有価証券報告書-第36期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2025/03/26 9:01
【資料】
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【項目】
149項目
(3) 【監査の状況】
① 監査等委員会監査の状況
監査等委員会において、年度の監査方針や監査重点項目を討議により決定し、当該方針に準拠して監査等委員監査を実施しております。監査等委員は重要な会議に出席し、また、当社及び子会社の役職員に対して聴取を行い、経営状況や各部門の業務執行状況等を厳正に監査しております。なお、監査等委員榊原美紀は弁護士の資格を有しており、法務・コンプライアンスに関する相当程度の知見を有しております。監査等委員西浦由希子は公認会計士の資格を有しており、財務・会計に関する相当程度の知見を有しております。
(監査等委員会及び監査等委員の活動の状況)
当事業年度は監査等委員会を14回開催しました。個々の監査等委員の出席状況は以下のとおりです。
区分氏名出席状況
常勤監査等委員市原令之14回/14回(100%)
監査等委員川本明14回/14回(100%)
監査等委員榊原美紀14回/14回(100%)
監査等委員竹内明日香10回/10回(100%)
監査等委員西浦由希子14回/14回(100%)

監査等委員は、当期の監査方針や重点監査項目に基づき職務を遂行するとともに、取締役会その他の重要な会議に出席し、質疑に積極的に参加するほか、必要に応じて取締役及び事業責任者等に対して、業務執行に関する報告を求めております。
また、子会社の取締役及び監査役との連携、会計監査人との連携により、適切な監査に努めております。
当事業年度はM&Aで取得したグループ会社における経営統合の状況確認、大規模プロジェクトの運営状況の確認、グループ各社経営者との連携強化、内部統制の実効性向上のための枠組みの検討を重点監査項目と定め、職務を遂行致しました。また、会計監査人との意見交換を7回実施し、監査計画、計画の進捗状況、会計監査人の認識するリスク要因について説明を受けるとともに、必要に応じて質疑、提言を行っています。内部監査部門の責任者との協議を随時行い、密に連携しております。
このほか、常勤監査等委員につきましては、当社における経営戦略会議、セキュリティ委員会を始めとする重要な会議、社員による期末業績評価プレゼンテーションなどへの参加を通じて社内の情報の収集に積極的に努め、内部統制システムの構築・運用の状況を日常的に検証するとともに、他の非常勤監査等委員との情報共有及び意思疎通を図っております。
② 内部監査の状況
当社は、業務執行部門から独立した代表取締役直下の組織として内部監査室を設置し、4名の内部監査人が所属しております。内部監査計画に基づき 、会計監査人である監査法人及び監査等委員、主要子会社の内部監査室と連携の上、当社及び子会社の組織機能及び業務の適法性、妥当性及びコンプライアンスについて内部監査を実施し、監査結果を代表取締役及び取締役会に報告しております。監査の過程で課題が検出された場合には、改善提案及び助言を行い、被監査部門における改善措置の進捗状況及び改善措置の有効性をモニタリングしております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
25年間
c.業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員・業務執行社員 會田 将之、植村 文雄
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他14名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社の監査等委員会は、会計監査人の職務執行状況、業務改善状況を注視し、日本監査役協会の実務指針に準拠した会計監査人の評価を行っております。上記を総合的に検討し審議した結果、監査の適正性及び信頼性に問題はないと判断し、EY新日本有限責任監査法人を選任することが適当であると判断しております。
f.監査等委員会による監査法人の評価
監査等委員会は、監査法人に対して評価を行い、有効なコミュニケーションをとっており、適時適切に意見交換や監査状況を把握しております。その結果、監査法人による会計監査は有効に機能し、適正に行われていることを確認しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に
基づく報酬(百万円)
非監査業務に
基づく報酬(百万円)
監査証明業務に
基づく報酬(百万円)
非監査業務に
基づく報酬(百万円)
提出会社65-83-
連結子会社----
65-83-

b.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
c.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としては、監査日数、会社規模及び業務特殊性等の要素を勘案して、監査等委員会の同意のうえで決定しております。
d.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査等委員会は、取締役、社内関係部署及び会計監査人からの必要な資料の入手や報告の聴取を通じて、会計監査人の監査計画の内容、従前の事業年度における職務遂行状況や報酬見積りの算出根拠などを検討した結果、会計監査人の報酬等につき妥当であると判断し同意いたしました。