有価証券報告書-第82期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/30 9:27
【資料】
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【項目】
140項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
連結子会社は、確定給付による退職給付制度を採用しており、規約型確定給付企業年金制度と退職一時金制度を併用しております。
確定給付企業年金制度(積立型制度)では、勤務期間等に基づいた一時金または年金を支給しております。退職一時金制度(非積立型制度)では、退職給付として、勤務期間等に基づいた一時金を支給しております。
なお、連結子会社のうち、㈱エスラインギフを除く会社が有する確定給付企業年金制度および退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債および退職給付費用を計算しております。
2 確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付債務の期首残高3,756百万円3,513百万円
勤務費用179百万円163百万円
利息費用2百万円5百万円
数理計算上の差異の発生額△195百万円17百万円
退職給付の支払額△229百万円△223百万円
退職給付債務の期末残高3,513百万円3,476百万円

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
年金資産の期首残高1,006百万円986百万円
期待運用収益20百万円19百万円
数理計算上の差異の発生額△45百万円89百万円
事業主からの拠出額70百万円56百万円
退職給付の支払額△65百万円△69百万円
年金資産の期末残高986百万円1,081百万円

(3) 簡便法を適用した制度の退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高47百万円39百万円
退職給付に係る資産の期首残高△52百万円△50百万円
退職給付費用82百万円24百万円
退職給付の支払額△39百万円△25百万円
制度への拠出額△47百万円△37百万円
退職給付に係る負債の期末残高39百万円23百万円
退職給付に係る資産の期末残高△50百万円△73百万円

(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
積立型制度の退職給付債務1,446百万円1,451百万円
年金資産△1,434百万円△1,582百万円
11百万円△131百万円
非積立型制度の退職給付債務2,504百万円2,476百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額2,516百万円2,345百万円
退職給付に係る負債2,567百万円2,418百万円
退職給付に係る資産△50百万円△73百万円
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額2,516百万円2,345百万円

(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
勤務費用179百万円163百万円
利息費用2百万円5百万円
期待運用収益△20百万円△19百万円
数理計算上の差異の費用処理額21百万円19百万円
簡便法で計算した退職給付費用82百万円24百万円
確定給付制度に係る退職給付費用266百万円193百万円

(6) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
当連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
未認識数理計算上の差異171百万円90百万円
合 計171百万円90百万円

(7) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
未認識数理計算上の差異△6百万円△97百万円
合 計△6百万円△97百万円

(8) 年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
債券52%54%
株式21%25%
一般勘定15%14%
その他12%7%
合 計100%100%

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2020年3月31日)
当連結会計年度
(2021年3月31日)
割引率△0.14%~0.45%△0.10%~0.72%
長期期待運用収益率2.00%2.00%
予想昇給率1.41%~1.54%1.46%~2.04%