業内容 宅配便など各種輸送にかかわる事業
ⅴ.資本金 11,275百万円
(4) 資本業務提携の日程
① 取締役会決議日 2016年3月30日
② 資本業務提携契約締結日 2016年3月30日
③ 佐川急便株式の譲渡実行日 2016年5月20日
(多額な資金の借入)
当社は、2016年3月30日開催の取締役会決議に基づき、以下のとおり資金の借入を実行した。
(1) 借入の使途佐川急便株式会社の株式取得のための資金として
(2) 借入先の名称株式会社三菱東京UFJ銀行株式会社みずほ銀行
(3) 借入金額550億円150億円
(4) 借入利率基準金利+スプレッド基準金利+スプレッド
(5) 借入実行日2016年5月19日2016年5月19日
(6) 返済期日2016年9月30日2016年9月30日
(7) 担保提供資産なしなし