- #1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
このような環境下、当社は空港外分野への事業展開を中期経営計画の重点課題と位置づけ、空港以外の事業売上比率20%超の達成を目指しています。空港における高度な保守技術及び24時間365日の運用ノウハウを活用し、物流センターや倉庫施設のメンテナンス業務の受託を積極的に進めています。特に、物流倉庫の搬送設備に関しては、設計・提案から施工・運用保守サービスまでを一貫して提供するワンストップサービス体制を構築しています。さらに、医療・介護分野においては、病院やサービス付き高齢者向け住宅向けにフードカートの製作・販売を促進し、空港外業務のさらなる拡充を図っています。
加えて、動力供給事業領域では電力料金等原材料費の高騰に対応すべく、原材料費の変動に応じた価格転嫁を継続的に実施しています。エンジニアリング事業領域においては、人材不足への対応として技術員のマルチスキル化を進め、BPR(業務プロセス改革)を通じて業務効率化・生産性向上を推進しています。
今後も、当社は、外部環境の変化を的確に捉え、空港関連事業への依存からの脱却と、持続可能な事業基盤の構築を図り、企業価値の向上を目指してまいります。
2025/06/25 13:59- #2 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
| | | | (単位:千円) |
| その他の項目 | | | | |
| 減価償却費 | 550,282 | 4,781 | 22,501 | 577,566 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 753,059 | 9,882 | 247,865 | 1,010,807 |
当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
| | | | (単位:千円) |
| その他の項目 | | | | |
| 減価償却費 | 526,297 | 15,699 | 52,468 | 594,465 |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 554,947 | 30,121 | 91,808 | 676,877 |
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
2025/06/25 13:59- #3 主要な設備の状況
(注) 1 エンジニアリング事業には重要な設備はありません。
2 上記の他、主要な賃借及びリース設備として以下のものがあります。
2025/06/25 13:59- #4 主要な販売費及び一般管理費
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額並びにおおよその割合は、次のとおりであります。
| 前事業年度(自 2023年4月1日至 2024年3月31日) | 当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日) |
| 株式給付費用 | 29,282 | 〃 | 42,924 | 〃 |
| 減価償却費 | 27,306 | 〃 | 27,218 | 〃 |
おおよその割合
2025/06/25 13:59- #5 主要な顧客ごとの情報
3 主要な顧客ごとの情報
| | (単位:千円) |
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
| 日本航空株式会社 | 3,784,823 | 動力供給事業、エンジニアリング事業及び商品販売事業 |
| 株式会社成田エアポートテクノ | 1,912,466 | エンジニアリング事業 |
| 全日本空輸株式会社 | 1,795,161 | 動力供給事業、エンジニアリング事業及び商品販売事業 |
2025/06/25 13:59- #6 事業の内容
当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。
| 事 業 | 内 容 | 会 社 名 |
| 動力供給事業 | ・国内10空港(新千歳・成田・羽田・中部・伊丹・関西・神戸・広島・福岡・那覇)において、航空機が必要とする電力、冷暖房及び圧搾空気を固定式設備及び移動式設備による供給 | (株)エージーピー(株)エージーピー中部(株)エージーピー沖縄Airport Ground Power (Thailand) Co.,Ltd.(株)AリリーフSmart Airport Systems Japan(株) |
| エンジニアリング事業 | ・整備保守、工事空港関連の特殊機械設備(旅客搭乗橋、手荷物搬送設備)の保守管理業務、工事・施設保守、工事建物・諸設備(航空機用格納庫、機内食工場、貨物ターミナル、冷熱源供給設備、特高変電所、ホテル 他)の保守管理業務施設保守に関連する機器の更新工事・セキュリティ保守受託手荷物検査装置の運用管理業務やハイジャック防止設備等セキュリティ機器の保全業務・ビジネスジェット支援ビジネスジェットの格納庫駐機、機体クリーニング等サポート業務・物流保守サービス空港外の特殊設備(総合物流センター等の保管・搬送設備)の保守管理業務 |
| 商品販売事業 | ・フードシステム販売機内食システムを病院、介護施設、学校、ホテル等の給食システムに転用した、保冷・加熱カート、保冷カート、保温カート等の製作販売・電力販売・GSE(Ground Support Equipment:航空機地上支援機材)等販売航空業界のニーズに応じた海外製機材の輸入販売及び航空機用冷暖房車等の特殊車両及びBe power.GPU(*1)、ブレーキクーリングカート等の製作販売、アフターサービス・その他航空機部品管理業務、空港内電気自動車の充電設備の賃貸と設備の保守管理業務及び国内外の空港特殊設備に関する技術支援業務等(*1)Be power.GPUとは、「脱炭素・環境負荷低減」を目的として当社で開発しました、国産初のバッテリー駆動式GPUの登録商標であります。 |
| (注) 上記事業のうち動力供給事業については、国土交通大臣が発した省令「空港管理規則」等の規制を受けております。また、エンジニアリング事業及び商品販売事業についても各空港事務所長等の承認を得なければならない場合があります。 |
事業の系統図は、次のとおりであります。

2025/06/25 13:59- #7 事業等のリスク
また、本事業を約60年間にわたり、継続運営しておりますが、長期的な物価上昇や建設コストの上昇などにより、今後の事業環境が不利に変化する可能性は否定できません。
② エンジニアリング事業
a.空港におけるIoT技術・AI技術導入による影響
2025/06/25 13:59- #8 会計方針に関する事項(連結)
動力供給事業においては、主に、地上駐機中の航空機に対して電力等動力資源を供給するサービスを提供しており、動力供給が完了し、顧客から検収を受けた時点で収益を認識しております。
エンジニアリング事業においては、主に、特殊機械設備等の工事や保守管理サービスを提供しております。
工事については、短期工事が多く、原則、工事が完了し顧客による検収が完了した時点で収益を認識しております。一定以上の期間を要する工事契約については、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。なお、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しております。
2025/06/25 13:59- #9 報告セグメントの概要(連結)
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
当社は製品やサービスの特性から区分される「動力供給事業」、「エンジニアリング事業」及び「商品販売事業」の3つを報告セグメントとしております。
「動力供給事業」は、航空機への電力・冷暖房・圧搾空気の供給を行っております。
2025/06/25 13:59- #10 従業員の状況(連結)
2025年3月31日現在
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
| 動力供給事業 | 163 |
| エンジニアリング事業 | 456 |
| 商品販売事業 | 49 |
(注) 1 従業員数は、就業人員(正社員、契約社員、嘱託社員、パートタイマー、アルバイト、受入派遣社員及び他社からの出向者)で
あります。
2025/06/25 13:59- #11 未適用の会計基準等、連結財務諸表(連結)
企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組の一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。
借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。
(2)適用予定日
2025/06/25 13:59- #12 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、前期末比2億23百万円(19.0%)増加の13億98百万円となりました。これは、税金等調整前当期純利益が13億92百万円となり、減価償却費が6億24百万円、売上債権の増加額が2億26百万円、棚卸資産の増加額が3億63百万円、仕入債務の増加額が2億32百万円、法人税等の支払額が2億78百万円であったこと等によります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
2025/06/25 13:59- #13 設備投資等の概要
設備投資金額は、554百万円であります。
・エンジニアリング事業
当事業への主な設備投資は、整備用車両等によるものであります。
2025/06/25 13:59- #14 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
繰延税金資産の基となる当社の事業計画は、原材料価格の高騰やエンジニアリング事業に係る人件費の高騰等の影響、それに対応する販売価格の転嫁を反映しております。
繰延税金資産は、将来減算一時差異等を使用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲で見積りを行っております。
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