有価証券報告書-第33期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/26 10:04
【資料】
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【項目】
106項目

有報資料

(1) 業績
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続き穏やかな回復基調で推移しましたが、不安定な海外経済の動向等もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経済環境下、当連結会計年度における当社グループの業績は、累計正味加入件数の増加に伴う有料放送収入の増加や、EC(電子商取引)ショップ等でのグッズ販売の増加等により、売上高は782億53百万円と前期に比べ29億57百万円(3.9%)の増収となりました。一方で、効果的・効率的な費用投下等により広告宣伝費等が減少したこと等により、売上原価と販売費及び一般管理費の合計が681億12百万円と前期に比べ18億96百万円(2.9%)の増加に留まったため、営業利益は101億41百万円と前期に比べ10億60百万円(11.7%)の増益となりました。経常利益は為替差損計上により102億82百万円と前期に比べ7億66百万円(8.1%)の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は68億円と前期に比べ92百万円(1.4%)の増益となりました。
当社グループは、放送衛星を使った放送事業に係るサービスを行う「放送」、放送事業に係る顧客管理業務を含む「テレマーケティング」の2つを報告セグメントとしております。各セグメントの状況は次のとおりです。
<放送>当連結会計年度におきましては、WOWOW開局25周年記念として大型番組を投入するとともに、WOWOWブランド強化に向けた編成・コンテンツ戦略の強化に取り組むことで、新規加入獲得や解約抑止に努めました。
映画では、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のTV初登場を始めとする「スター・ウォーズ」シリーズ全7作品の日本初一挙放送が好評を得ました。
スポーツでは、4年に一度のサッカーの祭典「UEFA EURO 2016TM サッカー欧州選手権」や、4大大会を中心に年間を通じて放送したテニスが、音楽では、ライブ活動の無期限休止を発表した氷室京介のラストライブ等ビッグアーティストのライブが、新規加入を牽引しました。
オリジナルドラマでは、日本を代表する作家・山崎豊子の最高傑作をWOWOWでは過去最長となる全20話で描いた「連続ドラマW 沈まぬ太陽」が好評を得ました。同番組は、「東京ドラマアウォード2016」における作品賞で、連続ドラマ部門の優秀賞を受賞しました。
映画製作では、WOWOW FILMS「秘密 THE TOP SECRET」、「ミュージアム」等を公開しました。「ミュージアム」の興業収入は、15億円を記録しました。
以上の結果、当連結会計年度における放送セグメントの売上高は734億32百万円と前期に比べ8億42百万円(1.2%)の増収、セグメント利益は100億83百万円と前期に比べ11億47百万円(12.8%)の増益となりました。
当連結会計年度の新規加入件数等は次表のとおりとなりました。複数契約(注)は、当連結会計年度末時点において420,664件(前年度末に比べ2,791件の増加)となっております。
(注) 当社は同一契約者による2契約目と3契約目につき月額2,300円(税抜)の視聴料金を900円(税抜)に割引しており、当該割引の対象となる契約を「複数契約」と呼称しております。
新規加入件数解約件数正味加入件数累計正味加入件数
加入及び解約件数
(対前期増減率)
578,193
(△2.0%)
559,682
(3.4%)
18,511
(△61.7%)
2,823,185
(0.7%)

<テレマーケティング>連結子会社の㈱WOWOWコミュニケーションズにおいて、テレマーケティング業務受託、各種コンタクトセンター受託運営等を行っております。当連結会計年度におけるテレマーケティングセグメントの売上高は、新規外部顧客からのテレマーケティング業務の受注の増加やECショップ等でのグッズ販売の増加により外部売上が増加したこと等により、84億74百万円と前期に比べ18億71百万円(28.3%)の増収となりました。セグメント利益は、成長戦略の一環として実施した横浜拠点(本社及びコンタクトセンター)移転に伴う費用等が発生したため、57百万円と前期に比べ86百万円(△60.2%)の減益となりました。
また、同社が運営するWOWOWカスタマーセンターが、コールセンターにおける優れた取り組みを評価・表彰する「コンタクトセンター・アワード2016」にて、最優秀テクノロジー部門賞を受賞しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ76億30百万円増加し、241億57百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果得られた資金は122億2百万円(前期比68億71百万円増)となりました。主なプラス要因は、仕入債務の増加額132億9百万円、税金等調整前当期純利益97億61百万円及び減価償却費35億10百万円の計上等であり、主なマイナス要因は、たな卸資産の増加額98億53百万円、法人税等の支払額29億75百万円及びその他の資産の増加額12億48百万円等です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果使用した資金は25億43百万円(前期比1億26百万円減)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出13億14百万円、子会社株式の取得による支出7億95百万円及び無形固定資産の取得による支出7億57百万円等です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果使用した資金は20億20百万円(前期比3億23百万円増)となりました。主な要因は配当金の支払額18億89百万円等です。

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