有価証券報告書-第134期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 12:21
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116項目

有報資料

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策により雇用や所得の環境が改善するなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。また、世界経済にも景気の緩やかな回復傾向が見られますが、米国新政権における保護主義の鮮明化や英国のEU離脱問題など、依然として先行き不透明な状況となっております。
このような情勢のなかで当社グループは、基盤となるバス事業を中心に更なる安全性の向上及びお客様視点によるサービスづくりに努めるとともに、積極的に新たな事業展開を行い、中長期的な収益力の向上を目指しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は前年同期比649百万円(1.5%)増の44,522百万円、営業利益は前年同期比303百万円(△9.8%)減の2,793百万円、経常利益は前年同期比249百万円(△7.6%)減の3,027百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比142百万円(△6.7%)減の1,991百万円となりました。
セグメントの業績は次の通りであります。売上高、営業利益はセグメント間の内部売上高又は振替高控除前の金額であります。
①自動車運送
乗合バス部門におきましては、一般路線バスでは定期券の販売が好調に推移したことに加え、沿線商業施設へのアクセス強化や明石駅前再開発に伴う利用者増により増収となりました。また、交通系ICカードの全国相互利用サービスの開始等によりICカード利用者が増加しました。高速乗合バスは明石市・神戸市西区~三宮線において運行便数の増回を実施したことに加え、USJ線、三宮~松山線が好調に推移したこと等により増収となりました。また、2階建てオープンバスを使用した神戸市内定期観光バス「スカイバス神戸」の運行を開始しました。サービス面ではバスロケーションシステム導入エリアを拡大しました。タクシー部門は乗務員不足による稼働率の低下により減収となりました。以上の結果、売上高は前年同期比503百万円(2.6%)増の20,123百万円となりましたが、営業利益は人件費及び修繕費等の増加により前年同期比29百万円(△3.1%)減の921百万円となりました。
②車両物販・整備
車両物販部門におきましては、大口取引を受注したこと等により大型車両部品の販売が好調に推移しました。また、平成27年6月に子会社化した株式会社大陽商会(自動車部品卸業)が収入の確保に寄与いたしました。自動車整備部門は、大型車両の車検整備や車体架装が増加したこと等により増収となりました。以上の結果、売上高は前年同期比389百万円(5.1%)増の8,043百万円、営業利益は前年同期比30百万円(8.1%)増の414百万円となりました。
③業務受託
車両管理部門におきましては、スクールバスの新規受注や従業員輸送の増車等により増収となりました。経営受託部門は、指定管理施設の新規契約等により増収となりました。介護部門はデイサービス利用者が減少しましたが、サービス付高齢者向け住宅「青山の郷」の高稼働、訪問介護の増加により前期並で推移しました。以上の結果、売上高は前年同期比105百万円(3.5%)増の3,103百万円となりましたが、営業利益は人件費の増加等により前年同期比32百万円(△11.9%)減の238百万円となりました。
④不動産
賃貸部門におきましては、姫路駅前オフィスビル「姫路ターミナルスクエア」及び平成28年4月に賃貸を開始した姫路駅前商業ビル「キュエル姫路」が高稼働を確保したこと等により増収となりました。販売部門は、分譲地販売区画数及び建売・注文住宅の販売戸数が増加し、増収となりました。建設部門は店舗新装工事や建替え工事等の受注が増加したことにより増収となりました。以上の結果、売上高は前年同期比363百万円(9.1%)増の4,375百万円、営業利益は前年同期比194百万円(15.3%)増の1,468百万円となりました。
⑤レジャーサービス
サービスエリア部門におきましては、ゴールデンウィーク及びシルバーウィーク期間中の利用者が減少したこと等により減収となりました。飲食部門は、キュエル姫路内にオープンした「サルヴァトーレ クオモ&バール姫路店」(イタリアンレストラン)、「天ぷら海鮮 神福」(居酒屋)等が収入の確保に寄与いたしました。食品製造販売部門は、不採算店舗から撤退したこと等により減収となりました。レンタル(ツタヤFC)部門は、新店舗として「TSUTAYA姫路飾磨店」を出店したことにより増収となりました。以上の結果、売上高は前年同期比209百万円(△3.1%)減の6,468百万円、営業損益は飲食部門及びレンタル(ツタヤFC)部門における新規出店費用の発生等により前年同期に比べ135百万円悪化し、221百万円の営業損失となりました。
⑥旅行貸切
旅行部門におきましては、募集型企画旅行は、平成28年10月より専用車両「ゆいプリマ」を使用した新ツアーブランド「真結(ゆい)」の販売を開始するとともに、訪日観光客向けツアーに専用車両「LIMON(リモン)」を導入しました。手配旅行は大口団体からの受注がありましたが、訪日団体の受注減により前年並で推移しました。貸切バス部門は、一稼働当たりの収入減及び稼働数減により減収となりました。以上の結果、売上高は前年同期比0百万円(0.0%)増の3,989百万円となりましたが、営業利益は人件費、宣伝広告費及び神戸車庫新設に伴う増車や専用車両導入による減価償却費の増加により前年同期比403百万円(△96.3%)減の15百万円となりました。
⑦その他
清掃・警備部門におきましては、建物清掃の新規受注や既存顧客からの受注増に加え、緑地管理の受注増等により増収となりました。広告部門は、ラッピングバスやバス車内CM放送の受注件数増等により増収となりました。化粧品販売部門はエステサロンの閉店等により減収となりました。以上の結果、売上高は前年同期比31百万円(1.7%)増の1,883百万円となりました。営業損益は広告部門の売上総利益の増加等により前年同期に比べ105百万円(86.9%)改善しましたものの、15百万円の営業損失となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ272百万円減少し、4,429百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益3,015百万円、減価償却費2,791百万円、法人税等の支払額1,360百万円等により4,048百万円の収入(前年同期は5,436百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出3,267百万円、定期預金の預入による支出1,540百万円、定期預金の払戻による収入1,077百万円等により3,124百万円の支出(前年同期は5,004百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出601百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出570百万円等により1,197百万円の支出(前年同期は632百万円の支出)となりました。
なお、当連結会計年度におけるフリー・キャッシュ・フロー(営業活動におけるキャッシュ・フローと投資活動におけるキャッシュ・フローを合算したもの)は924百万円のプラスとなりました。

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