有価証券報告書-第18期(2024/04/01-2025/03/31)
② 戦略
「人的資本強化」の実現に向けては、求める人財の採用・育成や、各事業の注力分野への積極的な人的資本投下を図るための「人財戦略」と人財が力を発揮するための「エンゲージメント強化」の2つを柱としております。
下図に、当社グループにおける経営戦略と、中核事業会社であるスカパーJSAT㈱における人的資本強化に紐づいた取り組み方針「人財戦略」と「エンゲージメント強化」を示します。なお、以降、特段の説明がない限りはスカパーJSAT㈱について記載いたします。


<人財戦略>人財戦略では、環境の変化に対応し、変革・成長・改善の原動力となる人財を求める人財像とし、「従業員一人ひとりの能力を引き出し、最大化して事業に貢献する」という人財育成方針のもと、求める人財を採用・育成すること、及び注力分野への積極的な配置やハイパフォーマーの早期抜擢等により、個々のパフォーマンスの最大化、生産性向上を図ります。2023年度に改定した人事制度では、従業員一人ひとりの能力開発支援と能力を発揮しうる環境提供を整え、従業員自らがキャリアビジョンに向けて主体的に能力開発を進めることが可能な仕組みに整えました。具体的には等級制度の見直しや、役割や等級を超えてアサインを可能とするジョブアサインによる登用を実施しております。2024年度にはタスクとスキルの可視化を進め、スキルマップの構築も行いました。今後は、自律的なスキル強化の他、最適な人財配置に繋げていく予定です。その他、キャリアセミナーやカフェテリア形式の研修の拡充、志願制のアセスメント実施により、自律的なキャリア形成に取り組みました。加えて、女性の管理職候補者が増加しております。
<エンゲージメント強化>エンゲージメント強化では、人財戦略にて確保・育成した人財が最大限に力を発揮できるよう、「安心安全な組織づくり」を通じて、組織の活性化を目指します。安心安全な組織には、互いを尊重し、一人ひとりの活躍を支える心理的安全性の高い環境が必要であると考えております。誰もが働きやすい多様な働き方の実現に向けた社内環境の整備、女性・シニア世代の活躍の推進、キャリア採用の拡充等による多様性のある環境を実現し、国籍等の外面的な違いや価値観等の内面的な違いにかかわらず、個々の従業員の能力が公正に評価、処遇されている状態を目指しています。また、多様な働き方や価値観の理解を深めるため、上司と部下による1on1を通じた信頼関係の構築、組織診断結果に基づく組織単位の改善活動等を実施し、コミュニケーション活性化にも取り組んでいます。従業員一人ひとりが、健康でイキイキと働けるよう、健康経営方針改定し、推進体制も強化しました。2024年度には健康経営優良法人2025(大規模法人部門) の認定を取得しており、今後、健康経営を一層推進していきます。
(注1) 一般事業主行動計画(対象期間:2025年4月1日~2030年3月31日)
「人的資本強化」の実現に向けては、求める人財の採用・育成や、各事業の注力分野への積極的な人的資本投下を図るための「人財戦略」と人財が力を発揮するための「エンゲージメント強化」の2つを柱としております。
下図に、当社グループにおける経営戦略と、中核事業会社であるスカパーJSAT㈱における人的資本強化に紐づいた取り組み方針「人財戦略」と「エンゲージメント強化」を示します。なお、以降、特段の説明がない限りはスカパーJSAT㈱について記載いたします。


<人財戦略>人財戦略では、環境の変化に対応し、変革・成長・改善の原動力となる人財を求める人財像とし、「従業員一人ひとりの能力を引き出し、最大化して事業に貢献する」という人財育成方針のもと、求める人財を採用・育成すること、及び注力分野への積極的な配置やハイパフォーマーの早期抜擢等により、個々のパフォーマンスの最大化、生産性向上を図ります。2023年度に改定した人事制度では、従業員一人ひとりの能力開発支援と能力を発揮しうる環境提供を整え、従業員自らがキャリアビジョンに向けて主体的に能力開発を進めることが可能な仕組みに整えました。具体的には等級制度の見直しや、役割や等級を超えてアサインを可能とするジョブアサインによる登用を実施しております。2024年度にはタスクとスキルの可視化を進め、スキルマップの構築も行いました。今後は、自律的なスキル強化の他、最適な人財配置に繋げていく予定です。その他、キャリアセミナーやカフェテリア形式の研修の拡充、志願制のアセスメント実施により、自律的なキャリア形成に取り組みました。加えて、女性の管理職候補者が増加しております。
| 採用・育成 | |
| 2024年度活動内容 | <採用>・採用ルートの拡充 ‐職種別や高等専門学校生を対象とした新卒採用ルートの拡充 ‐キャリア採用におけるダイレクトリクルーティングの導入 <育成>・リスキリング支援体制の拡充 ‐一人当たりの教育研修・資格取得等の会社補助金額の上限を倍増 ‐カフェテリア方式の研修プログラムを採用し、自発的にカリキュラムを選択できる仕組みを導入 ・自律的キャリア形成の促進 ・若手・中堅層を対象としたリーダーシップ開発 ・マネジメントを対象とした組織変革プログラムの実施 |
