訂正四半期報告書-第24期第3四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)

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2018/02/14 17:03
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文中の将来に関する事項は、本四半期報告書の提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府、日銀による財政政策・金融緩和を背景に企業収益や雇用情勢の改善が見られ、緩やかな回復基調が続きました。しかし、海外の不安定な政治動向などの影響が懸念され、先行きは不透明な状況となっております。
政府が成長戦略として掲げる第4次産業革命(*1)では、現実世界のビックデータをIoT技術によって保持、収集する能力、それらを仮想世界においてAIやブロックチェーンによって管理、分析する能力が重要といわれています。
このような状況のもと、引き続き当社グループ全体では、ビットコインを中心とした仮想通貨の情報、取引所、同システム、金融仲介機能を網羅し、IoT と産業分野への融合なども含めて、仮想通貨による一気通貫のサービス提供を可能とすることを成長戦略としております。
7月には、当社の連結子会社である株式会社ウェブトラベル(以下、「ウェブトラベル」といいます。)において、同社の旅行事業に関し、ビットコインによる決済を開始しました。当該ビットコイン決済は当社の連結子会社である株式会社フィスコ仮想通貨取引所(以下、「フィスコ仮想通貨取引所」といいます。)の運営する仮想通貨取引所を経由して行われております。
8月には、フィスコ仮想通貨取引所において、仮想通貨を用いた新たな資金調達の形を追求すべく、わが国初となるビットコイン建て社債「第1回ビットコイン建て無担保社債」を試験的にグループ会社に発行いたしました。
また、当社の連結子会社である株式会社ネクスグループ(以下、「ネクスグループ」といいます。)とアイスタディ株式会社(以下、「アイスタディ」といいます。)が業務提携を行いました。あわせて当社の連結子会社である株式会社イーフロンティア(以下、「イーフロンティア」といいます。)が、アイスタディが実施する第三者割当増資を引き受け、フィスコ仮想通貨取引所を含めて資本業務提携を実施することといたしました。
この他、株式会社カイカ(以下、「カイカ」といいます。)株式に対する当社グループの保有割合が低下する中で、仮想通貨とブロックチェーンによる一気通貫のサービス提供を可能とする戦略におけるシナジー維持のため、当社とカイカは資本業務提携契約を締結いたしました。
9月には、フィスコ仮想通貨取引所が、資金決済に関する法律第2条第8項に規定する仮想通貨交換業者として登録(近畿財務局長第00001号)されました。9月12日には、仮想通貨ファンドの運用を目的とした株式会社Crypto Currency Fund Managementを設立しました。
10月4日には、持株会社である株式会社フィスコデジタルアセットグループ(以下、「フィスコデジタルアセットグループ」といいます。)を設立いたしました。日々めまぐるしく変化する仮想通貨ビジネス環境に対応するため、仮想通貨交換業を行うフィスコ仮想通貨取引所をはじめ仮想通貨への投資業や仮想通貨ファンドの運営業等を行うグループ会社を、順次フィスコデジタルアセットグループの子会社とし、持株会社体制へ移行いたします。
(*1)第4次産業革命とは、蒸気による第1次産業革命、電気による第2次産業革命、ITによる第3次産業革命を経た、第4の産業革命を意味します。第4次産業革命では車や家電などすべてのものがインターネットに接続され、そのビッグデータの高度な解析が可能となると言われております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は10,866百万円(前年同期比16.5%増)、売上原価は6,647百万円(前年同期比13.8%減)となりました。売上高は、カイカを持分法適用関連会社としたことでカイカの売上高を加算することができなかったものの、新規連結された株式会社チチカカ(以下、「チチカカ」といいます。)の売上高が加算されたため、結果的に増加いたしました。販売費及び一般管理費は、チチカカの新規連結が主因となり、4,441百万円(前年同期比93.5%増)となりました。その結果、営業損失は222百万円(前年同期は679百万円の営業損失)となり、経常損失は341百万円(前年同期は864百万円の経常損失)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純損益は、事業拡大戦略におけるM&A推進による投資先事業会社ネクスグループにおける減損処理等により特別損失1,756百万円を計上したものの、ネクスグループによるカイカ株式の売却等により特別利益3,725百万円を計上したことが主因で、親会社株主に帰属する四半期純利益645百万円(前年同期は1,033百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、セグメントごとの業績は、次のとおりです。
① 情報サービス事業
個人向けサービスにおいては、引き続きリサーチレポーターやソーシャルレポーターのレポートの販売が順調に推移し、「クラブフィスコ」及び「フィスコAI」並びに「マーケット マスターズ」のサービスによる売上高が104百万円(前年同期比17.8%増)と増収となりました。
ポータルサービスは、「YAHOO!JAPAN ファイナンス」における当社のページビュー数が、堅調に推移しており、売上高は34百万円(前年同期比0.4%増)となりました。
企業IR支援サービス分野におきましては、フィスコIRによる企業調査レポートサービスの受注が好調に推移したことにより、売上高は629百万円(前年同期比10.5%増)となりました。
