有価証券報告書-第26期(2024/01/01-2024/12/31)
(2)リスク管理及び戦略
当社グループは、サステナビリティ経営の柱として、「社会」、「環境」、「健康」、「人」の4項目を設定しております。4つのマテリアリティは、当社と従業員を含む全てのステークホルダーにとっての重要度及びこれらに対して当社グループの強みを活かして貢献できるかという基準で選択しております。それぞれの項目について、リスクと機会を識別し評価及び管理すべくサステナビリティ委員会が主導し検討しております。
当社グループは、サステナビリティ経営の柱として、「社会」、「環境」、「健康」、「人」の4項目を設定しております。4つのマテリアリティは、当社と従業員を含む全てのステークホルダーにとっての重要度及びこれらに対して当社グループの強みを活かして貢献できるかという基準で選択しております。それぞれの項目について、リスクと機会を識別し評価及び管理すべくサステナビリティ委員会が主導し検討しております。
| 社会 | リスク | ・資本・イデオロギー格差の拡大に伴う社会の分断化 →富裕層のスポーツであるというラベリング、ゴルフレジャーの硬直化、ゴルフレジャー参加者の画一化、参加人口の減少、ゴルフ人気の低下 ・価値観の多様化に伴うレジャーの多様化 →コロナ禍に獲得した新規ゴルファーのゴルフ離れ |
| 機会 | ・ゴルフ場を活用した地域社会コミュニケーションの促進 (ゴルフ場を多種多様な人々が交流できる場として提供する) →ゴルフ場の有用性をアピールすることや、ノンゴルファーがゴルフ場を訪れる機会を創造することでゴルフスポーツ参加へのハードルを下げる ・ゴルフの楽しみ方の多様化を推進 →カジュアルゴルフの提案、インドアシミュレーションゴルフ、eスポーツ等、既存のゴルフの新しい遊び方の提案によりゴルファーのすそ野の広がり →フットゴルフ、スピードゴルフ等、ゴルフ自体の多様性の提案による新たな顧客層の獲得 | |
| 戦略及び 取組み | ・GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスの運営 当社が運営受託するGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスにおいて、ドレスコードフリーを採用しカジュアルゴルフを提唱。初心者サポート企画としてラウンド時の基本的なマナーを教える企画を定期的に実施してゴルフラウンドに対するハードルを下げる取組みを実施しております。 GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスでは、近隣の住民が参加できるゴルフ以外のイベントを開催し、地域社会の交流の場として、ゴルフ場の新しい活用方法を提示しております。 ・ゴルフの多様な楽しみ方を提案 スピードゴルフ:2017年に一般社団法人日本スピードゴルフ協会を設立して以降、スピードゴルフの国内外の大会を主催するなど、新しいゴルフの楽しみ方としてスピードゴルフの普及に取組んでおります。 スノーゴルフ:冬の時期に雪でクローズになるゴルフ場を活用し、地域の雇用の確保や観光事業の活性化に貢献するために、2016年から毎年ゴルフ5美唄カントリーコースにてスノーゴルフイベントを開催しております。 フットゴルフ:スポーツの楽しみを普及し人々の健康と暮らしの豊かさを向上するために、(株)湘南ベルマーレと提携し、サッカーとゴルフを融合させたフットゴルフの大会を開催するなど、ゴルフの多様性を提案する取組みを実施しております。 | |
| 環境 | リスク | ・気候変動に伴う異常気象の激甚化、災害の発生 →ゴルフ場を含む広域の被災、真夏のゴルフ需要の減少、ゴルファーの健康被害の懸念 ・過去のゴルフ場開発に対する環境負荷マイナスイメージ →ゴルフのイメージダウン |
| 機会 | ・ゴルフ場の里山としての機能の見直し →生物多様性や整備された自然としてのゴルフ場がもたらす自然環境への好影響を発信することで、ゴルフ場の存在価値を見直しゴルフへのマイナスイメージの払拭 ・ゴルフ場を活用した地域社会コミュニケーションの促進 →ゴルフ場をゴルフに限らない用途で開放することで、ゴルフスポーツを身近なものとして参加ハードルを下げる | |
| 戦略及び 取組み | ・GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスの運営 ゴルフ場の開発に伴う自然環境破壊などのマイナスイメージを払拭し、ゴルフ場の現代的意義を改めて見直しこれを社会に対して発信するために、当社ではGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスの運営を受託し、実際に都市型ゴルフ場を運営することで、ゴルフ場がどのようにして地域社会や自然環境に対して貢献することができるのかを検証しております。 GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスにはここにしか生息していない生物の固有種が存在しており、茅ヶ崎市の協力を得て近隣の小学生を招待して昆虫観察会を開催するなど、ゴルフ場の生物多様性の維持に対する機能を見直し、これを発信する活動を実施しております。 | |
| 健康 | リスク | ・日本国内における少子高齢化の進行 →ゴルファーの高齢化に伴うゴルファー人口の減少 ・夏場のゴルフプレーに関する健康への影響 →ゴルファーの健康被害やゴルフ場、イベント主催の安全管理責任 |
| 機会 | ・ゴルフスポーツを通じて心身の健康にもたらされる好影響を発信 ・高齢になっても続けられる生涯スポーツとしてゴルフの価値を普及 →ゴルフ自体の価値向上、ゴルファー人口の増加、ゴルフ業界の活性化 | |
| 戦略及び 取組み | ・ゴルフスポーツを通じた心身の健康への貢献 ゴルフの健康価値にフォーカスし身体のみならず精神の健康にも寄与する生涯スポーツとしての価値をより普及していくために、当社の全ての事業が存在しております。当社のメディアを通じて様々なゴルフに関する情報を発信し、当社でゴルフ用品を購入し、ゴルフ場を予約してゴルフプレーをし、技術向上のためのゴルフレッスン、ゴルフ練習場におけるシミュレーターの供給に至るまでゴルフスポーツにまつわるあらゆる情報・環境を提供しております。今後もゴルフを通じて人々の健康という価値に貢献するために様々な取組みを実施してまいります。 | |
| 人 | リスク | ・人材の流出、人材の硬直化、人材多様性の低下 →事業の硬直化、事業革新性の低下 ・従業員の心身の健康に対する脅威 →生産性の低下 |
| 機会 | ・革新的で自由な働き方を推進 ・従業員の一人ひとりのキャリアへの向き合いをサポート →多様な人材の確保 ・従業員の心身の健康に対してゴルフを通じた当社ならではの取組み →ゴルフ自体の価値の向上、企業生産性の高まり | |
| 戦略及び 取組み | 人的資本に係る方針・戦略・取組みにつきましては、後述いたします。 |