当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資の持ち直しや好調な雇用情勢などにより緩やかな回復傾向が続きました。このような状況の中、当社、連結子会社および持分法適用関連会社は、「グループ経営構想Ⅴ ~限りなき前進~」のもと、鉄道事業や生活サービス事業、Suica事業を中心に様々な施策を着実に展開しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は、定期外収入を中心に当社の運輸収入が増加したことなどにより、前年同期比1.5%増の698,021百万円となりましたが、新幹線鉄道大規模改修引当金繰入などに伴い当社の営業費用が増加したことにより、営業利益は前年同期比3.0%減の132,874百万円、経常利益は前年同期比2.9%減の117,075百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、災害に伴う受取保険金の増加の影響などもあり、前年同期比0.9%増の79,967百万円となりました。
最重点課題と位置づけている「安全・安定輸送のレベルアップ」については、輸送に係る事故・事象の「再発防止」を徹底するとともに、リスク・弱点の把握による「未然防止」に取り組んでいます。具体的には、関係する設備の強化を進めたほか、安全教育・訓練をより実践的な内容に見直すことにより、社員の安全意識の向上を図りました。また、グループ会社・パートナー会社との人事交流の拡大などを進め、グループ全体での技術力の向上に努めました。さらに、安定した輸送サービスの提供に努めるとともに、輸送障害発生時の早期運転再開、迅速なお客さま対応および影響拡大の防止など、異常時の対応能力強化に取り組みました。
2016/08/05 11:35