法人向けリアルタイムサービスにおいては、第1四半期会計期間において金融情報専用端末における金融機関の散発的な解約もあり、売上高は108百万円(前年同期比20.9%減)となりました。アウトソーシングサービスにおいては、契約締結が順調に推移し、売上高は181百万円(前年同期比49.2%増)となりました。
また、プラットフォームサービスでは、プラットフォームで管理している各種情報の提供による売上及びプラットフォームでの広告による売上が順調に推移し、売上高は22百万円(前年同期比26.3%増)を計上しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,081百万円(前年同期比7.3%増)となり、前述の個人向けサービスの好調及び企業調査レポートの受注増により、セグメント利益は245百万円(前年同期比9.9%増)となりました。
② ICT・IOT・デバイス事業
ネクスグループの農業ICT事業(NCXX FARM)につきましては、昨年度に引き続き農作物の生産、加工、販売を行う「6次産業化事業」と、特許農法による「化学的土壌マネジメント」+ICTシステムによる「デジタル管理」のパッケージ販売を行う「フランチャイズ事業」の事業化を推進しております。
「6次産業化事業」では、当社のミニトマトを使ったレトルト食品「黄いろのトマトのキーマカレー」が7月に開催された「岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2017(平成29年度岩手県ふるさと食品コンクール)」において優良賞を受賞しました。
また、「フランチャイズ事業」では、8月に岩手県内の非営利型社団法人より新たにシステム導入の受注を受けました。
ネクスでは、第2四半期連結累計期間に引き続き、2015年より販売を開始しております、OBDⅡ型自動車テレマティクスデータ収集ユニット「GX410NC/GX420NC」を使用したソリューションの提供に注力してまいりました。
OBDⅡ送迎車用ソリューションである安全運転支援サービス「Drive Care」(http://www.care-dynamics.jp/obd2/)は、介護施設や幼稚園をはじめとする送迎業務を行う様々な事業者の管理者や指導者にとって、同時に運行される複数の車両の運行中に発生した危険運転(急加速、急減速、急ハンドル)を全て把握でき、運転手の運転の特性の把握と個々に応じた適切な指導を行うことができます。また、グラフなどによって時系列にそった運転データを確認することにより、それぞれの運転手の改善度合いや適切なフォローを継続して行うことが可能となります。導入いただいた大規模介護施設様では危険運転を大幅に改善させたことにより、送迎サービスに対して施設利用者様の満足度が向上するなどの効果が得られています。
引き続き高付加価値通信デバイスとソフトウェアの融合により自動車テレマティクスソリューションをはじめ様々なM2M/IoTソリューションの提供を行ってまいります。
イーフロンティアはCG制作用ソフトウエアやAI将棋など一般向けソフトウエアライセンスの販売を行っており、特にメールマガジン購読会員数約50万人に対しライセンスのダウンロード販売を強化しております。
CG制作用のソフトウエアなどクリエイティブ分野は、コンテンツの販売も強化していく準備をしています。具体的には、ゲームや映像など制作者が簡単に利用できるポリゴンデータ素材集の販売やCG作家と共同でデジタル書籍の制作も準備しています。
さらに今後プログラミング、コンテンツ制作などに必要なeラーニング用のコンテンツ販売を増強していく方針で、アイスタディのライセンスの販売などを強化していきます。
この結果、ネクスにおける大口顧客の受注の減少等のため、当第3四半期連結累計期間の売上高は、628百万円(前年同期比37.4%減)となりましたが、コストダウンによりセグメント損失は1百万円(前年同期はセグメント損失489百万円)となりました。
③ フィンテックシステム開発事業
株式会社ケア・ダイナミクス(以下、「ケア・ダイナミクス」といいます。)では、介護事業者向けASPシステムの提供を行い、既に400以上の介護施設にシステムの導入実績がありますが、前年度より介護ロボットの導入支援や介護ICTの提供などのサービスを開始し「総合介護事業支援企業」として展開をしております。
介護事業者支援サービスとして、様々な介護ロボットの販売代理や、マンガを使った法人案内リーフレット、広告作成サービスの提供を行っております。また、前述した介護送迎車用のOBDⅡソリューション「ドライブケア」の導入先施設での見学会を継続開催し、無料トライアルを行っております。
また、介護施設の電気代削減を支援するための電力会社見直し及び、切り替えサポートサービスの他、新たに節水システム紹介サービスを開始いたしました。
カイカの金融機関向けシステム開発分野においては、保険会社向け業務システムの開発案件やクレジット業務システムの開発案件の新規受注を獲得いたしました。非金融向けシステム開発分野においては、特に基盤・インフラ系の技術力の強化に注力し、グループ会社とコラボレーションした営業活動を展開など新規顧客の獲得に努めました。フィンテック関連分野においては、ブロックチェーン実証実験サポートの案件の他、勤怠管理にブロックチェーン技術を適用したシステム「ブロックログ」の開発、ビットコイン決済にかかる開発、AI株価予想システムの開発等を手掛けました。カイカは、仮想通貨に関わるあらゆるシステム開発のインテグレーターとして更なる発展を目指してまいります。
株式会社ネクス・ソリューションズでは、既存顧客からの都市銀行や大手自動車関連会社のシステム開発、大手ガス会社のシステム開発、大手陶器製造会社の人事・給与・生産管理システム開発などを中心に安定した受注ができております。グループ会社との連携といたしましては、親会社である当社に提供している、無料スマートフォンアプリ「FISCO (FISCOアプリ)」及びPCブラウザ版「FISCO(FISCOウェブ)」の、検索の高速化やお気に入り連携、アラート機能などの機能追加を行ったバージョンアップ版を随時リリースするなどサービス向上に引き続き努めております。この他、仮想通貨の価格情報や仮想通貨の関連ニュースを配信するアプリ「仮想通貨ナビ」の提供をし、学生の就活向けのアプリ(就活アプリ)を近々提供予定です。
