- #1 事業の内容
また、当社グループは親会社であるSCSKを中心とする企業グループに属しております。
当社グループの事業は、お客様のシステムや製品開発における品質向上のパートナーになるべく、様々な検証サービスを提供し、お客様のシステムや製品開発の上流工程から下流工程の各場面で必要となる各種サービスを提供することです。テスト戦略策定、テスト設計、テスト実行といった検証のコア業務に加え、お客様の開発プロセス改善のためのコンサルティングサービスを提供し、品質管理の観点から開発のプロジェクトマネージメントを横断的に行うPMO(プロジェクト マネージメント オフィス)業務を実施しております。対象分野としましては、従来対応してきたデジタル家電やスマートフォンといったデジタル機器分野、ソフトウエアの占める比重が大きくなっている自動車分野、企業内利用や企業が顧客に対して提供するサービスのためのシステム分野等があります。
また製品やシステムがネットワークに接続していることから、セキュリティの確保も重要な課題であり、そうした観点からセキュリティ関連の検証サービスも提供しています。
2018/06/20 13:36- #2 事業等のリスク
当社グループの事業は、ハードウエアメーカー・ソフトウエアベンダーの社内で開発段階において行われている「システム検証」業務をアウトソーシングとして受託することにより成立しております。ハードウエアメーカー・ソフトウエアベンダーは、当該システム検証の作業を、社内において何らかの形で社内知識の集積の上に行っており、現状では、当該システム検証業務を外部に委託するという認識が一般的には、いまだ低いものと当社グループでは考えております。
一方で、IT技術の進歩、あらゆるものが繋がるIoT(Internet of Things)化の進展、様々なものがサービスとして提供される時代の到来等により、自動車やスマートフォンやデジタル家電といったデジタル機器、サービスを提供する為のシステム等のさまざまな分野で多機能化、高機能化が進展しており、それに伴って必要となるソフトウエアの量は膨大かつ複雑なものとなっております。また各ハードウエアメーカー・ソフトウエアベンダー間の開発競争により、これら製品・システムのライフサイクルは短縮化され、それに伴って開発期間も短縮化されることとなり、開発技術者はコア業務である製品・システムの開発に注力せざるを得なくなっております。したがってハードウエアメーカー・ソフトウエアベンダーは、社内知識の集積だけでは解決できない新しい機能・システムに関するテストの問題も含めて、システム検証業務(特に開発支援検証)を、かかる業務を専業とする当社グループのような第三者企業にアウトソーシングする傾向が強くなると当社グループでは予想しております。
当社グループは、社外の方々を対象とした各種セミナーを開催する等、システム検証が独立業務として認知され、アウトソーシングする業務として認識されるべく努力をしておりますが、今後もシステム検証が独立した業務として認知されなかった場合、また機密保持等の目的から顧客における内製化志向が継続あるいは強化された場合は、システム検証業務のアウトソーシングが拡大しないことになります。かかる場合には当社グループの事業展開及び業績は重大な影響を受ける可能性があります。
2018/06/20 13:36- #3 固定資産の減価償却の方法
- 形固定資産(リース資産を除く)
定率法によっております。
ただし、平成28年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
また、平成19年3月31日以前に取得したものについては、償却可能限度額まで償却が終了した翌事業年度から5年間で備忘価額まで均等償却する方法によっております。
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
定額法によっております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における見込利用可能期間(5年以内)による定額法によっております。2018/06/20 13:36 - #4 有形固定資産等明細表(連結)
- ソフトウエアの増加は、社内システム構築によるものであります。2018/06/20 13:36
- #5 研究開発活動
5【研究開発活動】
当社グループが提供するシステム検証というソフトウエアの品質管理分野の標準的手法を確立するため、システム検証理論の研究を行っております。当該研究は全事業部門に共通する内容であり、当該研究のために開催している「システム検証理論研究会」並びに各部署から技術者が自発的に参加している「システム検証理論推進会」の運営に要した費用等、当事業年度にかかる研究開発費は、4,936千円であります。
2018/06/20 13:36- #6 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
社の基本戦略
当社グループの事業は、新製品、新システム開発を行うハードウエアメーカー・ソフトウエアベンダーの社内において行われている「システム検証」業務を受託し検証サービスを提供しており、お客様のシステムや製品開発における品質向上に貢献する企業を目指しております。
当社の検証技術をより確かなものとし、他社と差別化し、当社グループならではの検証サービスを提供するために検証技術力の高度化が必要と考えております。具体的には、IT技術を駆使した独自サービスや独自ツールの開発等に注力して参ります。
2018/06/20 13:36- #7 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
テスト戦略策定、テスト設計、テスト実行といった検証のコア業務に加え、お客様の開発プロセス改善のためのコンサルティングサービスを提供するほか、品質管理の観点から開発のプロジェクトマネージメントを横断的に行うプロジェクト マネージメント オフィス業務(以下 PMO業務)を実施しております。
昨今では、IoT時代の到来とともにあらゆる製品でセキュリティ対策が必要となっており、当社が既に提供している脆弱性検証や負荷検証に加え、オープンソースソフトウエア(以下 OSS)のライセンス管理やサイバーセキュリティなどへサービスの拡がりを見せております。
また、検証サービスの高度化や効率化を目指し、テスト自動化、テスト設計業務、テスト管理業務等において様々な独自ツールの開発や利用を始めています。当事業年度においてはテスト管理クラウドサービス「Quality Forward」やテスト設計支援ツール「TESTRUCTURE(テストラクチャー)」の提供を開始し、一部のお客様での利用が始まりました。加えて、当社の経験豊富なエンジニアのノウハウをデータベース化することに着手し、ハイスキルなエンジニアのノウハウ継承や検証スキルの底上げを図る取り組みを始めました。
2018/06/20 13:36- #8 設備投資等の概要
1【設備投資等の概要】
当事業年度の設備投資の総額は157,594千円となりました。その主なものは社内情報システムの拡充及びシステム検証サービス用の機器・ソフトウエア等の購入であります。
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