有価証券報告書-第154期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2018/06/22 13:36
【資料】
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【項目】
116項目
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。
確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給しております。一部の確定給付企業年金制度には、退職給付信託が設定されております。
退職一時金制度では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。
なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度(簡便法を適用した制度を除く。)
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
退職給付債務の期首残高8,837,297千円8,910,126千円
勤務費用392,772400,777
利息費用26,30625,447
数理計算上の差異の発生額85,61042,166
退職給付の支払額△431,860△494,295
過去勤務費用の発生額△123,785
その他△9,081
退職給付債務の期末残高8,910,1268,751,355

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
年金資産の期首残高5,094,796千円5,326,428千円
期待運用収益1,1731,272
数理計算上の差異の発生額157,204210,798
事業主からの拠出額292,285309,686
退職給付の支払額△219,031△220,151
その他△4,495
年金資産の期末残高5,326,4285,623,539

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に
係る資産の調整表
前連結会計年度
(平成29年3月31日)
当連結会計年度
(平成30年3月31日)
積立型制度の退職給付債務5,795,792千円5,752,999千円
年金資産△5,326,428△5,623,539
469,363129,459
非積立型制度の退職給付債務3,114,3342,998,356
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額3,583,6973,127,816
退職給付に係る負債3,583,7473,225,733
退職給付に係る資産△49△97,916
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額3,583,6973,127,816

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
勤務費用392,772千円400,777千円
利息費用26,30625,447
期待運用収益△1,173△1,272
数理計算上の差異の費用処理額1,472,842△57,763
過去勤務費用の発生額△123,785
その他5,028
確定給付制度に係る退職給付費用1,890,747248,431

(5) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
未認識数理計算上の差異1,544,436千円97,038千円
合計1,544,43697,038

(6) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成29年3月31日)
当連結会計年度
(平成30年3月31日)
未認識数理計算上の差異71,593千円168,632千円
合計71,593168,632

(7) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成29年3月31日)
当連結会計年度
(平成30年3月31日)
債券38.2%33.5%
株式42.1%43.6%
現金及び預金16.5%16.2%
その他3.2%6.7%
合計100.0%100.0%

(注)年金資産合計には、企業年金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度38.7%、当連結会計年
度39.8%含まれております。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
割引率0.0~1.1%0.0~1.1%
長期期待運用収益率0.0~0.49%0.0~0.49%

その他の重要な計算基礎
予想昇給率
下記を基準日として算定した年齢別昇給指数を使用しております。
静岡鉄道㈱ 平成29年3月31日
静岡トヨペット㈱・トヨタカローラ東海㈱等 平成29年3月31日
しずてつジャストライン㈱ 平成30年3月31日
3.簡便法を適用した確定給付制度
(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成29年4月1日
至 平成30年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高1,205,824千円1,288,017千円
企業結合による増加額85,747
退職給付費用143,660132,490
退職給付の支払額△115,226△140,197
制度への拠出額△31,988△12,272
退職給付に係る負債の期末残高1,288,0171,268,038

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(平成29年3月31日)
当連結会計年度
(平成30年3月31日)
積立型制度の退職給付債務333,612千円334,117千円
年金資産△297,132△293,174
36,48040,943
非積立型制度の退職給付債務1,251,5361,227,095
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額1,288,0171,268,038
退職給付に係る負債1,288,0171,268,038
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額1,288,0171,268,038

(3) 退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用前連結会計年度143,660千円当連結会計年度132,490千円

4.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度47,823千円、当連結会計年度48,851千円でありました。