この結果、カイカが連結から除外され持分法適用関連会社となったことが主因で、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,947百万円(前年同期比50.2%減)、営業損失は20百万円(前年同期は営業損失24百万円)となりました。
④ インターネット旅行事業
イー・旅ネット・ドット・コム株式会社及びその子会社では、旅行商材が氾濫する中、多様化・高度化する消費者ニーズに対応できるサービスとして、お客様から満足度の高いコメントを多数いただいております。
ここ数年継続中の「トラベルコンシェルジュ」が中心となり企画した「こだわる人の旅」では、毎月新しい「こだわりの旅」を発表しており、7月には民宿や温泉に泊まる「新しい台湾の楽しみ方」を、8月には絶景のカナダ大陸横断鉄道を使い陸路で大陸を横断する「鉄道で旅するカナダ」をリリースいたしました。これからも継続してこだわりの旅をご案内してまいります。
株式会社グロリアツアーズ(以下、「グロリアツアーズ」といいます。)は、障がい者スポーツの選手団派遣や国際大会関連の渡航を中心に取り扱っております。障がい者スポーツは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて年々関心が高まっており、今後も一層力を入れてまいります。その取組みの一環として、パラアスリート協会及び株式会社実業之日本社(以下、「実業之日本社」といいます。)の協力のもと、パラスポーツ専門誌の「パラスポーツマガジン」を7月27日に創刊いたしました。
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「パラスポーツマガジン」実業之日本社 発行こだわる人の旅「新しい台湾の楽しみ方」と「鉄道で旅するカナダ」

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,615百万円(前年同期比45.3%増)となりましたが、グロリアツアーズにおいて9月、10月を想定していた大型案件が12月に延期されたこと等により、営業損失は5百万円(前年同期は営業利益8百万円)となりました。
⑤ 広告代理業
広告代理業における当第3四半期連結累計期間の売上高は110百万円(前年同期比55.7%減)と大幅に減少いたしました。これは、主に第1四半期連結会計期間において株式会社フィスコダイヤモンドエージェンシーにおいて大型案件の契約が解約されたことによるものであります。セグメント利益は1百万円(前年同期はセグメント損失34百万円)となりました。
⑥ ブランドリテールプラットフォーム事業
チチカカでは、不採算店舗の閉店を順次進めており、2016年10月末時点の111店舗から9ヶ月間で16店舗を閉店し、2017年7月末時点で95店舗体制となっております。不採算店舗の閉店や人員体制の見直しなどによる構造改革を進めてきた結果、当第3四半期も営業黒字の結果となりました。
今期からのグループ連携の一環としまして、2017年8月に実業之日本社が発行するファミリーキャンプ・アウトドアファンの人気情報誌「GARVY」主催のキャンプ企画へ参加し、アウトドアファン層へのブランド認知拡大を図りました。
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2017年9月1日発行 繊研新聞第1面掲載ワークショップで作成したタイダイ(絞り染め)Tシャツ
を着用しての集合写真

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,432百万円、営業利益は58百万円となりました。
⑦ コンサルティング事業
コンサルティング事業におきましては、株式会社バーサタイル(以下、「バーサタイル」といいます。)のコンサルティング業務が中心となっております。同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は18百万円(前年同期比31.8%減)となり、セグメント損失は52百万円(前年同期は11百万円のセグメント損失)となりました。これは、主にバーサタイルのコンサルティング業務におけるアドバイザリー契約の終了によるものであります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度に比して764百万円減少し、14,680百万円となりました。これは主に、ネクスグループのカイカ株売却などにより現金及び預金が1,759百万円増加し、カイカを持分法適用したことなどにより投資有価証券が3,059百万円増加したものの、同様の理由により、受取手形及び売掛金が1,003百万円減少し、のれんが4,961百万円減少したことなどが原因です。
負債につきましては、前連結会計年度に比して2,301百万円減少し、8,708百万円となりました。これは主に、有利子負債の返済によるもので、1年内返済予定の長期借入金が1,027百万円減少し、長期借入金が1,075百万円減少したことなどが原因です。
純資産につきましては、前連結会計年度に比して1,536百万円増加し、5,971百万円となりました。これは主としてネクスグループによるカイカ株式の売却等により利益剰余金が644百万円増加し、これに伴い非支配株主持分が939百万円増加(主にネクスグループ)したことなどが原因です。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、受託開発も含め56百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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