有価証券報告書-第64期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日現在)において、当社グループが判断したものであります。
当社グループは、永きにわたり培ってきた専門技術と同様に「人」を大切な財産と考え、ビルメンテナンス・ビルマネジメントを主軸に事業を幅広く展開してまいりました。
当社の経営理念『全ての「施設」を快適に、全ての「人」に喜びを。』のもと、建物管理会社として進化し続け、安心・安全・快適な施設づくりで社会に貢献し、全てのステークホルダーから「ハリマで良かった!」と評価される未来を目指してまいる所存であります。
この実現に向け、当社グループが掲げる重点施策は、以下のとおりであります。
・マネジメント力の向上を通じ、高度化、多様化する顧客ニーズにマッチした高品質サービスの提供
・SDGs(持続可能な開発目標)への積極的取り組み
・顧客の資産管理の観点に立ったリフォームや設備改修事業の強化
・企画提案力・総合力の最大化による、PFI事業・指定管理者業務をはじめとしたPPP分野への積極展開
今後の経営環境につきましては、ロシア・ウクライナや中東情勢の長期化に伴うエネルギー価格や原材料価格の更なる上昇、人手不足による人件費の上昇が懸念されるなど、経営環境は依然として先行き不透明な状況が続くものと予測されます。
ビルメンテナンス業界におきましては、上記に加え、既存物件に係る顧客のコスト削減を目的とした契約価格の見直し・仕様変更の動きが懸念され、厳しい状況が続くものと見込まれます。
このような状況に対処するため、当社は、2023年度~2025年度の3ヶ年における経営目標、数値目標を定めた中期経営計画を策定、実行してまいりました。本計画は、当社グループが「次のステージにステップアップするための基盤整備」を目的とし、以下の戦略を核として、更なる企業価値向上を目指したものです。その結果、契約更改活動や臨時工事の獲得、新規案件の受注、さらにはグループ会社の成長も追い風となり、着実に成長を遂げることができました。
① 根幹戦略:人財の確保・育成と離職低減による地盤強化
当社グループは、本戦略を重要なサステナビリティ項目と認識しており、詳細は「2サステナビリティに関する考え方及び取組(2)戦略」に記載のとおりであります。
② 持続戦略:顧客・協力会社との信頼構築による基礎体力強化
以下の施策を通じて、当社グループの基礎体力強化を図ってまいりました。
・顧客への提案力強化
・協力会社とのコミュニケーション活性化
・個別案件ごとの収益管理精緻化、厳格化
・現場におけるサービス品質の向上
・DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用による業務効率改善
③ 成長戦略:将来を見据えた強みの育成とグループ力強化
以下の施策を通じて、当社グループの収益力向上を図ってまいりました。
・営業強化による新規物件受託、サービスエリアの拡大
・ロボット、AIの活用による顧客ニーズへの対応力拡大
・建物管理の柱となる設備部門の強化
・子会社との連携強化によるグループ間シナジーの刈り取り
また、当社は、2024年5月に、前中期経営計画完了後の2026年度からの10ヶ年における経営目標、数値目標を定めた「長期ビジョン2026-2035」を公表いたしました。本計画は、当社グループの経営理念において掲げている長期ビジョン「周囲から『ハリマで良かった!』が聞こえてくる未来」の実現に向けたロードマップとして位置づけ、①事業エリア拡大、②新規事業開拓、③海外事業展開、④積極的なМ&Aの4施策により「挑戦領域」という新たなステージへの到達を目指すものです。
長期ビジョン最終年度である2035年度を見据え、当社グループは、引き続き「高度化、多様化する顧客ニーズにマッチしたサービス品質の向上」を優先的に対処すべき課題とし、日々刻々と変化するお客様の状況に柔軟に対応するため、より一層お客様の視点に立った専門性の高いサービスをタイムリーに提供することに努めております。
また、SDGs(持続可能な開発目標)への取組みについても、DXの推進による更なる業務効率向上の実現をはじめ、地域社会との連携強化、地球環境に対する取組みなど、幅広い分野において品質の高いサービスを提供できる「進化し続けるビルメンテナンス」を追求し、社員一人一人が「私たちの仕事はSDGsに直結している」という誇りをもって、お客様へのサービスを通じて社会貢献し続けます。
当社は、前中期経営計画の完遂を受け、今般、2026年度-2028年度の3ヶ年における経営目標、数値目標を定めた新中期経営計画を策定いたしました。本計画により、変化する環境に柔軟に対応しながら、お客様からより一層信頼される組織づくりを進めてまいります。
