有価証券報告書-第87期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/30 9:28
【資料】
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【項目】
113項目

有報資料

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、円高による輸出の減少や企業業績の悪化、企業設備投資の足踏みにより停滞し、秋口に入り輸出が改善したものの、個人消費の回復の遅れ等もあり、全体としては足取りの重い状況が続きました。米国では雇用・所得環境の改善を背景に景気に力強さを増し、欧州では英国のEU離脱の混乱も落ち着きを取戻しましたが、海外経済の不確実性の高まりを背景として、依然として先行き不透明な状況が続いております。
港湾物流業界におきましては、事業者間の競争激化を背景に、企業間の価格競争や受注競争はまだまだ厳しく、ユーザーの物流の効率化、コスト削減要請は企業収益を圧迫しております。
当社グループはこのような状況下におきまして、顧客ニーズに柔軟に対応するとともに、積極的な営業展開に努めてまいりました結果、総取扱量は前年同期間比0.8%増加しましたが、売上高は134億6百万円余(対前年同期間2億96百万円余減)となりました。損益面につきましては、売上高が減少したことにより、営業総利益は前年同期間比3.8%減少し9億85百万円余(対前年同期間38百万円余減)となりました。営業利益は前年同期間比18.1%減少し22百万円余(対前年同期間4百万円余減)、経常利益は前年同期間比12.1%増加し80百万円余(対前年同期間8百万円余増)の計上となりました。特別損益では、投資有価証券売却益を53百万円余計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期間比35.4%増加し92百万円余(対前年同期間24百万円余増)の計上となっております。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 輸出部門
輸出部門におきましては、機械機器製品は増加しましたが、雑貨が減少したことにより、輸出部門の売上高は4.2%減(前年同期比)の30億59百万円余、セグメント損失70百万円余(前年同期間はセグメント損失1億26百万円余)の計上となりました。
② 輸入部門
輸入部門におきましては、繊維製品は減少しましたが、雑貨が増加したことにより、輸入部門の売上高は1.2%増(前年同期比)の52億80百万円余、セグメント利益は20百万円余(前年同期間はセグメント利益21百万円余)の計上となりました。
③ 国際部門
国際部門におきましては、国際輸出は、東南アジア向け建材、自動車部品関連は横ばいで推移しましたが、中国向け機械部品、資材が減少したことにより、国際輸出部門の売上高は13億31百万円余の計上となりました。
国際輸入におきましては、ベトナムからの繊維製品、東南アジアからの雑貨は堅調に推移しましたが、主力の中国からの雑貨、繊維製品が大きく落ち込んだことにより、国際輸入部門の売上高は35億55百万円余の計上となりました。
その結果、国際部門の売上高は4.3%減(前年同期比)の48億86百万円余、セグメント利益は6百万円余(前年同期間はセグメント利益64百万円余)の計上となりました。
④ その他
船内荷役、港湾関連及び倉庫業等の売上高は前年同期間比7.3%減少し、2億49百万円余の計上となりセグメント利益は66百万円余(前年同期間はセグメント利益68百万円余)の計上となりました。
(注)上記のセグメントの営業収入には、セグメント間の内部営業収入70百万円余を含んでおります
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、6億39百万円余となり、前連結会計年度末より37百万円余の減少となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の営業活動による資金は1億92百万円余の増加(前連結会計年度72百万円余増加)となっております。これは、主に減価償却費2億47百万円余によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の投資活動による資金は38百万円余の増加(前連結会計年度66百万円余減少)となっております。これは、主に有形・無形固定資産の取得による支出95百万円余、その他の支出37百万円余ありますが、その他の収入1億2百万円余、投資有価証券の売却による収入67百万円余によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度の財務活動による資金は2億69百万円余の減少(前連結会計年度2億12百万円余減少)となっております。これは、主に長期借入れによる収入8億円がありますが、長期借入金の返済による支出9億50百万円余、配当金の支払額73百万円余によるものであります。

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