有価証券報告書-第35期(2024/04/01-2025/03/31)
(2) 戦略
① 分析
コロナ禍で輸送人員、営業収入ともに大きく落ち込みましたが、足下ではコロナ禍前の水準まで回復し、それに伴い混雑率も増加傾向にあります。
② 重要なリスクと機会
また、重要な要素である「安全・安心」、「環境」、「社会」について、当社のおかれた外部要因等から、それぞれ課題(リスク)を選別、抽出し、機会の検討を行いました。
主な検討結果については、以下のとおりです。
③人的資本
我が国では、今後加速度的に労働人口の減少が見込まれております。当社の主たる事業である鉄道事業の安定輸送の維持のためには、適切な人材の確保、育成が必要であるため、ハード、ソフト両面の働きやすい職場環境づくりを推進してまいります。
① 分析
コロナ禍で輸送人員、営業収入ともに大きく落ち込みましたが、足下ではコロナ禍前の水準まで回復し、それに伴い混雑率も増加傾向にあります。
| 外部要因 | 内 容 |
| 人口動態 | ・日本全体では、少子化及び超高齢化が進み、人口減少時代に突入しています。 ・TX沿線の土地区画整理事業が概成、沿線開発が堅調に進展し、沿線自治体の人口増加は当面継続する見込みです。 |
| 経済状況 | ・賃金・物価上昇、金利のある世界が到来も、長期間続いたデフレからの完全な脱却に 至っていません。 ・地政学リスク(ヨーロッパ、中国、中東等)により資源・資材価格が高騰しています。 ・インバウンド需要は今後も継続する見込みです。 ・TX沿線地域では最先端の教育・研究拠点や産業等が集積しています。 |
| 社会状況 | ・頻発・激甚化する台風や豪雨、切迫する巨大地震など、自然災害への備えが重要になっています。 ・気候変動リスクへの対応、ESGや脱炭素の取組みの強化が求められています。 ・働き手不足のなか、ダイバーシティ&インクルージョンや働き方改革が推進されています。 ・人的資本投資の推進やデジタル技術やAI等の活用による生産性向上が求められています。 |
② 重要なリスクと機会
また、重要な要素である「安全・安心」、「環境」、「社会」について、当社のおかれた外部要因等から、それぞれ課題(リスク)を選別、抽出し、機会の検討を行いました。
主な検討結果については、以下のとおりです。
| 重要な要素 | 課 題(リスク) | 機 会 |
| 安全・安心 | ・大規模自然災害の発生による運転事故や輸送障害の発生 ・設備不具合などによる運転事故や輸送障害の発生 | ・当社施設等の被害軽減及び安定的な運行の確保に資する大規模自然災害を想定した対策・訓練 ・設備・機器類の適宜適切な更新 |
| 環 境 | ・環境問題への取組みの遅れによる企業イメージの低下 | ・環境意識への対応による企業イメージの向上 |
| 社 会 | ・バリアフリーへの対応が適切に行われなかった場合における障がい者等利用者へのサービスレベルの低下 | ・バリアフリー施設・機器等の適宜適切な導入及び更新 ・障がい者との意見交換 |
③人的資本
我が国では、今後加速度的に労働人口の減少が見込まれております。当社の主たる事業である鉄道事業の安定輸送の維持のためには、適切な人材の確保、育成が必要であるため、ハード、ソフト両面の働きやすい職場環境づくりを推進してまいります。
| 人材育成 | 社内教育・研修の機会を通じ、必要な知識やスキルの獲得など人材育成の充実に取り組んでいきます。また、乗務員の長期的な安定確保・育成を目的に、2024年6月、自社内に乗務員養成所を開所しました。 |
| 女性活躍推進 | 2024年4月に更新した「女性が活躍できる雇用環境の整備等に関する行動計画」に基づき、女性社員がより長くいきいきと働ける職場、安心して出産・子育てができる職場づくりに向けて、社内制度の更なる充実を目指しています。 |
| 障がい者雇用の推進 | 障がい者に職業生活の場を提供し、仕事を通じて自立・成長を支援することが企業としての社会的使命の一つであるとの考えから、㈱TXハーモニーは障がい者雇用をより推進しやすい特例子会社の認定を受け、主に駅付帯施設の清掃業務を行っています。 |