有価証券報告書-第27期(平成27年1月1日-平成27年12月31日)

【提出】
2016/03/23 16:45
【資料】
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【項目】
116項目
(重要な後発事象)
会社分割(新設分割)による持株会社体制への移行
当社は、平成28年2月23日開催の取締役会において、平成28年4月1日を効力発生日として、当社のITコンサルティング事業を、新たに設立するフューチャーアーキテクト株式会社(以下「新設会社」といいます。)に承継させる会社分割(以下「本件分割」といいます。)について新設分割計画書を承認、持株会社制に移行することを決議し、平成28年3月22日開催の定時株主総会において承認されました。
1.会社分割の目的
当社グループは、「経営とITをデザインする」ことを中長期的な経営戦略の中心に掲げ、ビジネスの「あるべき姿」とそれを実現するために最適な「仕組み」を、最新のITを積極的に取り入れることで提供することを通じて、顧客企業、ひいては社会の未来価値を高めることを使命として事業を推進してまいりました。また、ITコンサルティング事業のグローバルな展開やニューメディア・ウェブサービスにおけるオリジナルサービスの提供といった新しい事業にも取り組んでおります。
このような中で、当社グループが、今後さらに成長を継続していくためには、持株会社体制に移行し、①グループとしての経営戦略の立案、②グループ全体の経営資源の最適配分、③M&Aを含めた機動的な事業再編、④新技術の開発力・新規事業の創出力の強化、⑤経営人材の育成及び⑥グループ全体のコーポレート・ガバナンスの強化を図っていくことが必要であると考えております。
2.会社分割の要旨
(1)分割の日程
平成28年2月23日 分割計画承認取締役会
平成28年3月22日 分割計画承認定時株主総会
平成28年4月1日 分割効力発生日
(2)分割方式
当社を分割会社とし、新設するフューチャーアーキテクト株式会社を新設分割設立会社とする新設分割となります。
なお、当社は平成28年4月1日をもって、商号を「フューチャー株式会社」に変更する予定です。
(3)新設会社が承継する権利義務
本件分割において、新設会社が当社から承継する権利義務は、新設分割契約書に別段の定めのあるものを除き、分割効力発生日現在の分割の対象となる事業に係る資産、債務、雇用契約その他の権利義務とします。なお、当社から承継する債務については重畳的債務引受の方法によるものといたします。
(4)債務の履行の見込み
当社及び新設会社において、分割後の資産の額が負債の額を上回ること及び収益状況についても負担すべき債務の履行に支障を及ぼすような事態が現時点で予想されないことから、債務の履行の見込みに問題はないものと判断しております。
3.分割する事業部門の概要
(1)分割する事業の内容
ITコンサルティング事業
(2)分割する事業の経営成績
売上高(a)連結売上高(b)比率(a/b)
ITコンサルティング事業18,969,680千円35,293,422千円53.7%

(3)分割する資産、負債の項目及び金額
流動資産5,863,757千円流動負債246,957千円
固定資産511,660千円固定負債-千円
合計6,375,418千円合計246,957千円

4.新設会社の状況(平成28年4月1日設立時(予定))
(1)商号 フューチャーアーキテクト株式会社
(2)本店所在地 東京都品川区大崎一丁目2番2号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役会長 金丸 恭文
代表取締役社長 東 裕二
(4)事業内容 ITコンサルティング事業
(5)資本金 300,000千円
(6)決算期 12月
5.会社分割後の当社の状況(予定)
(1)商号 フューチャー株式会社
(2)本店所在地 東京都品川区大崎一丁目2番2号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役会長兼社長 金丸 恭文
(4)事業内容 グループ経営戦略の立案、企画及びグループ会社管理等
(5)資本金 1,421,815千円
(6)決算期 12月
6.実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)および「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成25年9月13日)に基づき、共通支配下の取引として処理します。