有価証券報告書-第23期(平成28年7月1日-平成29年6月30日)
有報資料
当社グループの経営上の重要な契約は以下のとおりであります。
(1)特許を受ける権利譲渡契約
大学研究者等の発明に関しまして、当社の連結子会社と大学研究者等が共同で特許を申請する際に締結しているものであります。特に、疲労プロジェクトにおきましては、複数の大学研究者等の発明を組み合わせる形でプロジェクトを推進するため、プロジェクトに必要な発明について、当社の連結子会社と大学研究者等との間で特許の共同申請に関する契約を締結することは極めて重要な意義を有しております。契約者(発明者)及び発明内容は以下のとおりであり、現在、当社の連結子会社及び契約者が共同で特許申請を行っております。なお、契約の内容は各発明について概ね共通であり、各契約者が保有する特許を受ける権利の50%を当社が譲り受け、特許化された後もその権利の50%の持分を当社の連結子会社が保有し、当社の連結子会社は特許を実施することにより得た収入(経費控除後)の50%を対価として契約者に支払うというものとなっております。また、契約期間は、契約締結日から特許有効期間満了日までとしております。
<用語解説>※1 「トランス-2-ヘキセナール」とは、アルコールが酸化したアルデヒドの一種で、植物特有の青臭い香の成分の一つであり「青葉アルデヒド」とも呼ばれています。シス-3-ヘキセノールとともに「緑の香」の成分の一つであり、抗疲労効果が期待できることが分かってきています。
※2 「シス-3-ヘキセノール」はアルコールの一種で、植物特有の青臭い香の成分の一つであり「青葉アルコール」とも呼ばれています。トランス-2-ヘキセナールとともに「緑の香」の成分の一つであり、抗疲労効果が期待できることが分かってきています。
※3 「加速度脈波」とは、脳波測定計により得られる指尖容積脈波を2回微分して得られる二次微分脈波を指します。加速度脈波は変曲点を強調して、波形の評価を容易にし、血液循環動態を捉えていると考えられます。原波形の変曲点が鋭角であればあるほど、二次微分波形の変曲点の振幅も大きくなるため変曲点による波形のパターンの認識や測定が容易となり、生理機能との関連や血行動態の研究に適していると考えられています。
※4 「テトラヒドロビオプテリン」はBH4と略称され、ドパミンやセロトニン合成の補助因子であることが知られています。これらの神経伝達物質の欠乏は神経症状の原因となることから、BH4はいくつかの脳障害を処置するうえで有効であるとの報告があり、そのような報告の中には、6歳児における自閉症やうつ病に対する有効例があります。
※5 生体における「酸化」とは、体内に存在する酸素が生体中の様々な成分と結合することをいい、生体おける各種機能に異常を生じさせるための生活習慣病や癌等の原因ともなり得ることが分かっています。
※6 「ベータ細胞」とは、膵臓のランゲルハンス島にあるインスリン産生細胞を指します。インスリンは、血中のブドウ糖が筋肉や肝臓に取り込まれることを助け、血糖値が一定以上に上昇しないよう調節する役割を持っています。ベータ細胞の量が減少したり、働きが悪くなったりしますと、インスリンの分泌に異常を生じ血中の糖濃度が高くなります。この症状が耐糖能異常であり、これが一定以上に進行すると糖尿病ということになります。
(2)株式譲渡契約
当社は、平成29年5月19日開催の取締役会において、株式会社NRLファーマの株式を取得し、連結子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。
詳細は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。
(1)特許を受ける権利譲渡契約
大学研究者等の発明に関しまして、当社の連結子会社と大学研究者等が共同で特許を申請する際に締結しているものであります。特に、疲労プロジェクトにおきましては、複数の大学研究者等の発明を組み合わせる形でプロジェクトを推進するため、プロジェクトに必要な発明について、当社の連結子会社と大学研究者等との間で特許の共同申請に関する契約を締結することは極めて重要な意義を有しております。契約者(発明者)及び発明内容は以下のとおりであり、現在、当社の連結子会社及び契約者が共同で特許申請を行っております。なお、契約の内容は各発明について概ね共通であり、各契約者が保有する特許を受ける権利の50%を当社が譲り受け、特許化された後もその権利の50%の持分を当社の連結子会社が保有し、当社の連結子会社は特許を実施することにより得た収入(経費控除後)の50%を対価として契約者に支払うというものとなっております。また、契約期間は、契約締結日から特許有効期間満了日までとしております。
