当第3四半期連結累計期間の世界経済は、米国における個人消費の回復や、欧州における記録的暖冬を受けたエネルギー需給バランスの改善やインフレ沈静期待の高まり、中国におけるゼロコロナ対策の解除などを受け、堅調に推移しました。また日本経済においても、インバウンド需要の増加や旅行支援策に伴うサービス消費により個人消費を中心に回復し、前年同期比で緩やかな回復が続きました。
当社の売上面では、モバイル・インターネット気象事業において、大雨や寒波による積雪などに伴う気象災害の発生により、人々の天気予報や防災への注目が高まりました。このような中で、積極的な広告投資を通じた認知度向上、予報精度の改善、独自コンテンツの充実を行うことでアプリ利用者数が増加し、サブスクリプションサービス売上及び広告収入が好調に推移しました。航海気象事業においては、港湾混雑の解消が進む一方で輸送需要が減退し、減便による配船コスト削減の動きが見られました。その一方で、為替によるプラス影響を受けたことで売上が増加しました。航空気象事業においては、エアラインの国際線における出入国制限の緩和などでインバウンド需要が高まり、国内線においても行動制限の解除やその後の全国旅行支援の影響もあり、市況の回復傾向が継続しました。また、国内ヘリコプター市場での動態管理システムの拡販が進み売上が増加しました。その結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は15,804百万円(前年同期比7.4%増)となりました。
費用面では、ソフトウエア開発のインハウス化・アジャイル化に伴う開発体制の効率化によるソフトウエア開発費の最適化を継続しました。一方で、ソフトウエア開発能力の継続的強化及び新規事業に対する人財投資、並びにテレビCM及びネット広告などの積極的な広告投資を継続して行いました。また、開発・運用環境のクラウド化の進捗に伴い通信費が増加しました。
2023/04/13 10:45