2035年度の長期ビジョン達成に向けて、『人財投資 』『DX・AI投資』に最大限の力を注ぎます。私たちハリマビステムの仕事は、単に建物を維持することではありません。そこを利用する人々の毎日を支え、未来の街づくりに貢献していくことです。
『絶対的な現場力×新しいテクノロジー』
その掛け合わせによって、私たちは業界の常識を塗り替え、新たな価値を生み出していきます。
具体的には、次の戦略の4本柱の実践で目標達成を目指してまいります。
① 未来志向:次世代メンテナンスへの転換(DX & Green)
デジタルとデータを武器に、建物が持つ可能性を引き出す「価値創造企業」を目指す。
・DX推進による業務革新
・データ活用型メンテナンス
・新たな価値提供
② 現場力重視:誇りと信頼を築く「品質・人財・安全」の追求(Quality&Pride)
現場こそが最高のアセット(資産)であり、付加価値の源泉。
現場の「気づき」が品質を生み、お客様の信頼を支える。
・品質マネジメントの徹底と可視化
・「自ら考え動く」現場の育成
・絶対的な安全・安心の職場づくり
③ 人財育成:挑戦を称賛し、共に輝く文化(Growth & Inclusion)
「一生涯、共に成長し続ける会社」へ。社員の定着と成長を経営の最優先事項とする。
・スキルの習得支援とキャリアパスの明確化
・「挑戦」を奨励する組織風土
・誰もが自分らしく働ける職場づくり
④ グループ力強化:総合力を高め、長期ビジョン達成(Overall strength & Achievement)
ハリマビステムグループ全体で企業価値を高め、「社会」「株主」「お客様」「協力会社」「グループ会社」「社員」が『ハリマで良かった!』を実現させていく。
・ハリマビステムの成長がグループの基盤
・グループ会社の成長と進化を支援
・戦略的M&A実施によるグループ拡大
・海外事業、新規事業への挑戦
以上の結果、新中期経営計画初年度となる次期連結業績につきましては、2035年度の長期ビジョンを達成するために必要と考える『戦略的な投資』を先行するため、売上高は320億円(当連結会計年度比3.4%増)、営業利益13億円(同14.3%減)、経常利益15億円(同6.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(同15.5%減)を見込んでおります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月24日現在)において、当社グループが判断したものであります。
当社グループは、永きにわたり培ってきた専門技術と同様に「人」を大切な財産と考え、ビルメンテナンス・ビルマネジメントを主軸に事業を幅広く展開してまいりました。
当社の経営理念『全ての「施設」を快適に、全ての「人」に喜びを。』のもと、建物管理会社として進化し続け、安心・安全・快適な施設づくりで社会に貢献し、全てのステークホルダーから「ハリマで良かった!」と評価される未来を目指してまいる所存であります。
この実現に向け、当社グループが掲げる重点施策は、以下のとおりであります。
・マネジメント力の向上を通じ、高度化、多様化する顧客ニーズにマッチした高品質サービスの提供
・SDGs(持続可能な開発目標)への積極的取り組み
・顧客の資産管理の観点に立ったリフォームや設備改修事業の強化
・企画提案力・総合力の最大化による、PFI事業・指定管理者業務をはじめとしたPPP分野への積極展開
今後の経営環境につきましては、ロシア・ウクライナや中東情勢の長期化に伴うエネルギー価格や原材料価格の更なる上昇、人手不足による人件費の上昇が懸念されるなど、経営環境は依然として先行き不透明な状況が続くものと予測されます。
ビルメンテナンス業界におきましては、上記に加え、既存物件に係る顧客のコスト削減を目的とした契約価格の見直し・仕様変更の動きが懸念され、厳しい状況が続くものと見込まれます。
このような状況に対処するため、当社は、2023年度~2025年度の3ヶ年における経営目標、数値目標を定めた中期経営計画を策定、実行してまいりました。本計画は、当社グループが「次のステージにステップアップするための基盤整備」を目的とし、以下の戦略を核として、更なる企業価値向上を目指したものです。その結果、契約更改活動や臨時工事の獲得、新規案件の受注、さらにはグループ会社の成長も追い風となり、着実に成長を遂げることができました。
① 根幹戦略:人財の確保・育成と離職低減による地盤強化
当社グループは、本戦略を重要なサステナビリティ項目と認識しており、詳細は「2サステナビリティに関する考え方及び取組(2)戦略」に記載のとおりであります。
② 持続戦略:顧客・協力会社との信頼構築による基礎体力強化