| 契約会社名 | 相手先の名称 (発明者) | 発明内容 |
| ㈱総合医科学研究所 (連結子会社) | 渡辺 恭良氏 (理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター長) 倉恒 弘彦氏 (関西福祉科学大学教授) | 抗疲労効果をもつ新たな組成物であって、トランス-2-ヘキセナール(※1)及びシス-3-ヘキセノール(※2)の少なくとも一種を含有する抗疲労組成物。 |
| ㈱総合医科学研究所 (連結子会社) | 渡辺 恭良氏 (理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター長) 倉恒 弘彦氏 (関西福祉科学大学教授) | 脈波、特に加速度脈波(※3)の波形変化を指標としてヒトの疲労度を評価する方法。 |
| ㈱総合医科学研究所 (連結子会社) | 渡辺 恭良氏 (理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター長) | 抗疲労効果をもつ新たな組成物であるテトラヒドロビオプテリン(※4)を含有する抗疲労組成物。 |
| ㈱総合医科学研究所 (連結子会社) | 葛谷 恒彦氏 (大阪樟蔭女子大学教授) | 抗酸化(※5)力測定装置及び抗酸化力測定システムを用いて非侵襲的に簡便かつ定量的に抗酸化物の生体における抗酸化力を測定する方法。 |
| ㈱総合医科学研究所 (連結子会社) | 白岩 俊彦 (白岩内科医院院長) 金藤 秀明 (川崎医科大学教授) 宮塚 健 (順天堂大学准教授) 藤谷 与士夫 (群馬大学教授) | 膵ベータ細胞(※6)量及び膵ベータ細胞機能の解析方法及びその利用。 |
| ㈱総合医科学研究所 (連結子会社) | 渡辺 恭良氏 (理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター長) 倉恒 弘彦氏 (関西福祉科学大学教授) | 血液中のアミノ酸濃度を指標として、ヒトの疲労度を評価する方法、キット及びその利用法。 |
<用語解説>※1 「トランス-2-ヘキセナール」とは、アルコールが酸化したアルデヒドの一種で、植物特有の青臭い香の成分の一つであり「青葉アルデヒド」とも呼ばれています。シス-3-ヘキセノールとともに「緑の香」の成分の一つであり、抗疲労効果が期待できることが分かってきています。
※2 「シス-3-ヘキセノール」はアルコールの一種で、植物特有の青臭い香の成分の一つであり「青葉アルコール」とも呼ばれています。トランス-2-ヘキセナールとともに「緑の香」の成分の一つであり、抗疲労効果が期待できることが分かってきています。
※3 「加速度脈波」とは、脳波測定計により得られる指尖容積脈波を2回微分して得られる二次微分脈波を指します。加速度脈波は変曲点を強調して、波形の評価を容易にし、血液循環動態を捉えていると考えられます。原波形の変曲点が鋭角であればあるほど、二次微分波形の変曲点の振幅も大きくなるため変曲点による波形のパターンの認識や測定が容易となり、生理機能との関連や血行動態の研究に適していると考えられています。
※4 「テトラヒドロビオプテリン」はBH4と略称され、ドパミンやセロトニン合成の補助因子であることが知られています。これらの神経伝達物質の欠乏は神経症状の原因となることから、BH4はいくつかの脳障害を処置するうえで有効であるとの報告があり、そのような報告の中には、6歳児における自閉症やうつ病に対する有効例があります。
※5 生体における「酸化」とは、体内に存在する酸素が生体中の様々な成分と結合することをいい、生体おける各種機能に異常を生じさせるための生活習慣病や癌等の原因ともなり得ることが分かっています。
※6 「ベータ細胞」とは、膵臓のランゲルハンス島にあるインスリン産生細胞を指します。インスリンは、血中のブドウ糖が筋肉や肝臓に取り込まれることを助け、血糖値が一定以上に上昇しないよう調節する役割を持っています。ベータ細胞の量が減少したり、働きが悪くなったりしますと、インスリンの分泌に異常を生じ血中の糖濃度が高くなります。この症状が耐糖能異常であり、これが一定以上に進行すると糖尿病ということになります。
(2)株式譲渡契約
当社は、平成29年5月19日開催の取締役会において、株式会社NRLファーマの株式を取得し、連結子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。
詳細は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。