半期報告書-第61期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2018/09/25 9:22
【資料】
PDFをみる
【項目】
43項目

業績等の概要

(1) 業績
当中間会計期間における日本経済は、人手不足や海外の政治経済動向などによる景気の下振れリスクも抱えていますが、設備投資が増加していることや、個人消費も低調ながら緩やかに持ち直す傾向が見られるなど、デフレ脱却に向けて少しずつ歩みを進めています。
当中間期の武蔵カントリー倶楽部は、1月下旬~2月上旬にかけて積雪によるクローズが続いたため、営業日数、来場者数共に前年同期を下回りました。その結果、営業成績は下振れしましたが、入会登録料が見込みを上回ったため、経常利益は前年同期から微増となりました。
当中間期における営業日数は、積雪クローズの影響により、前中間期より9.0日減少して140.5日となりました。また、来場者数については、メンバーが18,392名(前年同期比5.2%減)、ゲストが11,390名(前年同期比6.2%減)、合計で29,782名(前年同期比5.6%減)となりました。コース別では、豊岡コースはメンバーが9,197名、ゲストが5,917名、合計で15,114名(前年同期比7.6%減)、笹井コースはメンバーが9,195名、ゲストが5,473名、合計で14,668名(前年同期比3.4%減)と共に減少しました。
営業成績については、業務収入は416,438千円(前年同期比4.9%減)、食堂売店売上は103,824千円(前年同期比0.8%減)となり、来場者数の減少が寄与した結果となりました。年会費収入は158,286千円(前年同期比0.8%減)となり、売上高は合計で678,549千円(前年同期比3.3%減)となりました。
売上原価については、業務費が減価償却費の減少などにより、541,377千円(前年同期比2.1%減)、食堂売店費が人件費の増加などにより、106,750千円(前年同期比1.0%増)となり、売上原価は合計で648,127千円(前年同期比1.6%減)となりました。また、販売費及び一般管理費は、クラブハウス周辺樹木の伐採により造園管理費などが増加したため、95,180千円(前年同期比5.3%増)となりました。
以上の結果、営業損失は64,759千円(前年同期比38.0%増)と悪化しました。営業外収益は、新規入会者の増加により、139,132千円(前年同期比18.3%増)となり、経常利益は73,498千円(前年同期比4.1%増)となりました。
特別損失として固定資産除却損などを計上し、税引前中間純利益は69,134千円(前年同期比2.4%増)となりました。法人税等465千円を差し引き、法人税等調整額14,534千円を計上した結果、中間純利益は54,134千円(前年同期比18.7%減)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当中間会計期間末において、現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ397,510千円増加し、795,023千円(前事業年度末比100.0%増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、営業活動の結果得られた資金は368,641千円(前年同期比3.4%増)となりました。これは主にその他の流動負債の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、投資活動の結果使用した資金は53,431千円(前年同期比43.2%減)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出の減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において、財務活動の結果得られた資金は82,300千円(前年同期比33.6%増)となりました。これは主に会員預り金の受入による収入の増加によるものです。