| 2025年度取組目標 | <採用>・採用ルートの拡充 ‐インターンシップ(就業型)の導入 ‐キャリア採用における採用手法(第二新卒、リファラル採用)の導入 <育成>・スキルマップを活用した能力開発の実行 ‐スキルデータを活用した自律学習の推進 ‐スキルマップと連動した研修プログラム(e-learning、目的別研修)の活用推進 ・若手・中堅層を対象としたキャリア開発 ・マネジメントを対象とした組織変革プログラムの実施 |
| 抜擢・配置 | |
| 2024年度活動内容 | <抜擢>・人事制度の適切な運用 ‐評価者向け目標設定・評価トレーニングの実施 ・アセスメントを活用した管理職候補人財の早期育成 ‐志願制の外部アセスメント受検による内発的動機付けの実施 <配置>・部署別のタスク・スキルを可視化し、スキルマップを構築 ‐スキルマップを用いたスキルチェックの実施 ‐スキルデータを用いた人財タイプの定義と人財ポートフォリオ検討 |
| 2025年度取組目標 | <抜擢>・評価者向け目標設定・評価トレーニングの継続 ・リーダーシップトレーニング、コーチングの実施 <配置>・事業戦略に連動する人財ポートフォリオの構築 ‐部署別人財ポートフォリオを用いた人員配置の検討 ‐事業戦略と連動した人財ポートフォリオを配置・異動に活用 |
<エンゲージメント強化>エンゲージメント強化では、人財戦略にて確保・育成した人財が最大限に力を発揮できるよう、「安心安全な組織づくり」を通じて、組織の活性化を目指します。安心安全な組織には、互いを尊重し、一人ひとりの活躍を支える心理的安全性の高い環境が必要であると考えております。誰もが働きやすい多様な働き方の実現に向けた社内環境の整備、女性・シニア世代の活躍の推進、キャリア採用の拡充等による多様性のある環境を実現し、国籍等の外面的な違いや価値観等の内面的な違いにかかわらず、個々の従業員の能力が公正に評価、処遇されている状態を目指しています。また、多様な働き方や価値観の理解を深めるため、上司と部下による1on1を通じた信頼関係の構築、組織診断結果に基づく組織単位の改善活動等を実施し、コミュニケーション活性化にも取り組んでいます。従業員一人ひとりが、健康でイキイキと働けるよう、健康経営方針改定し、推進体制も強化しました。2024年度には健康経営優良法人2025(大規模法人部門) の認定を取得しており、今後、健康経営を一層推進していきます。
| <健康経営方針>スカパーJSATグループは、地球、宇宙、そして未来の社会、すべての「Space」と人に笑顔を届ける企業として、 私たち自身が心身共に健康に笑顔で働くことを大切にしています。 そのために健康経営に積極的に取り組み、役職員ひとり一人の健康づくりを支援していきます。 |
| 安心安全な組織づくり | |
| 健康経営 | ・労働安全衛生管理体制を基にした健康維持活動の推進 ・労働状況の実態把握と改善 ・全従業員のストレスチェック実施(毎年)、高ストレス者割合の改善 ・従業員一人ひとりの健康リテラシー向上施策の実施 ・健康経営優良法人2025(大規模法人部門)の認定取得 ・新たな健康経営方針の策定と公表 |
| 環境整備 | ・ 多様性を活かすハイブリッドな働き方の実現 (フルフレックス制度、テレワーク勤務制度、短時間勤務制度等) ・介護、育児、キャリア等の相談窓口周知強化 ・業務形態に応じた手当・補助の拡充 |
| 多様性の確保 | ・女性活躍や次世代育成支援を推進していくための一般事業主行動計画(注1)に基づいた施策実行。「くるみん」認定の継続維持 ・地方創生と障がい者雇用を目的とした熊本農園運営の拡充 ・介護や育児、治療と仕事の両立を支援する社内制度の案内とセミナーの開催 ・シニア世代の活躍施策の実施 |
| 組織文化 | ・1on1コミュニケーションを通じた信頼関係の構築 ・組織診断(エンゲージメントサーベイ)結果を基にした組織単位の改善活動の継続 ‐ワークエンゲージメントの水準維持 ‐エンプロイーエンゲージメントの向上施策の実施 |
(注1) 一般事業主行動計画(対象期間:2025年4月1日~2030年3月31日)
| 目標 | 取り組み内容 |
| ・男性育児休業取得率を50%以上、男性育児休業取得日数平均を46.5日以上(※)とする (※) 厚生労働省が公表している企業平均日数<2023年7月時点> | ・両立支援制度が取得しやすい職場風土の醸成 ・両立支援に関する社内規程・制度/制度活用実績の周知徹底 |
| ・女性管理職比率を2030年までに20%以上とする | ・キャリア形成/自己啓発を促進する為の機会創出と環境整備 |
| ・ハラスメント防止、ジェンダーバイアスやアンコンシャスバイアスの解消を目的とした社内教育を年に1回実施する | ・DE&Iの理解促進を深める為にセミナー/研修の開催や社内周知の実施 |
| ・全てのフルタイム労働者の一人当たりの各月ごとの法定時間外労働及び法定休日労働の合計時間数等の労働時間を30時間未満とする | ・全従業員に向けた勤怠研修の実施 ・長時間労働対策の強化 |