有価証券報告書-第20期(平成30年10月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/12/23 14:33
【資料】
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【項目】
151項目

対処すべき課題

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは以下の経営理念と経営方針を掲げ、企業価値の向上と事業規模の拡大、利益向上に努めております。
経営理念
一、全社員とその家族の幸せを物心ともに追求する。
一、謙虚にして驕らず人格を高め地域社会に貢献する。
一、会員と加盟店皆様の収益向上に貢献する。
経営方針
一、先端技術や先端ビジネスモデルを取り入れ、価値あるサービスを社会へ提供します。
一、法令とその精神を遵守し、公正な企業活動を通じて社会から信頼される企業を目指します。
一、革新的ビジネスアプローチによって、生産性と労働条件を共に高めます。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、適正な利益の確保及び事業の発展を通じた企業価値の継続向上を目指しており、営業利益を経営指標の一つとしております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
「Sharing economy事業」は、fabbitブランドによるスタートアップ企業、ベンチャー企業とのビジネスマッチングを推進するコワーキング施設の運営とエコシステムの提供、weparkブランドによるコインパークやシェアパークの運営、及び、ecobikeブランドによるシェアサイクルを拡大いたします。
「Platform事業」は、AIやRPA(Robotic Process Automation)などをさらに活用し、現業の生産性向上に加え、管理受託部門の強化等により管理戸数増加に努めてまいります。
「Cloud technology事業」は、主にFC加盟企業に対して、AI、RPA(Robotic Process Automation)、IoTの商品やサービスの提供を推進してまいります。
(4)経営環境及び対処すべき課題
わが国の経済は、雇用環境や所得の改善が見られ、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、海外の通商問題等や海外経済の不確実性等、景気の先行き感に対して、不透明な状況が見られます。
当社グループの属する賃貸不動産業界は、企業間の競争が激しさを増しております。このような状況の中、当社グループは次の課題に取り組んでまいります。
① QSC(品質・サービス・清潔さ)の更なる向上による顧客満足の向上。
② fabbitにおけるAIによるマッチングの推進、マネタイズ化。
③ M&Aの推進・グループの事業ノウハウを活かした事業の改革
④ 人材の確保・育成