四半期報告書-第138期第2四半期(平成27年3月1日-平成27年5月31日)

【提出】
2015/07/14 10:01
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)経営成績の分析
当第2四半期累計期間におけるわが国の経済は、政府による経済政策や日銀の金融緩和政策を背景に、円安や株高が継続し、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな景気回復の兆しが見えてきたものの、円安による物価上昇や新興国経済の下振れなど、先行きは未だ不透明な状況であります。
このような状況のもと、当第2四半期累計期間の売上高は、2,571,721千円(前年同四半期比8.0%減)となりました。
販売費及び一般管理費は1,841,285千円(前年同四半期比1.9%増)となり、営業損失は82,465千円(前年同四半期は80,705千円の営業利益)、経常損失は82,096千円(前年同四半期は82,529千円の経常利益)となりました。
また、当第2四半期累計期間の四半期純損失は、19,098千円(前年同四半期は42,536千円の四半期純利益)となりました。
なお、当社が営むホテル業は、第4四半期に宴会(婚礼)需要が強く、売上高が多く計上される傾向があります。
なお、セグメント別の業績は以下のとおりであります。
(ホテル事業)
ホテル事業の当第2四半期累計期間の業績は、売上高2,542,956千円(前年同四半期比7.9%減)、営業損失97,625千円(前年同四半期は61,645千円の営業利益)となりました。
なお、主な部門別の売上高は、宿泊部門633,975千円(前年同四半期比8.3%増)、レストラン部門735,572千円(前年同四半期比0.8%増)、宴会部門962,333千円(前年同四半期比22.3%減)となりました。
(不動産賃貸事業)
不動産賃貸事業の当第2四半期累計期間の業績は、売上高28,765千円(前年同四半期比12.4%減)、営業利益15,160千円(前年同四半期比20.5%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
資産合計は12,256,422千円(前事業年度末比105,232千円減)となりました。
主な要因は現金及び預金464,065千円の増加や、未収還付法人税等52,908千円の減少、未収還付消費税等68,413千円の減少、有形固定資産474,072千円の減少などであります。
(負債)
負債合計は4,308,611千円(前事業年度末比121,205千円減)となりました。
主な要因は買掛金83,476千円の減少や、未払賞与10,600千円の減少などであります。
(純資産)
純資産合計は7,947,811千円(前事業年度末比15,973千円増)となりました。
主な要因は利益剰余金48,124千円の減少や、その他有価証券評価差額金8,748千円の増加、土地再評価差額金55,999千円の増加などであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ464,065千円増加し、2,125,043千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業収入2,658,395千円、原材料又は商品の仕入れによる支出957,954千円、人件費の支出831,522千円、その他の営業支出771,858千円、補助金の受取額76,446千円、法人税等の還付額55,390千円などにより営業活動によるキャッシュ・フローは230,557千円の収入(前年同四半期比208,460千円の収入増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出85,798千円や工事負担金受入による収入347,557千円などにより投資活動によるキャッシュ・フローは262,853千円の収入(前年同四半期は144,196千円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額28,576千円などにより財務活動によるキャッシュ・フローは29,345千円の支出(前年同四半期比696千円の支出増加)となりました。
(4)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において当社が対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。