半期報告書-第56期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2015/12/25 10:05
【資料】
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【項目】
46項目

業績等の概要

(1) 業績
当中間会計期間における我が国経済は、企業業績や雇用環境に改善の兆しがみられ景気は緩やかに回復したものの、中国や新興国を中心に海外景気の不安が強まり、先行き不透明な状況が続いております。
ゴルフ場業界では、景気回復の期待感により入場者数は増加傾向にありますが、異常気象や高齢化によるプレー回数の減少、個人消費の低迷などから低価格競争が続いており、厳しい経営環境にあります。宮城県内では、全体的にプレー需要が続き好調に推移しましたが、8月の猛暑、9月の長雨や大雨の影響もあり前年同期比では6,047人(0.98%)の微増となりました(宮城県ゴルフ連盟加盟ゴルフ場)。
このような環境の中、当社は名取の地に移転以来開場10年目となり、開場記念・創業記念コンペやさまざまなイベントを開催し集客に努めました。また、平成27年3月にGPSナビ搭載の最新型乗用カートを導入したことで、安全で快適なプレーを楽しむことができ、お客様から好評を頂いており、さらにPR効果にも繋がっております。これにより、当中間会計期間の入場者数は、前年同期比1,554人増加の21,565人となりました。
この結果、当中間会計期間の営業収益は256,582千円(前年同期は233,369千円)、営業利益は24,496千円(前年同期は19,461千円)、経常利益は25,255千円(前年同期は20,831千円)、中間純利益は29,724千円(前年同期は29,840千円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業収入が増加したものの、有形固定資産の購入等により前期末残高比で26,229千円減少(前年同期は3,195千円の減少)し、当中間期末では248,714千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、50,808千円(前年同期は27,904千円)の収入となりました。これは主に営業収入256,395千円及び人件費の支出113,112千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、71,547千円(前年同期は29,325千円)の支出となりました。これは主として有形固定資産取得による支出77,801千円と有形固定資産売却による収入7,000千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、家族会員退会1名による支出200千円と諸預り金1,313千円の支出及びリース債務の返済による支出3,976千円で合計5,490千円の支出(前年同期は1,774千円の支出)となりました。