以下の施策を通じて、当社グループの基礎体力強化を図ってまいりました。
・顧客への提案力強化
・協力会社とのコミュニケーション活性化
・個別案件ごとの収益管理精緻化、厳格化
・現場におけるサービス品質の向上
・DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用による業務効率改善
③ 成長戦略:将来を見据えた強みの育成とグループ力強化
以下の施策を通じて、当社グループの収益力向上を図ってまいりました。
・営業強化による新規物件受託、サービスエリアの拡大
・ロボット、AIの活用による顧客ニーズへの対応力拡大
・建物管理の柱となる設備部門の強化
・子会社との連携強化によるグループ間シナジーの刈り取り
また、当社は、2024年5月に、前中期経営計画完了後の2026年度からの10ヶ年における経営目標、数値目標を定めた「長期ビジョン2026-2035」を公表いたしました。本計画は、当社グループの経営理念において掲げている長期ビジョン「周囲から『ハリマで良かった!』が聞こえてくる未来」の実現に向けたロードマップとして位置づけ、①事業エリア拡大、②新規事業開拓、③海外事業展開、④積極的なМ&Aの4施策により「挑戦領域」という新たなステージへの到達を目指すものです。
長期ビジョン最終年度である2035年度を見据え、当社グループは、引き続き「高度化、多様化する顧客ニーズにマッチしたサービス品質の向上」を優先的に対処すべき課題とし、日々刻々と変化するお客様の状況に柔軟に対応するため、より一層お客様の視点に立った専門性の高いサービスをタイムリーに提供することに努めております。
また、SDGs(持続可能な開発目標)への取組みについても、DXの推進による更なる業務効率向上の実現をはじめ、地域社会との連携強化、地球環境に対する取組みなど、幅広い分野において品質の高いサービスを提供できる「進化し続けるビルメンテナンス」を追求し、社員一人一人が「私たちの仕事はSDGsに直結している」という誇りをもって、お客様へのサービスを通じて社会貢献し続けます。
当社は、前中期経営計画の完遂を受け、今般、2026年度-2028年度の3ヶ年における経営目標、数値目標を定めた新中期経営計画を策定いたしました。本計画により、変化する環境に柔軟に対応しながら、お客様からより一層信頼される組織づくりを進めてまいります。
2035年度の長期ビジョン達成に向けて、『人財投資 』『DX・AI投資』に最大限の力を注ぎます。私たちハリマビステムの仕事は、単に建物を維持することではありません。そこを利用する人々の毎日を支え、未来の街づくりに貢献していくことです。
『絶対的な現場力×新しいテクノロジー』
その掛け合わせによって、私たちは業界の常識を塗り替え、新たな価値を生み出していきます。
具体的には、次の戦略の4本柱の実践で目標達成を目指してまいります。
① 未来志向:次世代メンテナンスへの転換(DX & Green)
デジタルとデータを武器に、建物が持つ可能性を引き出す「価値創造企業」を目指す。
・DX推進による業務革新
・データ活用型メンテナンス
・新たな価値提供
② 現場力重視:誇りと信頼を築く「品質・人財・安全」の追求(Quality&Pride)
現場こそが最高のアセット(資産)であり、付加価値の源泉。
現場の「気づき」が品質を生み、お客様の信頼を支える。
・品質マネジメントの徹底と可視化
・「自ら考え動く」現場の育成
・絶対的な安全・安心の職場づくり
③ 人財育成:挑戦を称賛し、共に輝く文化(Growth & Inclusion)
「一生涯、共に成長し続ける会社」へ。社員の定着と成長を経営の最優先事項とする。
・スキルの習得支援とキャリアパスの明確化
・「挑戦」を奨励する組織風土
・誰もが自分らしく働ける職場づくり
④ グループ力強化:総合力を高め、長期ビジョン達成(Overall strength & Achievement)
ハリマビステムグループ全体で企業価値を高め、「社会」「株主」「お客様」「協力会社」「グループ会社」「社員」が『ハリマで良かった!』を実現させていく。
・ハリマビステムの成長がグループの基盤
・グループ会社の成長と進化を支援
・戦略的M&A実施によるグループ拡大
・海外事業、新規事業への挑戦
以上の結果、新中期経営計画初年度となる次期連結業績につきましては、2035年度の長期ビジョンを達成するために必要と考える『戦略的な投資』を先行するため、売上高は320億円(当連結会計年度比3.4%増)、営業利益13億円(同14.3%減)、経常利益15億円(同6.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(同15.5%減)を見込んでおります。