有価証券報告書-第34期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/26 16:27
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注記事項-従業員給付、連結財務諸表(IFRS)

23.従業員給付
(1)確定拠出年金制度
当社及び一部の子会社が計上した確定拠出年金制度に係る退職給付費用
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2017年4月 1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月 1日から
2019年3月31日まで)
退職給付費用28,21725,424

(2)確定給付制度
① 退職一時金及び規約型企業年金制度
NTTグループの従業員は、通常、退職時において退職一時金を受給する権利を有します。支給金額は、従業員の給与資格、勤続年数等に基づき計算されます。
また、当社及び一部の子会社は全額会社拠出の規約型企業年金制度を導入しており、退職一時金の28%相当を原資とする年金が支給されます。なお、従業員の選択により、一時金として受給することも可能になっています。
NTTグループは、規約型企業年金制度について、2014年4月1日以降の積立分(将来分)を確定拠出年金制度へ移行しており、2014年3月31日以前の積立分については、現行の規約型企業年金制度として維持されます。
② NTT企業年金基金(旧NTT厚生年金基金)及びNTT企業年金基金特例経理(旧NTT厚生年金基金特例経理)
(i) NTT企業年金基金(旧NTT厚生年金基金)
NTT企業年金基金は、NTTグループの会社と従業員の双方が一定の拠出金を支出し、公的年金制度である基礎年金及び厚生年金による年金支給に独自の加算部分を付加するための年金制度です。
(ii) NTT企業年金基金特例経理(旧NTT厚生年金基金特例経理)
NTT企業年金基金特例経理は、1997年4月に旧NTT共済組合が厚生年金に統合されたことに伴い、旧国家公務員等共済組合法に基づく年金給付を行うことを目的として、厚生年金保険法等の一部を改正する法律等により、旧NTT共済組合を清算するために経過的に運用される年金制度です。
NTT企業年金基金特例経理は、公的年金制度であり、複数事業主の確定給付制度に該当します。
なお、NTTグループは、同法等の定めにより、逓信省(電気通信事業に従事)、電気通信省、電電公社及び当社に勤務し1956年7月以降に退職した者の1956年6月以前の勤務期間に係る旧国家公務員等共済組合法に基づく年金給付に要する費用に関連し、日本国政府により毎期賦課方式により決定される拠出金を、NTT企業年金基金特例経理(旧NTT厚生年金基金特例経理)に対し支出しています。
上記②のNTT企業年金基金及びNTT企業年金基金特例経理は、上記①の退職一時金及び規約型企業年金制度とは別に、確定給付制度債務等を計算しています。
これらの確定給付制度は、数理計算上のリスク(投資リスク、金利リスク、長寿リスク、インフレリスク)に晒されています。
確定給付制度における退職給付制度債務の現在価値及び制度資産の公正価値の増減額
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2017年4月 1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月 1日から
2019年3月31日まで)
確定給付制度債務の現在価値の変動
期首残高3,894,7803,825,802
当期勤務費用106,278105,495
利息費用24,88021,294
再測定10,31612,326
-人口統計上の仮定の変更△1,539△2,131
-財務上の仮定の変更48,87950,420
-実績修正△37,024△35,963
過去勤務費用△854825
給付金支払額(退職一時金及び年金)△204,575△203,223
その他△5,023△464
期末残高3,825,8023,762,055
制度資産の公正価値の変動
期首残高2,125,1612,085,429
利息収益14,84912,482
利息収益を除く制度資産に係る収益58,014△5,105
会社による拠出額19,04829,132
従業員による拠出額3,1123,158
給付金支払額(年金)△131,015△126,394
その他△3,740△225
期末残高2,085,4291,998,477
確定給付負債の純額△1,740,373△1,763,578

なお、測定日は3月31日です。
連結財政状態計算書への計上額
(単位:百万円)

IFRS移行日
(2017年4月1日)
前連結会計年度末
(2018年3月31日)
当連結会計年度末
(2019年3月31日)
確定給付負債△1,876,845△1,860,524△1,878,013
その他の非流動資産107,226120,151114,435
確定給付負債の純額△1,769,619△1,740,373△1,763,578

退職給付費用への計上額の内訳
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2017年4月 1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月 1日から
2019年3月31日まで)
退職給付費用
当期勤務費用103,166102,337
過去勤務費用△854825
利息費用(収益)10,0318,812
合 計112,343111,974

その他の包括損失(△利益)への計上額の内訳
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2017年4月 1日から
2018年3月31日まで)
当連結会計年度
(2018年4月 1日から
2019年3月31日まで)
その他の包括損失(△利益)
再測定△47,69717,431
その他△2521,169
合 計△47,94918,600

年金数理計算の前提
IFRS移行日
(2017年4月1日)
前連結会計年度末
(2018年3月31日)
当連結会計年度末
(2019年3月31日)
予測給付債務算定上の基礎率
割引率0.2%~0.7%0.2%~0.6%0.1%~0.5%
予定昇給率3.4%3.4%3.4%
期末現在65歳の年金受給者の平均余命(年)
男性18.7年18.7年18.7年
女性23.8年23.8年23.8年

