当第3四半期連結累計期間の日本経済は、政府・日銀の積極的な経済・金融政策を背景に、企業収益の改善、雇用や賃金の持ち直しなどにより、緩やかな回復基調で推移しました。一方、世界的には、米国経済は堅調に推移しているものの、新興国における成長率の鈍化や相次ぐ政情不安により先行き不透明な状況が続きました。
こうした環境下、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、日本国内では、当社単体の売上高が前年同期に比べ2.1%増加しました。消費税率引き上げの影響があったものの、2014 FIFA ワールドカップ ブラジルTMの貢献もあり、前年同期を上回ることができました。また、当第3四半期連結累計期間における電通イージス・ネットワークの売上総利益のオーガニック・グロースは、昨年来獲得した新規クライアントの貢献もあり、前年同期比10.3%増と二桁の伸びを記録しました。地域別に見ても、EMEA(前年同期比9.3%増)、Americas(同7.7%増)、APAC(同15.2%増)と、いずれも前年同期を上回りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1兆7,435億93百万円(前年同期比4.9%増)、売上総利益は4,548億42百万円(同9.8%増)、のれん等償却前営業利益は671億円(同1.2%増)となりました。円安により円ベースののれん等償却額が増加したことなどにより、営業利益は296億64百万円(同14.6%減)、経常利益は378億45百万円(同12.0%減)となりました。不動産の売却による特別利益の計上などにより、四半期純利益は256億19百万円(同23.8%増)となりました。
2015/02/12 15:38