有価証券報告書-第58期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/03/31 10:36
【資料】
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【項目】
64項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、必要な資金を主に銀行借入で調達すると共に、余裕資金は元本保証で、かつ、流動性の高い金融資産で運用を行っており、デリバティブ取引及び元本保証ではない金融商品など、投機的な取引は一切行わない方針であります。
また、未収入金、営業未払金及び未払金についてはいずれも短期的に決済されるものであります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である未収入金は、顧客の信用リスクがあります。
営業債務である営業未払金、未払金は、短期間で決済されるものであります。
借入金及びリース債務は、設備投資及び運転資金に係る資金調達を目的としたものであり、主に1年から20年程度の期間で償還する予定であります。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等によるリスク)の管理
未収入金は、総務部門が顧客ごとに期日及び残高を管理すると共に、必要に応じて総務部門が回収懸念の早期把握や低減を図っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
借入金及びリース債務は、市況や取引関係を勘案し金利の変動リスクを確認しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(約定期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
継続企業の前提に関する注記に記載のとおり、当社は平成23年3月から外部コンサルタントによるコンサルティングを行って「再生計画書」を策定し、高知県中小企業支援協議会及び各金融機関の協力を得て再生計画をスタートさせました。借入金の一部770,000千円を20年後に返済する劣後債とし、残りの580,120千円を平成23年10月より20年間分割返済する約定を締結しました。当事業年度の約定返済は実施しましたが、来期以降についても約定に基づいて返済を行う予定であります。
(4) 金融商品の時価等に関する事項の補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価格の他、市場価格がない場合には合理的に算定された価格が含まれております。当該価格の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価格が変動することがあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、以下のとおりであります。なお、時価を算定することが困難であると認められるものは、次表には含めておりません。
第57期(平成25年12月31日)
(単位:千円)
貸借対照表計上額時価差額
(1) 現金及び預金26,97226,972
(2) 未収入金10,09910,099
資 産 計37,07237,072
(1) 営業未払金(6,576)(6,576)
(2) 一年内返済予定長期借入金(29,736)(29,736)
(3) 未払金(16,573)(16,573)
(4) 長期未払金(20,355)(20,355)
(5) 長期借入金(1,255,956)(792,252)463,704
(6) 預り敷金(518)(417)100
負 債 計(1,329,716)(865,909)463,804

負債で計上されているものについては、( )で示しております。
第58期(平成26年12月31日)
(単位:千円)
貸借対照表計上額時価差額
(1) 現金及び預金36,67936,679
(2) 未収入金13,35013,350
資 産 計50,02950,029
(1) 営業未払金(6,686)(6,686)
(2) 一年内返済予定長期借入金(29,736)(29,736)
(3) 未払金(9,223)(9,223)
(4) 長期借入金(1,226,220)(790,022)436,197
(5) リース債務(29,615)(29,615)
(6) 預り敷金(518)(417)100
負 債 計(1,302,001)(865,703)436,297

負債で計上されているものについては、( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金及び(2)未収入金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
負 債
(1) 営業未払金、(2)一年内返済予定長期借入金及び(3)未払金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4) 長期借入金及び(5)リース債務
当社では、元利金の合計額を、新規に同様の借入又はリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現存価値により算定しております。
(6)預り敷金
当社では、預り敷金の時価の算定は、対象となる預り敷金の予想される契約年数に基づき、その将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標で割り引いた現存価値により算定しております。
(注2)金銭債権の決算日後の償還予定額
第57期(平成25年12月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
(1) 現金及び預金26,972
(2) 未収入金10,099

第58期(平成26年12月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
(1) 現金及び預金36,679
(2) 未収入金13,350

(注3)長期借入金及びリース債務の決算日後の返済予定額
第57期(平成25年12月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
(1) 一年内返済予定長期借入金29,736
(2) 長期借入金118,944132,7041,004,308
(3) リース債務7,09921,4513,860

第58期(平成26年12月31日)
(単位:千円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
(1) 一年内返済予定長期借入金29,736
(2) 長期借入金118,944122,204985,072
(3) リース債務8,10120,615898