有価証券報告書-第58期(平成29年12月1日-平成30年11月30日)

【提出】
2019/02/27 15:53
【資料】
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【項目】
98項目

事業等のリスク

事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。当社グループはこれらのリスクを認識した上で、当該リスクの防止策を展開するとともに、不測の事態に備えた適切なリスク軽減策を講じます。
1.受注環境
当社グループの主要事業である建設コンサルタント事業は、国や地方自治体の公共事業に大きく依存しており、公共事業量の増減が、当社グループの受注・売上に影響を与える可能性があります。
当社グループは、受注環境に関するリスク対策として、従来型の公共事業に加え、建設コンサルタントとして培ったノウハウを活用して、新たな社会ニーズに対応した新規周辺事業分野への参入を図ることでリスク回避に努めます。なお、再生可能エネルギー関連事業はこの一環として取り組んでいる新規事業であります。
2.品質管理
設計図等の建設コンサルタントの成果品は、契約上、納品後の一定の期間にわたり瑕疵担保責任を負うことが通例であります。これにより、成果品の品質にエラーが発生した場合、瑕疵補修費用等の名目で業績に影響を与える可能性があります。
当社グループは、品質管理に関するリスク対策として、ISO9001に基づく品質管理を徹底していることに加え、不測の事態に備えて賠償責任保険にも継続加入しております。