IFRS移行日、前連結会計年度及び当連結会計年度における確定給付制度債務の加重平均デュレーション(給付が発生するまでの期間を期間毎の同債務で加重平均したもの)はそれぞれ16.3年、16.3年、16.4年です。
NTTグループは、NTT企業年金基金に対して、翌連結会計年度に17,743百万円の拠出を見込んでいます。
確定給付制度債務の感応度分析
他の仮定に変更がないとして、数理計算上の仮定の1つが連結会計年度末において合理的に可能性のある範囲で変動した場合に確定給付制度債務に与える影響
前連結会計年度末
(2018年3月31日)
当連結会計年度末
(2019年3月31日)
増加減少増加減少
割引率(0.5%の変動)△236,493261,485△232,921257,597

この分析は、制度のもとで予測されるキャッシュ・フローの分配を網羅的に考慮したものではありませんが、示された仮定の感応度の概要を提供するものです。
確定給付制度の期末制度資産の公正価値
(単位:百万円)

IFRS移行日
(2017年4月1日)
合 計活発な市場における公表市場
価格があるもの
活発な市場における公表市場
価格がないもの
現金及び現金同等物48,04847,95494
負債性金融商品
日本国債・地方債837,780809,62828,152
国内社債161,766-161,766
外国国債34,37328,9235,450
外国社債75166982
資本性金融商品
国内証券173,321172,326995
外国証券85,19184,661530
証券投資信託受益証券
国内負債証券147,4691,328146,141
国内持分証券81,50439581,109
外国負債証券25,640-25,640
外国持分証券22,03913221,907
合同運用信託190,4765,137185,339
生保一般勘定309,0094,023304,986
その他7,7945,5452,249
合 計2,125,1611,160,721964,440

(単位:百万円)

前連結会計年度末
(2018年3月31日)
合 計活発な市場における公表市場
価格があるもの
活発な市場における公表市場
価格がないもの
現金及び現金同等物161,990161,90486
負債性金融商品
日本国債・地方債674,227653,46720,760
国内社債169,188-169,188
外国国債35,68614,31421,372
外国社債1,580687893
資本性金融商品
国内証券173,380171,3132,067
外国証券88,33388,333-
証券投資信託受益証券
国内負債証券138,1001,140136,960
国内持分証券89,49761088,887
外国負債証券27,784-27,784
外国持分証券23,37118123,190
合同運用信託198,6385,309193,329
生保一般勘定296,7323,295293,437
その他6,9235,7801,143
合 計2,085,4291,106,333979,096

(単位:百万円)

当連結会計年度末
(2019年3月31日)
合 計活発な市場における公表市場
価格があるもの
活発な市場における公表市場
価格がないもの
現金及び現金同等物208,336208,126210
負債性金融商品
日本国債・地方債535,579517,94317,636
国内社債168,285-168,285
外国国債18,85417,8181,036
外国社債55789468
資本性金融商品
国内証券200,074198,1891,885
外国証券97,73697,736-
証券投資信託受益証券
国内負債証券130,3342,343127,991
国内持分証券102,4232,095100,328
外国負債証券15,668-15,668
外国持分証券27,67259127,081
合同運用信託163,0205,493157,527
生保一般勘定294,4813,528290,953
その他35,45810,09325,365
合 計1,998,4771,064,044934,433

積立方針
NTTグループによる年金積立は、制度資産の積立状態、数理計算等の様々な要因を考慮の上行われ、将来の年金給付に備えて積み立てられています。
将来にわたり財政の均衡を保つことができるようにNTT企業年金基金では5年毎、規約型企業年金制度では3年毎に事業年度末日を基準日として掛金の額の再計算を行うことが規定されていますが、年金財政を取り巻く環境に著しい変化があった場合等、必要に応じて見直しを行うこととしています。
年金資産に係る運用方針
NTTグループの年金資産に係る運用方針は、年金給付金の支払いを将来にわたり確実に行うことを目的として策定されており、健全な年金財政を維持するに必要とされる総合収益の確保を長期的な運用目標としています。この運用目標を達成するために、運用対象を選定し、その期待収益率、リスク、各運用対象間の相関等を考慮したうえで、年金資産の政策的資産構成割合を定め、これを維持するよう努めることとしています。政策的資産構成割合については、中長期的観点から策定し、毎年検証を行うとともに、運用環境等に著しい変化があった場合などにおいては、必要に応じて見直しの検討を行うこととしています。
政策的資産構成割合
IFRS移行日
(2017年4月1日)
前連結会計年度
(2018年3月31日)
当連結会計年度
(2019年3月31日)
国内債券59.8%59.0%57.2%
国内株式12.8%13.0%14.0%
外国債券3.5%3.8%2.0%
外国株式8.2%8.4%9.0%
生保一般勘定15.7%15.8%15.8%
その他--2.0%
合 計100.0%100.0%100.0%

その他には、私募REIT(不動産投資信託)等のオルタナティブ資産が含まれています。なお、オルタナティブ資産は株式や債券などの伝統的な投資対象とは異なるリスク・リターン特性を有する資産です。

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