- #1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
このような環境下、当社は空港外分野への事業展開を中期経営計画の重点課題と位置づけ、空港以外の事業売上比率20%超の達成を目指しています。空港における高度な保守技術及び24時間365日の運用ノウハウを活用し、物流センターや倉庫施設のメンテナンス業務の受託を積極的に進めています。特に、物流倉庫の搬送設備に関しては、設計・提案から施工・運用保守サービスまでを一貫して提供するワンストップサービス体制を構築しています。さらに、医療・介護分野においては、病院やサービス付き高齢者向け住宅向けにフードカートの製作・販売を促進し、空港外業務のさらなる拡充を図っています。
加えて、動力供給事業領域では電力料金等原材料費の高騰に対応すべく、原材料費の変動に応じた価格転嫁を継続的に実施しています。エンジニアリング事業領域においては、人材不足への対応として技術員のマルチスキル化を進め、BPR(業務プロセス改革)を通じて業務効率化・生産性向上を推進しています。
今後も、当社は、外部環境の変化を的確に捉え、空港関連事業への依存からの脱却と、持続可能な事業基盤の構築を図り、企業価値の向上を目指してまいります。
2025/06/25 13:59- #2 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
当社は製品やサービスの特性から区分される「動力供給事業」、「エンジニアリング事業」及び「商品販売事業」の3つを報告セグメントとしております。
「動力供給事業」は、航空機への電力・冷暖房・圧搾空気の供給を行っております。
2025/06/25 13:59- #3 主要な設備の状況
2 上記の他、主要な賃借及びリース設備として以下のものがあります。
| 事業所名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 従業員数(名) | 年間賃借及びリース料(千円) |
| 成田支社(千葉県成田市) | 動力供給事業 | 電力・冷暖房供給設備、土地及び機材 | 28 | 363,350 |
| 中部空港支店(愛知県常滑市) | 〃 | 〃 | 8 | 113,260 |
(2) 国内子会社
重要な設備はありません。
2025/06/25 13:59- #4 事業の内容
3 【事業の内容】
当社及び当社関連会社(当社、連結子会社3社及び持分法適用会社2社により構成)においては、駐機中の航空機へ電力や空調等を供給する動力供給事業を主力事業として展開するとともに、空港内における特殊機械設備の運用・保守業務も長年にわたり担ってまいりました。
これらの空港インフラ事業で培った高度な技術と運用ノウハウを活かし、近年では物流倉庫をはじめとする空港外施設において、マテリアルハンドリング設備等の運用保守業務へと事業領域を拡大しております。また、フードシステム販売、航空機地上支援機器(GSE)等販売等を含む商品販売事業を展開しております。
2025/06/25 13:59- #5 事業等のリスク
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものでありますが、全てのリスクを網羅したものではなく、災害に関するリスク等、予見しがたいリスクも存在します。
① 動力供給事業
a.航空会社の運航計画等による影響
2025/06/25 13:59- #6 会計方針に関する事項(連結)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29 号 2020 年3月31 日)等を適用しております。
動力供給事業においては、主に、地上駐機中の航空機に対して電力等動力資源を供給するサービスを提供しており、動力供給が完了し、顧客から検収を受けた時点で収益を認識しております。
エンジニアリング事業においては、主に、特殊機械設備等の工事や保守管理サービスを提供しております。
2025/06/25 13:59- #7 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
契約資産は、主に動力供給事業において、期末日時点で履行義務を充足しているが未請求の完了部分に係る対価に対する当社及び連結子会社の権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
2025/06/25 13:59- #8 従業員の状況(連結)
2025年3月31日現在
| セグメントの名称 | 従業員数(名) |
| 動力供給事業 | 163 |
| エンジニアリング事業 | 456 |
(注) 1 従業員数は、就業人員(正社員、契約社員、嘱託社員、パートタイマー、アルバイト、受入派遣社員及び他社からの出向者)で
あります。
2025/06/25 13:59- #9 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
具体的な戦略担務は、次のとおりです。
| 戦略担務の名称 | 具体的な内容 |
| 既存事業の基盤強化(売上増加) | 動力供給事業において安定的に更新投資及び新規投資が実行可能な基盤強化を目的に持続的事業成長を目指してまいります。①適切なプライシング、②ターゲット航空会社(新規顧客)のGPU利用による売上獲得、③地方空港展開による売上獲得 |
| 既存事業の基盤強化(費用抑制) | ・動力供給事業における移動機材対応①DX等の技術を導入し、移動式GPU機材の機材渡しの仕組みを検討②具体的な交渉を開始・BPR*1:業務を可視化し、DX化の推進と業務集約などを複合的に組み合わせた業務効率化の更なる推進を図ります。 |
| 事業開発推進(M&A) | 将来のAGPのために、新たな収益の柱となる成長事業の創出を果たすための事業開発を推進し、必要な機能を具備するためのM&Aや出資なども行ってまいります。①物流倉庫関連の事業領域拡大、②グリーン電源の確保 |
*1 BPR:Business Process Re-engineeringの略称
*2 GPU:Ground Power Unitの略称
2025/06/25 13:59- #10 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
当期における当社を取り巻く外部環境は、物価や人件費の上昇、人材不足などの課題に直面している一方、訪日外客数は前年度を上回る水準となり、インバウンド需要は堅調に推移し、航空需要は伸長しました。
このような状況における当社業績は、国際線の運航便数増加に伴い、動力供給事業は堅調に推移したことに加え、エンジニアリング事業は更新工事等が増加、商品販売事業はGSE販売が堅調に推移した結果、売上高合計は144億43百万円と前期末比14億56百万円(11.2%)の増収、営業利益は13億40百万円と前期末比2億81百万円(26.5%)の増益となり、全てのセグメントにおいて増収増益となりました。
経常利益は13億90百万円と前期末比3億15百万円(29.4%)の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は9億73百万円と前期末比2億84百万円(41.2%)の増益となりました。
2025/06/25 13:59- #11 設備投資等の概要
当連結会計年度の設備投資等の総額は681百万円であり、セグメントごとの設備投資について示すと、次のとおりであります。
・動力供給事業
当事業への主な設備投資は、東京国際空港(羽田空港)、福岡空港、関西国際空港、大阪国際空港等における航空機用動力供給設備設置工事等によるものであります。
2025/06/25 13:59- #12 資産除去債務関係、連結財務諸表(連結)
(1)当該資産除去債務の概要
動力供給事業関連の機械及び装置の廃棄時におけるフロン回収・破壊法に基づくフロン類の回収、破壊費用であります。
(2)当該資産除去債務の金額の算定方法
2025/06/25 13:59- #13 金融商品関係、連結財務諸表(連結)
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、主に駐機中の航空機へ電力、冷暖房等を提供する動力供給事業を行うための設備投資計画に照らして、金融機関からの借入等により必要な資金を調達しております。一時的な余資は短期的な預金等に限定し、運用しております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
2025/06/25 13:59