有価証券報告書-第26期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/24 15:17
【資料】
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【項目】
140項目
(重要な会計上の見積り)
財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っております。会計上の見積りの結果は、実際の結果とは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した事業年度と将来の事業年度において認識されます。翌事業年度において資産や負債の帳簿価額に重要な修正を加えることにつながる重要なリスクを伴う見積り及びその基礎となる仮定は以下のとおりであります。
(関係会社株式(株式会社IRIAM)の評価)
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
前事業年度
(2023年3月31日)
当事業年度
(2024年3月31日)
関係会社株式74,104百万円55,112百万円
うち、株式会社IRIAMの株式12,650百万円2,859百万円

(2)その他見積りの内容に関する理解に資する情報
①算出方法
関係会社株式は取得価額をもって貸借対照表価額とし、当該株式の財政状態の悪化により、実質価額が著しく低下した場合には減損処理を行っております。
株式会社IRIAMの株式については、同社の超過収益力を反映して1株当たり純資産額に比べて高い価額で取得しているため、超過収益力を反映した実質価額により減損処理の要否の判断を行っております。実質価額に超過収益力を反映するにあたっては、取得時の事業計画の達成可能性や市場環境の変化等を総合的に勘案して超過収益力の減少の有無を判断しております。
なお、当事業年度において、当初想定されていた収益が見込まれなくなったことから、株式会社IRIAMの株式の実質価額が著しく低下したため、9,791百万円の関係会社株式評価損を特別損失に計上しております。
②主要な仮定
超過収益力の減少に基づく実質価額の著しい低下の有無の検討に重要な影響を与える主要な仮定は、将来の事業計画に含まれる売上高に影響を及ぼす利用者数であります。
③翌事業年度の財務諸表に与える影響
主要な仮定である売上高には不確実性があり、市場環境の変化等により、前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、当該株式の減損処理が必要となる可能性があります。
(関係会社株式(株式会社アルム)の評価)
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
前事業年度
(2023年3月31日)
当事業年度
(2024年3月31日)
関係会社株式74,104百万円55,112百万円
うち、株式会社アルムの株式25,318百万円25,323百万円

(2)その他見積りの内容に関する理解に資する情報
①算出方法
関係会社株式は取得価額をもって貸借対照表価額とし、当該株式の財政状態の悪化により、実質価額が著しく低下した場合には減損処理を行っております。
株式会社アルムの株式については、同社の超過収益力を反映して1株当たり純資産額に比べて高い価額で取得しているため、超過収益力を反映した実質価額により減損処理の要否の判断を行っております。実質価額に超過収益力を反映するにあたっては、取得時の事業計画の達成可能性や市場環境の変化等を総合的に勘案して超過収益力の減少の有無を判断しております。
②主要な仮定
超過収益力の減少に基づく実質価額の著しい低下の有無の検討に重要な影響を与える主要な仮定は、将来の事業計画に含まれる売上高の成長見込みであります。
③翌事業年度の財務諸表に与える影響
主要な仮定である売上高には不確実性があり、市場環境の変化等により、前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、当該株式の減損処理が必要となる可能性があります。