半期報告書-第30期(平成27年9月1日-平成28年8月31日)

【提出】
2016/05/23 17:10
【資料】
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45項目

有報資料

(1) 当中間会計期間の経営成績の分析
当中間会計期間の一般経済情勢は所謂アベノミクス効果もあり、改善傾向が見られた部分もあるものの、中国や発展途上国の不安定な状況の影響もあって見通しの立て難い不安定な状況が続きました。ゴルフ場の経営環境も、来場者数の回復などの明るさが見えたものの、引き続き来場者誘致のため低料金化による集客競争は厳しさを増す状況にありました。当社の運営するゴルフ場の周辺でも、来場者数が増加したゴルフ場も多く見られるようになりました。このような状況の中、当社は、引き続き会員の協力を得て来場者誘致・食堂売店売上・その他の売上の強化などを図ってきた結果、当中間会計期間の来場者数は13,332名と前年同期間比262名増加(102.0%)しました。
この結果、当中間会計期間の売上高は、ゴルフ場売上が来場者は増加したものの単価が下がり94百万円と、前年同期間比1百万円未満の微減(99.1%)となり、食堂売店売上は単価の引き上げ努力により44百万円と前年同期間比1百万円の微増(103.8%)となりました。年会費収入は年会費対象会員の減少により25百万円で、前年同期間比1百万円の減少(94.1%)でした。ブライダル収入は、食事会の受注が若干回復したことにより、5百万円と前年同期間比2百万円増加(193.4%)し、入会金収入は1百万円と前年同期間比1百万円未満の減少(66.6%)、名義変更手数料収入は手数料金額の一時的引き下げによる変更促進により3百万円と前年同期間比2百万円増加(237.5%)し、その他売上は2百万円と前年同期間比1百万円未満の微減(90.8%)となりました。この結果、売上高の合計は177百万円と前年同期間比3百万円増加(101.8%)となりました。
これに対し、売上原価は食堂売店収入の増加を主因に20百万円と前年同期間比2百万円増加(111.7%)し、販売費及び一般管理費は各種設備の修理費の増加により163百万円と前年同期間比3百万円増加 102.2%)となったことにより、営業損益は6百万円の赤字と前年同期間比2百万円赤字が増加(161.8%)しました。
営業外収益は、返済資金確保のため会員にお願いして納付された協賛金等22百万円の増加を主因に20百万円増加し(430.4%)27百万円となり、営業外費用は前年同期間は略0円の僅少に対し、当中間会計期間も1百万円未満で実額は微増(9,894.4%)となり、経常損益は前年同期間比17百万円利益が増加し20百万円の黒字を確保しました。
特別利益・特別損失は前年同期間同様無く、税引前中間純利益は経常損益と同額で、法人税、住民税及び事業税は前年同期間略同額の略1百万円となり、当中間純利益は19百万円となり、前年同期間比18百万円増加(2,005.7%)となりました。
当社は現在、平成22年7月に申立て平成23年2月22日に終結した民事再生手続後も残された借入金の返済に全力を挙げてきており、当中間会計期間も60百万円返済しました。
今後も当分の間厳しい経営環境が続くと思われますが、会員の皆様のご協力により、来場者数の増加によるゴルフ場売上や食堂売店売上の増加と、会員の募集や活性化による名義変更手数料収入の増加、会員に特にお願いしている返済のための施策による資金等を主な原資として、引き続き借入金の返済の促進を図り、また隣接地に建設中の提携先住宅事業との連携強化策も進め、安定した経営と会員をはじめとする来場者の方々によりご満足頂けるゴルフ場の実現を目指していく所存であります。
(2) 当中間会計期間末の財政状態の分析
総資産の合計は1,010百万円(前事業年度末比27百万円増 102.8%)となりました。総資産の主な増加要因は、現金及び預金の増加38百万円によるものです。
負債の合計は753百万円(前事業年度末比8百万円増 101.1%)となりました。負債の主な増加要因は、長期預り保証金の増加62百万円で、主な減少要因は、長期借入金の減少60百万円によるものです。
株主資本の合計は257百万円(前事業年度末比19百万円増)となりました。株主資本の増加要因は、繰越利益剰余金が19百万円増加したことによります。
(3) 当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況の分析
第2「事業の概況」1「業績等の概要」(2)「キャッシュ・フローの状況」に記載の通りです。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社においては前記のとおり、来場者数が経営成績に重要な要因となっており、景気動向はもとより天候や大災害などによる消費者の消費マインドの変化、同業他社との競合条件の変動などが業績を大きく左右することとなります。ゴルフ場の一部が借地となっていることに起因する将来的に地主との契約更新が出来ず事業の継続に重要な影響を与えるリスクについては、これまで同様常に地主との良好な関係を保ち、当該リスクの低減を図っております。また、個人情報の管理については万全を期すよう細心の注意を払っております。
(5) 今後の経営方針と見通し
当社は、わが国では稀な、会員が協力して運営に当たっているゴルフ場として内外から評価を得ております。しかし、民事再生とその後の返済努力により大幅に減少したとは言え、579百万円という多額の長期借入金が残っています。これは数年前の金融危機の際、当社が借入の返済を迫られ存続の危機にさらされた折に、多くの会員有志の方が資金を拠出し銀行からの借入を肩代わりしたものであり、早期に返済する必要が有り、それでも一定期間残る部分の借り入れを、より安定した債務に切り替える方針で既に実行に移しつつあります。
また、前々中間会計期間は、圏央道の延長による他のゴルフ場との競合条件の一時的変化に加え積雪の被害
もあり来場者が減少し、当期純損益が6年ぶりに赤字になってしまい、これにより前々事業年度も赤字になりま
した。前中間会計期間は、来場者数が回復に向かい若干ながら黒字化し、当中間会計期間も営業外収入の中の
一時的収入である協賛金等を除いても当期純損益が前事業年度同様に当事業年度の黒字が確実に見込める水準
を確保しました。しかし乍ら引き続き今後とも収益力の安定と返済原資の確保には一層の努力が必要な状況で
す。
今後益々会員のご協力を頂いて、特に土日祝日の内の予約の少ない特に土曜日の会員同伴によるゲスト来
場者の誘致と平日の来場者誘致によるゴルフ場売上と食堂売店売上の増加に加え、会員の募集や活性化による名義変更手数料収入増加等を一層促進し、収益の改善を図っていく方針であります。
これらの方針は、引き続き会員の皆様のご協力を頂くことにより実現可能な見込であります。

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