四半期報告書-第25期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
6. その他の金融負債
その他の金融負債にはLyft, Inc.(以下「Lyft社」)の株式を用いた株式先渡売買契約による預り保証金が含まれており、詳細は以下のとおりです。
Lyft社株式先渡売買契約
当社は前連結会計年度に連結子会社であるLiberty Holdco Ltd.(以下「Liberty社」)を通じて、当社が保有するLyft社の株式31,395,679株全てを活用した先渡売買契約につき、金融機関との間で基礎となる契約を締結しました。当該取引を実行した結果、714百万米ドルの資金を調達しました。5年の契約期間満了時には、現金又はLyft社の株式で決済することをLiberty社が選択できます。当社はLyft社の株式をLiberty社に貸与し、これに関する預り金としてLiberty社から当該資金の差入れを受けています。なお、上記資金調達に加え、キャップとフロアーの設定されているカラー契約を締結し、Lyft社に対する株式投資の株価変動によるリスクの低減を行っています。
また、第2四半期連結会計期間において、当初契約時からLyft社の株価が上昇したため、カラー契約より生じるデリバティブの公正価値変動リスクに備えるために、カラー契約の一部の想定元本に係るキャップとフロアーの上限及び下限の見直しを行い、契約上の条件変更を行っています。

上記一連の取引の結果、当第3四半期連結会計期間末において、Lyft社の株式を使用した資金調達に係る負債を償却原価で測定する負債として、その他の金融負債に120,539百万円、Lyft社の株式のカラー契約に係るデリバティブをデリバティブ負債に43,865百万円計上しています。
また、当第3四半期連結累計期間において、金融収益にLyft社の株式の公正価値測定により生じた公正価値評価差額を28,062百万円計上しています。金融費用には、Lyft社の株式のカラー契約に係るデリバティブの公正価値評価差額を20,341百万円、Lyft社の株式を使用した資金調達に係る負債より生じた償却原価費用479百万円及び為替による換算差額5,883百万円を計上しています。
その他の金融負債にはLyft, Inc.(以下「Lyft社」)の株式を用いた株式先渡売買契約による預り保証金が含まれており、詳細は以下のとおりです。
Lyft社株式先渡売買契約
当社は前連結会計年度に連結子会社であるLiberty Holdco Ltd.(以下「Liberty社」)を通じて、当社が保有するLyft社の株式31,395,679株全てを活用した先渡売買契約につき、金融機関との間で基礎となる契約を締結しました。当該取引を実行した結果、714百万米ドルの資金を調達しました。5年の契約期間満了時には、現金又はLyft社の株式で決済することをLiberty社が選択できます。当社はLyft社の株式をLiberty社に貸与し、これに関する預り金としてLiberty社から当該資金の差入れを受けています。なお、上記資金調達に加え、キャップとフロアーの設定されているカラー契約を締結し、Lyft社に対する株式投資の株価変動によるリスクの低減を行っています。
また、第2四半期連結会計期間において、当初契約時からLyft社の株価が上昇したため、カラー契約より生じるデリバティブの公正価値変動リスクに備えるために、カラー契約の一部の想定元本に係るキャップとフロアーの上限及び下限の見直しを行い、契約上の条件変更を行っています。

上記一連の取引の結果、当第3四半期連結会計期間末において、Lyft社の株式を使用した資金調達に係る負債を償却原価で測定する負債として、その他の金融負債に120,539百万円、Lyft社の株式のカラー契約に係るデリバティブをデリバティブ負債に43,865百万円計上しています。
また、当第3四半期連結累計期間において、金融収益にLyft社の株式の公正価値測定により生じた公正価値評価差額を28,062百万円計上しています。金融費用には、Lyft社の株式のカラー契約に係るデリバティブの公正価値評価差額を20,341百万円、Lyft社の株式を使用した資金調達に係る負債より生じた償却原価費用479百万円及び為替による換算差額5,883百万円を計上しています。