有価証券報告書-第44期(2022/04/01-2023/03/31)
3.人的資本への取組み
共立メンテナンスという社名にある「共立」という言葉には、「お客さまと共に、社会と共に、そして応援してくださるすべての人々と共に立ち、世の中にしっかり存在する」という意味が込められています。また、「メンテナンス」には、「人々の人生に寄り添い、『ヒューマンメンテナンス』を通して社会と共に生計を維持する」という意味が込められています。当社グループの人的資本への取組みは、そうしたお客様と寄り添える人材を如何に育成するかを長期的かつ戦略的に考えてまいります。
(1)人材育成及び社内環境整備方針
当社グループは、実際に仕事を進めていく中で得る知識やスキルを成長の軸としながら、研修でコア能力を強化し、個人単位の成長から、より大きな組織単位の成長へレベルアップさせていくことが重要であると考えており、顧客満足度向上のための重点施策の一つとして、お客様の気持ちにお応えできる、能力の高い人材の安定確保に取組んでおります。具体的には、採用力の更なる強化に加え、定着(離職防止)の促進、サービスレベルの維持・向上にかかる教育制度および階層別研修制度の充実、グローバル化へ対応すべく、多様な人材の確保と活用等の取組みを強化し、顧客満足度の向上を図ってまいります。
(2)多様性
当社では、ジェンダー平等実現を目指しています。新入社員のうち女性社員は72.4%(2022年4月1日現在)を占め、性別に係わらず活躍できる職場環境を整えています。また、女性管理職の割合を2028年までに20%とする目標を有しており、管理職に占める女性の比率は2023年3月末時点で13.5%となり、この比率は今後も上昇していくものと思われます。
さらに、当社は、年齢・性別・国籍等を問わず必要な人材を新卒・中途に係わらず採用しています。新入社員のうち外国籍社員は1.8%(2022年4月1日現在)を占め、人種や文化の違いに係わらず、高いモチベーションをもって働けるように各種サポート体制を整備しています。当社、主要グループ会社の社員に占める外国籍社員比率は以下の通りです。
社員に占める外国籍社員比率
新型コロナウィルス感染症の影響で2020年度以降の外国人社員比率が低下しておりますが、2023年3月末現在で当社グループの外国人社員数は440名で、今後の入国緩和と共に上昇する見込みです。
そして、LGBTQの方々なども含め、多様な経験と価値観を持った人材が集まった組織を目指すため、可能な限り配慮を行う考えであり、特定の人たちが働きにくいといったことが無い様に職場環境の整備に取組んでおります。具体的な例では、ホテル事業で採用している制服では、パンツスタイルなどジェンダーレスな服装も用意し、選べるように配慮をしております。
(3)健康・安全
当社グループでは、毎年の健康診断に合わせて、質問票によるストレスチェックを実施しております。実施結果を元に医師の面接指導が必要と判定された従業員がいた場合は適宜対応しております。
また、人権、多様性の尊重、差別・ハラスメント等の禁止を定めたコンプライアンス・ポリシーを定めています。パワハラ防止を義務化し、ハラスメントにつきまして懲戒処分にあたる事項を就業規則に定め周知しております。さらに、その実効性を担保するため、外部の第三者を窓口とするコンプライアンス・ホットラインを設置し、「人権問題」や「ハラスメント」などの未然防止や早期把握・解決に努めています。
同時に、当社グループは食事と住まいを提供する事業者であることから、お客様の生活や健康に責任を負っていることを十分に理解し、お客様の安全と安心を最優先に、関係する法令を遵守するとともに、安全管理を適切に行うことも定めています。
共立メンテナンスという社名にある「共立」という言葉には、「お客さまと共に、社会と共に、そして応援してくださるすべての人々と共に立ち、世の中にしっかり存在する」という意味が込められています。また、「メンテナンス」には、「人々の人生に寄り添い、『ヒューマンメンテナンス』を通して社会と共に生計を維持する」という意味が込められています。当社グループの人的資本への取組みは、そうしたお客様と寄り添える人材を如何に育成するかを長期的かつ戦略的に考えてまいります。
(1)人材育成及び社内環境整備方針
当社グループは、実際に仕事を進めていく中で得る知識やスキルを成長の軸としながら、研修でコア能力を強化し、個人単位の成長から、より大きな組織単位の成長へレベルアップさせていくことが重要であると考えており、顧客満足度向上のための重点施策の一つとして、お客様の気持ちにお応えできる、能力の高い人材の安定確保に取組んでおります。具体的には、採用力の更なる強化に加え、定着(離職防止)の促進、サービスレベルの維持・向上にかかる教育制度および階層別研修制度の充実、グローバル化へ対応すべく、多様な人材の確保と活用等の取組みを強化し、顧客満足度の向上を図ってまいります。
(2)多様性
当社では、ジェンダー平等実現を目指しています。新入社員のうち女性社員は72.4%(2022年4月1日現在)を占め、性別に係わらず活躍できる職場環境を整えています。また、女性管理職の割合を2028年までに20%とする目標を有しており、管理職に占める女性の比率は2023年3月末時点で13.5%となり、この比率は今後も上昇していくものと思われます。
さらに、当社は、年齢・性別・国籍等を問わず必要な人材を新卒・中途に係わらず採用しています。新入社員のうち外国籍社員は1.8%(2022年4月1日現在)を占め、人種や文化の違いに係わらず、高いモチベーションをもって働けるように各種サポート体制を整備しています。当社、主要グループ会社の社員に占める外国籍社員比率は以下の通りです。
社員に占める外国籍社員比率
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
㈱共立メンテナンス | 4.0% | 3.5% | 2.7% |
㈱ビルネット | 2.7% | 2.6% | 2.6% |
㈱共立フーズサービス | 8.5% | 7.5% | 9.6% |
㈱共立ソリューションズ | 0.4% | 0.3% | 0.2% |
新型コロナウィルス感染症の影響で2020年度以降の外国人社員比率が低下しておりますが、2023年3月末現在で当社グループの外国人社員数は440名で、今後の入国緩和と共に上昇する見込みです。
そして、LGBTQの方々なども含め、多様な経験と価値観を持った人材が集まった組織を目指すため、可能な限り配慮を行う考えであり、特定の人たちが働きにくいといったことが無い様に職場環境の整備に取組んでおります。具体的な例では、ホテル事業で採用している制服では、パンツスタイルなどジェンダーレスな服装も用意し、選べるように配慮をしております。
(3)健康・安全
当社グループでは、毎年の健康診断に合わせて、質問票によるストレスチェックを実施しております。実施結果を元に医師の面接指導が必要と判定された従業員がいた場合は適宜対応しております。
また、人権、多様性の尊重、差別・ハラスメント等の禁止を定めたコンプライアンス・ポリシーを定めています。パワハラ防止を義務化し、ハラスメントにつきまして懲戒処分にあたる事項を就業規則に定め周知しております。さらに、その実効性を担保するため、外部の第三者を窓口とするコンプライアンス・ホットラインを設置し、「人権問題」や「ハラスメント」などの未然防止や早期把握・解決に努めています。
同時に、当社グループは食事と住まいを提供する事業者であることから、お客様の生活や健康に責任を負っていることを十分に理解し、お客様の安全と安心を最優先に、関係する法令を遵守するとともに、安全管理を適切に行うことも定めています。