有価証券報告書-第117期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/25 15:34
【資料】
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【項目】
180項目
a.人材育成方針
当社グループにおける人材育成の目的は、全社員が企業理念を認識し、具現化に向けそれぞれの特性と能力を発揮し、山九グループにおける価値創造を最大化するとともに社会人としての自己実現をさせること、と定義しています。
具体的な取り組みとして獲得した人材に必要なスキルを身に付けさせ能力を最大化するために、以下の教育体系に基づく研修及び社員の自律的なキャリア構築を支援する制度を導入しています。
加えて当社の競争力強化や事業成長に欠かせないDX推進の担い手となり得る人材の育成に向けデジタルとデータ活用に関するDXリテラシー向上、全社共通のスキル要件を定めた認定制度を導入しデジタル人材の育成に取り組んでいます。
また、2022年10月マレーシアに開設した人材育成センター「SANKYU TECHNICAL ACADEMY」および2025年4月にサウジアラビアに開設した「Sankyu Saudi Arabia Maintenance and Human Resource Development Center」にて海外関係会社社員を対象にメンテナンス研修、機械整備研修などを実施し、世界で活躍できるグローバルな技術・技能集団の育成に取り組んでまいります。

(注) 階層別研修、技能・技術研修、各公開講座は関係会社社員も受講しております。
b.社内環境整備方針
(a) 安全に関する取り組み
「人を大切にする」という当社グループの経営理念の根幹となるのは、全社員とその家族が一人でも多く幸せを感じることであり、「安全」はその為に最優先されるべき条件であると考えています。
その為にも、安全衛生方針に示している、我々の職場には『そもそも安全な状態は存在せず、常に存在するのは危険な状態である。』という認識とともに、常に問題意識を持ち続け、全社員が一丸となって危険な状態を排除する知恵や工夫を現場に反映させることが重要となります。
また、そのような安全活動、安全管理ができる人材を育て、安全文化を継承することで、真に「人を大切にする」組織を構築していきます。
具体的には以下のような安全の取り組みを行っています。
・「山九労働安全衛生マネジメントシステム」を導入
厚生労働省策定のOSHMSをもとに「山九労働安全衛生マネジメントシステム」(Sankyu occupational Safety and Health Management System:SSMS)を策定し、2003年に全社で導入しています。
なお、導入に際しては、従来から行っていた活動に加え、新たに体系化した活動を取り入れ、組織的な安全衛生管理活動を再構築しました。
・安全衛生教育
教育の主管となる組織、受講する従業員の階層ごとに、体系的かつ計画的に行っています。従業員に安全衛生に関する知識および技能を習得させるとともに、意識の高揚を図るための教育を実施することを規程で定めています。

(注) 上記の他、人材育成方針に記載した階層別研修の全階層にて「安全衛生管理」に関する講座を実施しています。
(b) 働きがい向上に関する取り組み
社員が、それぞれの特性と能力を最大限発揮するには働きがいを持てる職場環境を整備することが重要となります。そのために以下のような対話活動を通して社員のニーズを把握し、職場環境の整備に取り組んでいます。
本社で行う労働組合との対話活動実績(2025年度:単体)
実施回数取り扱う内容
労使経営委員会2回・経営状況の説明
労使経営懇談会1回・各事業本部方針の説明
労使幹部連絡会5回・決算説明
労使協議会5回・労働条件等に関する協議
労使専門委員会11回・労働条件等に関する意見聴取
人事制度専門委員会1回・人事制度の運用状況説明および意見聴取
雇用対策検討委員会2回・要員状況、作業状況についての説明および意見聴取

社内環境整備実績(2023~2026年度:単体 (注)1)
年間所定労働時間の見直し 2026年度実施
年次有給休暇付与日数の見直し 2023年度実施
初任給水準、賃金水準の見直し 2023年度、2024年度、2025年度、2026年度実施
交代手当の増額 2026年度実施
生活支援一時金の支給 (注)2 2023年度支給
奨学金支援制度の導入 2024年度導入
(注)1. 関係会社も各社の実態に応じ、社内環境整備に取り組んでいます。
2. 単体、国内関係会社社員および海外関係会社社員に支給しております。
また、2024年度に実施した「山九働きがい診断(エンゲージメントサーベイ)」の結果から「丁寧なコミュニケーションと風通しの良さを促進する風土改革」を課題として、2025年度も「山九MIRAI対話」として社員と取締役、執行役員との対話活動を64回、527名を対象に継続実施しました。本対話活動については参加者にアンケートをとり、有効性も確認しています。その他、上司・部下との1on1ミーティング「相互理解タイム」も実施しました。

2025年度に実施した第3回目の結果は以下のとおりとなり、経年比較可能な設問76問中76問(100.0%)が昨年度対比で改善しました。

(注)エンゲージメントに関する設問構成(3問→4問)を変更
しかし、「事業目標と自身の仕事への紐づけができていない」、「自社事業への自信が持てていない」ことが問題として抽出されたことからコミュニケーション強化を図るべく、「山九MIRAI対話」および「相互理解タイム」を継続して進めていきます。
今後も継続的な「山九働きがい診断」の実施により、課題を抽出し、課題に応じた施策を打ち出し、「働きがい」のある会社・職場の実現に向けた取り組みを進めていきます。
(c)人材の多様性に関する取り組み
「人を大切にすること」という経営理念のもと、エンゲージメント向上、労働力確保や競争力強化に向け様々なバックグラウンドや経験、考え方をもった多様な人材が互いを認め合い、自分らしさを発揮し、活躍することができるグループを目指し、2025年6月に「山九グループDE&I宣言」を制定しました。その方針のもと2027年度までを多様性の理解促進期間として各拠点での説明会や多様性理解の一環として性別の違いについて考える「みんなで知ろう、考えようDE&Iデー(講演会、女性特有の健康課題体験)」などのイベントを開催し取り組んでいます。

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